2025.04.14
Yahoo検索 VS Google検索【店舗の開業なら塊】

検索エンジンのはなし
こんにちは。
株式会社塊です。
みなさんは普段インターネット検索をする際に、何の検索エンジンを使いますか?
私はiPhoneで検索することが多く、その際にはまず「Safari」アプリを立ち上げます。
Safariとはアップル社が開発したウェブブラウザで、これはGoogle検索エンジンをデフォルトに設定しています。
特に変更などしていないため、何か検索するときはGoogleで検索することになります。
会社のPCはGoogle Chromeをデフォルトに設定しているので、公私ともにGoogle検索がメインになっています。
みなさんはいかがでしょうか。
Microsoft BingはWindows PCの初期デフォルトに設定されていることも多いですし、Yahoo検索を利用するという方もいるかもしれません。
2024年の日本国内における検索エンジンシェア率は1位がGoogle、2位がYahoo、3位がBingという結果になりました(Search Engine Market Share Japanによる)。
ただ、YahooとBingの差はあまり見られず、Bingがここ数年でぐっと上がってきました。
とはいってもGoogleが全体の8割を占めるので、一強と言っても過言ではありません。
ウェブマーケティングを行う際によく聞く、SEO対策やMEO対策なども「Google検索」における対策のことです。
お店の告知や周知をしようと思ったら、とりあえずGoogle検索上での対策をすればいいと思って間違いありません。
しかし、例えば、2番手につけるYahoo検索には強い分野があることをご存じでしょうか。
Yahoo検索って実際どうなの?
Yahooはもともと、1994年にアメリカで生まれたインターネット関連のサービスを提供する会社です。
その2年後の1996年には、日本のソフトバンクと共に合弁会社「ヤフー株式会社」を設立しました。
その後米国Yahooは清算されることになりますが、日本ではヤフー株式会社が残ることとなりました。
そして2023年にはLINE株式会社と統合し「LINEヤフー株式会社」と成長していったのです。
Googleに比べて利用者数は少ないですが、Yahoo検索エンジンには以下のような特徴があります。
①ボリューム層が40-60代
Googleのボリューム層が10-20代なので、Yahooのユーザーは比較的年齢層が高めです。
②デスクトップからの利用が多い
Googleは圧倒的にモバイルデバイスからの利用が多いのですが、Yahooはデスクトップからの利用数もそれなりに多いことが分かっています。
③プライベートでの利用が多い
Googleはビジネスでの利用が多いのに比べ、Yahooはプライベート利用が多いようです。
デフォルトや推奨検索エンジンにGoogleを選択している企業が多いため、ビジネスの利用割合が高くなっています。
プライベートにおいては検索エンジンを自由に選択することが出来るので、必然的に他の検索エンジンはプライベート利用の割合がGoogleよりも増えるのでしょう。
まとめ
実際にYahoo検索 VS Google検索と考えると、圧倒的な利用者数の差でGoogleに軍配が上がるでしょう。
しかし、もしあなたの顧客層が40代以上の高年齢層ならば、GoogleだけでなくYahoo検索エンジンのSEO対策も行ってみてもいいかもしれません。
また、プライベートでの検索はYahooでするという一定の声もあるので、
洋服や趣味の商品など嗜好品販売をする小売店や、個人経営の小さい飲食店などをする方も考えてみてもいいでしょう。
さらに、Yahooにはローカル情報や時事性の高いニュースが上位表示されるという法則もあります。
地域に根差した事業を行う場合も、うまくYahoo検索エンジンを利用してみて下さい。
検索エンジンのユーザー特性を理解して、それぞれに合ったウェブマーケティングを考えると、より効果的なアプローチが出来るでしょう。
まずは自分のお店の顧客の年齢層や性別、職業帯などをよく考えることから始めてみて下さい。