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PDCAサイクルを活用しよう【店舗の開業なら塊】
PDCAサイクルとは こんにちは。 株式会社塊です。 PDCAサイクルという言葉を聞いたことはありますか? 最近では教育現場などでも使うようになったので、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。 PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(行動)、Check(評価)、Action(改善行動)という頭文字を取ったもので、 行動計画の指針を指します。 簡単な例を出して説明してみます。 まず、目標をたてます。 ここでは身近な話題のダイエットにしてみます。 目標として、5㎏の減量を打ち出しました。 その目標を達成するためのPlan(計画)を考えます。 ・朝ごはんをパンからバナナなどフルーツに変える ・夜の炭水化物は普段の8割程度に留める ・週に2回はウォーキングにいく ・会食後の次の日のランチはサラダにする ・飲酒回数を減らす ・毎日体重計に乗る など、具体的に実行できるレベルで考えていきましょう。 次にDo(行動)です。 実際に行動に移してみましょう。 今は昼の時間帯なので、今日の夕方にウォーキングに行ってみる、夜ご飯のお米を減らす、 入浴前に体重計に乗るなど すぐに実行に移します! 行動はしばらく続けてみます。 この期間は自分で決めて構いません。期間を区切ることで、モチベーションを保つことにも繋がります。 今回は3ヶ月続けることにしてみましょう。 3ヶ月後、Check(評価)を行います。 体重計に乗りましょう。結果はどうですか? 体重の増減はどのようになりましたか。減っていたとしたらとりあえず成功ですが、 それは目標とどれくらい乖離していますか。 体に起きた変化はどのようでしょうか。 どの行動が効果が観測でき、どの行動が意味がありませんでしたか。 このように評価が出来たら、それを基にAction(改善行動)を行います。 ウォーキングは自分には向いておらず、なかなか実行できなかったならば、 ストレッチやヨガ、筋トレ、ダンス、ジムに通うなど他の運動方法を考えます。 夜ご飯が外食続きでそれを断ることが難しいならば、 夜ご飯の炭水化物量や全体量を減らす代わりに、ランチの全体量を減らす、炭水化物量を半分にするなど 改善できるよう行動を調整していきます。 そしてそのように改善した行動をまた3ヶ月間試してみましょう。 つまりD→C→Aとこのあと続いていくわけですね。 このように、目標を達成するまでPDCAサイクルをまわすことで、目標に近づくことが可能です。 一見当たり前のように聞こえるこのサイクルですが、意外と皆さん出来ていないです。 特に「評価」が漏れている人が圧倒的に多いです。 きちんとした評価をしていないため、 効果が実はないようなことをむやみに長期間続けてしまったり、改善ができていなかったりします。 店舗経営にPDCAサイクルを活かそう PDCAサイクルは日常生活の些細な目標から、店舗経営にまで活かすことができます。 店舗経営の際にもPDCAサイクルを活用してみましょう! 例えば、カフェで1か月の売上目標をたててみます。 Plan:1日の客数は15席満席×4回転=60人、単価1000円×60人=60,000円の売上金額 1か月の売上目標6万円×営業日数26日=156万円、原価率30%によって利益は109万円 この目標に到達するには、どのような行動計画を立てるべきか。 ●席の制限時間を設ける ●単価をあげるためにセットメニューを考案する ●単価を上げるためにランチメニューに力を入れる ●内装を変える ●SNSで毎日発信する ●イベントを企画する ●営業時間帯をずらす ●目玉商品をつくる ●新メニュー開発をする ●コンピューターで商品ごとの売り上げを管理する ●仕入れを見直す などなど… 売上と粗利益だけの目標だけでなく、純利益目標もたてるならば、 スタッフや給料に関することも行動指針を立てなければなりません。 Do:上で立てたプランを実行します。 まずはすぐに出来るようなところから取り入れましょう。 1ヶ月ではなかなか変化が実感できないと思いますので、数ヶ月~1年ほど継続してみるのが良いです。 Check:計画をどれほど実行できたか確認しましょう。 また、売上や利益、客数や単価などの目標と実際の差はどれほどなのかそれぞれチェックします。 お客さんにアンケートを取り、どこでお店を知り来店に繋がったのかなどがチェックできると尚良いです。 その際にはアンケート回答の御礼にサービス品をつけたり、クーポン券をつけたりするといいでしょう。 ここで良かった点や効果があった行動、意味がなかった行動、問題点などを洗い出します。 Action:目標と同程度ないし高い数値が出せたならば、目標の数値を上方修正して 単価や客数をもっと増やし、原価率をもっと下げる方法を考えてみましょう。 目標に到達しなければ、効果がある方法を残して効果がない方法はやめるまたは改善して、 さらに新たなマーケティング方法も考えてみましょう。 場合によっては、目標数値が無謀になっている可能性もあります。 その場合は数値目標から見直しましょう。 そして改善した内容で再び計画目標、行動目標を立て実行していきます。 そうしてずっとPDCAサイクルをまわしていきましょう。 これは新メニュー開発時の販売目標や、人材獲得時の人数目標、 ダイナミックプライシングなどの各種仕様変更、サービスについてなど あらゆることに応用することが出来ます。 出来れば、それぞれのPDCAサイクルをつくり、実行していくと細かいとこまで見落としがありません。 経営をしているとどうしてもマクロで全体を判断しがちです。 さらに、自分がお店に立つ場合は特に、数字ではなく肌感覚で商売をしてしまう人が多い傾向にあります。 自分が「いい」と思っている営業方法で運営するわけですから、改善するというのもなかなか難しいのです。 しかし、PDCAサイクルを意識し、 特に「評価」「改善」の時間をしっかりと取って客観視することで、より良い経営ができるはずです。 ぜひ行ってみて下さいね。
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マーケティングは己の価値観を捨てること【店舗の開業なら塊】
自分は考えるから自分なのである…? こんにちは。 株式会社塊です。 「我思う、ゆえに我在り」 これはかの有名なフランスの哲学者デカルトの言葉です。 私は思考する能力足りえるから、自分として存在できる。なので思考しない人はそこに存在しないのと同じだ。 という誤った解釈がされがちですが、 この言葉の真の意味は以下のようです。 世の中のすべての事象、いま生きているこの瞬間まで全てがここに存在するものなのかと懐疑的になったとします。 手に持っている携帯、持っているという感覚、道に割いている野花、右手に見える小売店、 今すれ違った人、脚を動かし歩こうとする意志… そのすべてが本当に「ある」ものなのかどうか疑問に思ったとき、 それらがあるかないかを答えることは実際にはできません。 そこに存在することを証明は出来ないのです。やりようがありません。 しかし、それらを「疑う自分の存在」がいることは否定出来ません。 そのように何かを思考している自分を否定することは不可能です。 「私はいま思考をしていないのではないか?」←これも思考です。 なので、今この瞬間思考しているという事実は何があっても覆らない訳です。 その思考を生み出しているのは誰でしょうか。 紛れもないあなたですよね。 つまり、思考しているあなたの存在も否定することは出来ないのです。 そのようにしてデカルトは、自分という存在が実際にここにあることを証明しました。 そんな自分の存在を証明してくれる「思考」ですが、 これは人の数だけ色があります。 1人として全く同じ思考をする人はいませんし、その人自身の思考も経験や知識を得ることによって思考は絶えず変化していきます。 同じ事象を経験したとしても全く同じ思考になる人はいませんしね。 しかし、ある程度方向性が同じに傾くことはあります。 同じ国の同じ時代、同じような生活レベルの集団に囲まれて自己が形成されると、 ある程度思考や価値観が似通ります。 そうなると、それが普遍で当たり前の事実・事象であると勘違いします。 よく、「”普通”は分かるでしょ。」 「”普通”はこう考えると思います。」 など”普通”という言葉を用いますが、その”普通”とは自分の価値観や思考が介在している偏ったものであるということを理解しなければなりません。 マーケティングに自分の”普通”を適用してはいけない さて、マーケティングの話をしたいと思います。 マーケティング、つまり売るための仕組みづくりですが、ここに自分の価値間を用いてしまうと上手くいきません。 例えば、先日Xでこんな投稿を見かけました。 「以前はここのお花屋さんで購入していたが、ここの御曹司とその奥さんの華やかな生活をSNSで見て、もう足を運ぶことがなくなった」 この感覚は私には全くない感覚だったので、この投稿を見てそのように感じる人もいるのかと思いました。 これについていた引用やリプライには 「確かに、私は〇〇の健康食品を長らく買っていたんだけど、そこの社長が外車に乗ってブランドのバッグを持っている様子を投稿しているのを見て、購入をやめた」 「△△のアパレルブランドはデザインが好きでよく購入してた、けどそこの社長と社員が豪華な旅行に行っている様子を動画で上げているのをみて、もう買うのをやめました」 など、共感の声もあれば、 「そんな考え貧乏人根性すぎる」 「オーナーや社長が貧しそうな生活を載せていればいいんですか?その感覚が分からない」 「全く考えたこともなかった。そんな風に思う人もいるんだなあ。」 などと批判するような声もありました。 どちらが多数派なのか計ることは実際には不可能なので、どちらが”普通”=”大多数”かは言うことができません。 そして、どちらも批判されるべき考えではありません。 どんな考えであっても、その思考を持つことを否定されるべきではありませんし、 相手を自分の価値観や思考に同調させようとするのは間違っています。 さて、マーケティングの話に戻しましょう。 この例でいうと、小売りの顧客の中にはこのように、 自分が購入することによって、お店やそのオーナーが潤う様子を見ることを厭う人がいる事実が分かりました。 これはよく考えると、突拍子もないような感情ではないのです。 例えば、コンビニでおにぎりを買うときにあなたは何を考えますか? 支払ったその代金150円というのはおにぎりの対価として考えるはずです。 ですが、実際には原価は100円で50円はお店の利益だったりします。 普段、モノに支払うときにそのようにお店の利益を考えることは少ないですよね。 しかし、そのお店がとっているであろう利益を否定する気持ちはないはずですし、ぼんやりと頭の片隅にはその存在もあるはずです。 では、これが50円だと許容できるかもしれませんが、それが140円の利益だったらどうでしょうか。 原価10円、利益は140円。これは暴利に感じますし、嫌な気持ちになる人が出てきてもおかしくありません。 そしてもう買わないという選択をしたとしても自然です。 しかし実際には、原価がいくらか知ることが出来ないので、このようなことは起きないでしょう。 では、オーナーや社長が華やかな生活を送る様子を発信していたらどうでしょうか。 原価が低いのでは?暴利をむさぼっているのでは? 本当に自分が購入したモノに自分が払っただけの価値があったのか…? という想像が可能になってしまいますよね。 消費者にはこのようなことが起因となって活動が阻害されるという可能性を認識しなければならないのです。 それは自分の”普通”ではないから、世間一般の”常識”とはかけ離れているからなどは それを認識しない理由にはなりません。 まとめ マーケティングの第一歩目は消費者行動を理解すること。 そしてその消費者行動には自分の認識や価値観、常識を当てはめてはいけません。 あらゆる可能性を理解し認識して、分析を行いましょう。 特に想定顧客層の考えを理解することはとても大事です。 自分とは性別も年齢も異なるような消費者が顧客となる場合、 殊更自分のなかの常識は疑って、時には捨てて、相手を理解することがよいマーケティングに繋がっていきます。
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「ありがとう」のチカラ【店舗の開業なら塊】
声掛け実験の結果 こんにちは。 株式会社塊です。 先日、知り合いからこんな面白い話を聞きました。 彼は教育者で、言葉遣いなど相手への伝わり方をとても気を付けています。 そんな折、ある実験を行うことにしたそうです。 まず、3つのパンを用意しました。 コンビニやスーパーなどで簡単に手に入る、画一化されたパンです。 そしてそれぞれ以下のような行動をパンに対して行い、1ヶ月経過を観察しました。 A:暴言を吐く B:ありがとうと感謝の気持ちを伝える C:無視する 温度や日当たり、湿度などの条件を一定にして、かける言葉だけを変えていきます。 では、1ヶ月経ったとき、どのような結果になると思いますか? Aのパンは所々がいたんで腐っていました。 Bのパンはなんとあまり変化が見られず、表面上腐っているような様子もありませんでした。 Cのパンは一番腐敗がすすみ、色も全く変わってしまったようです。 これを聞いた今でも、そこまで劇的な変化があったのかと少し疑う気持ちはありますが、 彼によるとその変化は凄まじいものだったようです。 植物でも試したことがあるらしく、同様の結果でした。 しかし、植物への無視は生命維持に必要な水の少なさが原因かもしれないので、結論付けるのはやめておきます。 意外なのはCが一番ひどい状態になったということ。 なんとなくAの方が影響を受けそうに思いましたが、一番応えるのは「無視されること」のようです。 人間関係と声掛け 調べてみると、IKEAも同様の実験を行っていました。 1か月間褒め続けた植物と、いじめ続けた植物(触れてはいないようです)にどのような差がでたのでしょうか。 どちらがどちらか一目瞭然ですね。 左がいじめた、暴言を吐いた植物で、右が褒め続けた植物です。 生育環境は全く一緒のようですが、ここまで差が出るのはやはり驚きですね。 しかしこの現象は科学的に説明することがとても困難です。 植物には知性や感情が宿るからだという人もいますし、 「水」は言葉の持つエネルギーの影響を受けやすく、植物の中を駆け巡っている水にその声掛けが大きく作用するからだという人もいます。 パンにせよ植物にせよ、声掛けがこのように大きな影響を及ぼすとすれば、 人間への声掛けの影響は言わずもがなですね。 まずはしっかりと挨拶から、出来ればポジティブな声掛けがお互いできるといいですよね。 そしてそんな雰囲気のあるお店や会社はきっとお客さんから見ても素敵なはずです。 まずは今日会った人(お客さん、同僚、店員さん、従業員…)1人でいいので、 褒めることから始めてみませんか。
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店名を決めるとき注意したい5つのこと【店舗の開業なら塊】
店名はどのように決める? こんにちは。 株式会社塊です。 店舗の開業を考える皆さんは、もうすでに店名を考えていらっしゃいますでしょうか。 赤ちゃんの名前を決めるのが生まれてからという人も多い中 店名もゆっくり考えていけばいいと思っていますか? それは間違いです! ビジネスカード作成や看板作成、チラシ作成やSNSアカウントの開設などは開業前に行わなければなりません。 SNSのアカウントなどはまだ工事が始まる前からつくって周知しておいてもいいのです。 最初に決めた名前を変更するというのはあまりよくないので、なるべく早い段階で バッチリと納得のいく名前を考えておきましょう。 と言っても、なかなか難しいのがこの店名決め。 皆さんどのように決めているのでしょうか? 周りの飲食店経営者に聞いてみたところ、以下のような回答が得られました。 ・バーだったので、お酒に関する名前にしたいと思い調べた。 神話やアルコールの名前の由来などいろいろ調べた上で、いまのものがしっくりきた。 ・名前を見ただけで何屋か分かるようにしたかった。 だから最初から料理名+〇〇で考えていて、〇〇は自分の名前になった。 ・オシャレで響きのいい名前にしたかった。 英語表記も出来るような名前にしたかったので、かっこいい英単語などを調べた。 英語だけでなくスペイン語やイタリア語なども調べる中、カッコいいと直感的に思ったため今のものになった。 ・なにこの変な名前、となって調べてくれると良いと思い、とにかく変な名前にした。 また、愛称のように略して呼びやすいような名前にしたかったので、そのようにした。 etc.......... いかがでしょうか。 皆さんそれぞれ思いがあってつけているようです。 中には姓名判断などをしている占いの先生に決めて貰ったという方もいました。 そんな個性が出る店名決めですが、注意しなければいけない点がいくつかありますのでここでご紹介したいと思います。 店名決めの際に気を付けたい5つのこと ①商標登録を調べる 店名の案が思いついたらまず、その名前が商標登録されていないかどうか調べましょう。 もしその名前で商標登録している人がいたとしたら、権利の問題に抵触することがあります。 店名を途中で変更するはめになる可能性もあるので、しっかりと事前に調べておきましょう。 ②近くに同じ名前の店がないか確認する 先日母が寿司屋を予約してくれたのですが、行きたかった名古屋のお店ではなく 一宮の同じ名前のお寿司屋さんを予約していました…。 結局行けず、一宮のお寿司屋さんからはご厚意でキャンセル料はとられませんでしたが、 双方に迷惑をかけてしまうこととなりました。 なかなか名古屋と一宮だったら間違える客も少ないとは思いますが、 なるべく他店と被らない名前をつけましょう。 特に同じ商業圏内には被らせない方がいいです。 ③読めないような店名は避ける 「キラキラネーム」というものが一時期から流行して今も多いそうですが、 どう考えても読めないような名前は至る場面で損してしまいます。 特に店名である場合、見かけて検索しようと思っても読み方が違うためヒットしないとなれば、機会損失に繋がります。 外国語名や当て字も悪くはありませんが、 全く想像できないような名前は避けた方が良いでしょう。 ④誤解を招く店名はやめる 他業種や提供する料理とは異なる料理名の名前を付けるのはやめましょう。 肉〇〇とあったから入店したのに魚料理がメインのお店だった、ではトラブルに繋がる可能性もあります。 また、外国語で全く異なる意味を持つ店名であったり、 あまり使うのが推奨されていない外国語を店名に用いるのはあまりよろしくありません。 近年はインバウンド需要も増えていますので、気を付けたいところです。 ➄~7文字程度におさめる 先ほどの店主のように、略称を用いることが前提で長い名前を付けるのは悪くありませんが なるべくなら記憶に残りやすい~7文字程度の長さにおさめるといいです。 これは出来るなら音数で7音までにまとめるのが理想です。 例えば、大手飲食チェーン店はこの例に洩れません。 ●吉野家 よしのや ●マクドナルド(これはしかし略すのが主流の呼ばれ方ですね) ●大戸屋 おおとや ●ブロンコビリー ●すき家 すきや ●サイゼリヤ ●ロイヤルホスト などなど… どれも3文字~7文字(音数)に収まっています。 まとめ いかがでしたか? お店がある限りずっと付き合っていかなければならないのが店名なので、 折角ならば愛着を持てるような、お客さんにも持ってもらえるような名前をつけてくださいね。
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どこかに特化すれば客はつく?【店舗の開業なら塊】
空間・接客・内容どれか1つを極める こんにちは。 株式会社塊です。 店舗の開業をするとき、完璧なお店を目指すのは当たり前です。 飲食店であればご飯も飲み物も美味しく、接客も完璧で、 居心地の良いオシャレな空間のお店を目指します。 小売店であればコンセプトに沿った内装で陳列も綺麗に、 お客さんに最高のショッピング体験を提供できるような空間が良いですよね。 もちろんすべての要素が100点満点であれば最高ですが、なかなかそのようなお店をつくろうと思っても難しいのが現状です。 ですからおすすめしたいのは1つの要素でもいいので、他店から頭一つ出ること! 1つの要素でも突出していればお客さんはつきます。 昨日仕事後に友達とご飯に行きました。 彼女が行きたいと言って予約してくれた栄にある夜カフェは 駅からは10分ほどで少し距離があり、繁華街からは少し外れていました。 フードメニューはパスタやピザ、サラダなどよくある感じ。 ドリンクも特出として珍しいものはありませんでした。 味もそこそこ、チーズなどはスーパーで揃うような感じでした。 価格帯はアルコールが800円前後、 フードメニューが1000円~1500円くらいで割と一般的な感じです。 ここまで聞くと栄という飲食店激戦区でお客さんがつくのは難しそうですが 昨日は平日の夜にも関わらずなんと2回転していました! これはかなりすごいことだと思います。 なぜこのお店がここまで人気だったのか、それは偏に「内装のよさ」にあります。 全席ソファー席でテラス席もあり、一つ一つの空間が広くとられています。 半個室はカーテンで仕切られ、TVにはローマの休日が流れています。 メニューが見にくいほど薄暗くて、雰囲気が満点でした。 まさにデートに使いたくなる、女子会に使いたくなるお店。 やはりお客さんもカップルや女性同士が多そうでした。 美味しい料理を食べたいと思ったときにここは正直候補には挙がりませんが、 友達や彼氏・彼女とゆっくり過ごしたいときにはまたきっと行くでしょう。 一番極めやすいのが「内装」 正直味も接客も価格も微妙、だけどまた行くオシャレなお店。 味が最高だから、汚い店内も不器量な店主も許せてまた行くお店。 味も内装もそこまでだけど、友達のように親しくなったオーナーが居るからまた行くお店。 上記のようなお店を誰しも一つは知っているのではないでしょうか? このように、何かに特化することでお客さんをつけることができるのです。 しかし、飲食店において味を極めることは大変困難ですし、時間がかかります。 接客も向き不向きがあるでしょう。 小売店もそうです。 商品のセレクトや陳列にはセンスが問われますが、 センスを磨こうと思ってもなかなか難しいです。 そんななか、店舗経営で一番簡単に極めやすいのはずばり「内装」です。 内装を極めるためにはしっかりとお金をかけて、 施工業者とデザイナーまたはコーディネーターの選択が大事になってきます。 店舗開業をしようと考えたときに一番ネックになるのはお金関係のことであり、 それを解決する方法として居抜き物件などが人気になるわけですが、 なるべくならスケルトン(何もない状態の物件)から徹底的に施工することをおすすめします。 インテリアコーディネーターやデザイナーの人に依頼することもおすすめです。 また、そんな理想のインテリアの要望をきちんと把握して施工することのできる業者の選定も大事です。 工務店などはデザインの提案も含め一括でお願いすることもできるので、 信頼できるところであればそれでもいいかもしれません。 お金と時間、正しい人選を行えば必ず他店とは差がつくような内装を叶えることが出来ます。 ぜひ店舗開業の際には考えてみてはいかがでしょうか。
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レバーを下げると水が出る?【店舗の開業なら塊】
お家の水栓蛇口、どうなっていますか? こんにちは。 株式会社塊です。 いま家にいる人は実際に確認を、家にいない人はぜひ思い出してみて欲しいのですが、 洗面所やキッチンなどの水道廻りはレバータイプの水栓でしょうか? それともハンドルタイプでしょうか? レバーはいわゆる上にあげたり下にさげたりすることで水の出し止めを調整するもので、 ハンドルタイプは回すことによって調整するものです。 キッチンや洗面はレバー、お風呂場はハンドルタイプを用いていることが多いかと思います。 ではその水栓蛇口、レバータイプは上にあげると水が出ますか?それとも止まりますか? ハンドルタイプは右に回すと水が出ますか?それとも止まりますか? 意外に思い出せないという方も多いのではないでしょうか。 なぜ簡単に思い出すことが出来ないのか、それは無意識にその動作を行っているからです。 また、その動作を無意識下で楽に行えるようにそれら設備が設計されているからなのです。 一体どういうことなのでしょうか? 「ポピュレーションステレオタイプ」とは ポピュレーションステレオタイプという言葉があります。 直訳で「母集団の決まった行動」となりますが、つまり その集団の多くの人に共通する行動やパターンのことを指します。 例えば、右利きの人は、ドアノブを右手でつかみ右に回すことでドアが開くことを意図します。 ペットボトルの蓋は左に回すことによって開き、右に回すと閉まるというのが無意識下で意図することです。 日本人の集団には右利きが多く、人口の約9割を占めています。 そのため、集団の大多数の人が、上記の行動をとった時に意図したことが起こるのを期待します。 また、これは行動だけでなく色などの感覚的なものも当てはまります。 赤色の蛇口と水色の蛇口があったら、どちらがお湯でしょうか? 赤色の人間マークと青色の人間マークがあったら、どちらが男性だと感じますか? おそらく多くの方が赤色をお湯、青色を男性と答えたはずです。 利き手の話で言うと、日本は世界の傾向と同じく右利き:左利き=9:1なので、 あまり国による違いはありませんが、 色による感じ方は国や地域によって異なります。 例えば先ほどの赤色と青色の人間マーク、よくトイレなどに使われたりしますが、 この色分けの間隔は日本特有のものです。 欧米諸国ではどちらも黒色で表現されており、その胴体の形を▼と▲に分けるなどによって区別をします。 日本の表記も胴体は同じように異なりますが、 もし青色の胴体▲マークと赤色の▼マークが並んでいたとしたら、 間違えてしまう人が多いのではないでしょうか。 このように、ポピュレーションステレオタイプは国や地域によって異なることが分かります。 もし、左利きの人口の方が多いような地域があれば、その地域におけるポピュレーションステレオタイプは ドアは左手でつかみ左に回すようなデザインになっていたり、 ジャムの瓶は右に回すと開くようになっていたりするかもしれません。 このポピュレーションステレオタイプの特徴を持つ設備は特に公共の場で使用されます。 お店をつくる時にも、もしあなたが左利きで使いにくかったとしても意識してみるといいでしょう。 お店に訪れるお客さんの大多数が、気持ちよく使えるように設計した方がおそらく良いからです。