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内装完成後から開業前にすること【店舗の開業なら塊】
内装完成後にチェックしておきたいポイント こんにちは。 株式会社塊です。 弊社は総合建築事業として店舗の新規開業支援をしております。 施工が完了しお引渡しをするのは大体オープンの1か月前ほど。 そのオープン準備期間中に、チェックしたい内装のポイントをご紹介します。 もし不備や使いづらい等問題があれば、遠慮なく施工会社に申し出ましょう。 このタイミングであれば、まだオープン前の修正が間に合うかもしれません! ただし、施工不良により生じた問題ではなく、 例えば破損させてしまった、コンセントを増やしたいなど 自己都合による修正・追加工事である場合、料金が発生しますのでそこは注意してくださいね。 内装完成後、お引き渡し時には工事責任者同伴のもと最終チェックを行います。 まずはこの時に、希望した施工が行われているのかどうか入念にチェックしてください。 ●依頼した通りの家具配置になっているか? ●指示通りのインテリアになっているか? ●コンセント位置や照明位置は正しいか。 ●水道関係に問題はないか。 ●グリストラップ(厨房排水に含まれる生ごみや油脂を分離する装置)を設置している場合、きちんと設置されているか。動作するか。 ●塗装忘れ、塗装ムラ、穴あき、キズなどがないか。 ●ドアや窓の開閉は可能か。障害物はないか。 ●水洗トイレや冷蔵庫、空調などの設備は稼働するか。 開業後に、もっとこういう風にしたいという要望が出てくる場合もあります。 例えば今までにはこのようなご要望がありました。 ◆もっとコンセントを増やしたい ◆スピーカーを設置したい ◆収納スペースをもっと取りたい ◆電気配線を見えないようにしたい ◆コートハンガーのスペースをもう少し取りたい ◆照明の数を増やしたい・減らしたい ◆照明を昼白色から電球色に変えたい ◆客席に使用しているタイルを厨房にも貼りたい などなど… このような開業後の「もっとこうすれば・ああすれば…」という意見を知っておくことで、 最初の段階で、上記のようなことを考慮しながらの内装工事依頼が可能です。 「収納スペースに余裕を持っておけばよかった」というのは、 ほとんどの飲食店が感じていることのようなので、 収納スペースは広くとることをおすすめします。 まとめ 内装工事は、一度始まってしまうと途中での修正が難しい場合があります。 また、施工内容によっては追加工事が出来ないこともあります。 そして一般的に追加工事は高額になりがちです。 なぜなら、施工段階では簡単にできるような作業であっても、 完成後に行うと手間と時間がかかることが多いからです。 例えば、まだ床材を貼る前なら、簡単に電気配線を床下に埋め込んで隠すことが可能ですが 床材を貼った後ですと、床材をはがす作業に加えて床材を貼り直す作業などが必要になります。 その分の時間と手間、材料費がかかってしまうことが理解いただけるでしょうか。 このような事態を避けるために、 施工前にしっかりと要望を伝え、こまめに現場に足を運んで進捗状況をチェックしましょう。 変更点がでたら早めに施工会社へ連絡を。早ければ早いほど良いです! また、トラブルを避けるために、追加や修正工事の金額確認は事前にしっかりと行ってくださいね。 その工事に伴う期間やスケジュールも確認しておきましょう。 快適で理想的な店舗で営業を行うためにも、下準備をしっかり丁寧に行ってみてくださいね。
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調理器具だけじゃない!飲食店に必要な備品【店舗の開業なら塊】
飲食店に必要な備品 こんにちは。 株式会社塊です。 飲食店の開業にはどのようなモノが必要だと思いますか? フライパンや菜箸、フライ返し、おたま、鍋、ざる、ボウルなどの調理器具から 冷蔵庫、空調器具、製氷機、オーブン、電子レンジなどの大・中型設備、 お皿やグラス、マグカップ、フォークやナイフなどのカトラリー、ナプキンなどのテーブル備品 その他にも ほうき、ちりとり、掃除機、雑巾、洗剤などの清掃用品や テーブルクロスやカーテン、カーペット、クッションカバーなどの織物家具 トイレットペーパー、ティッシュ、ごみ袋、ボールペン、綿棒やつまようじなどのトイレ設置品 塩、胡椒、油、スパイスなどの調味料 上記はまだまだ一部ですが、本当に様々な設備・備品が必要になります。 これは開業してから揃えればいいモノたちではなく、全てがオープン時には完璧に揃っていなければなりません。 トイレットペーパーを切らした飲食店、有り得ないですよね? カトラリーの数が足りず、お客さんにスプーンやフォークが提供できないなんてことも起こってはなりません。 場合によってはお子さん用のお皿やカトラリーも揃えましょう。 調味料が揃っておらず、料理が提供できないなんてことも考えられません。 とにかく、開業前には必要な備品を全て完璧に揃える必要があります。 必要な備品を完璧に揃えるには 人間ですから、もちろん足りなかった、見落としていた、忘れていたなどで 備品不足は起こり得ます。 そんな問題を少しでも減らすためには事前の準備が必要になってきます。 以下に飲食店にて備品を揃える手順を記します。 ①必要だと思われる備品を全て書き出す ②書き出した備品を清掃用品・調理用品・トイレ用品などカテゴリー別に分類する ③それぞれ品物ごとに必要数量を記載する ④使用頻度ごとにA~Cでその備品を評価する ➄スタッフ全員で共有する ⑥1日の終わりに備品数をチェック、足りないものを書き出す(報告する) ⑦これらチェックリストの更新を数か月ごとに行う このような手順で必要な備品を完璧に揃えましょう。 以外に盲点なのが、傘立てやトイレの芳香剤など。 最終チェックとして同じ業種のお店に行ってみて、 どのような備品が設置されているのか確認することをおすすめします。 入り口には何がありますか? テーブルの上には何が設置されているでしょうか。 トイレにはどのような備品が置かれていましたか。 また、開業前のプレオープンなどを開催するというのも手です。 本オープン時と同じように営業することで、 足りない備品、実は使用頻度が高い備品に気付くことができます。 準備はしっかり整えて、オープンに臨んでくださいね!
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安物買いは銭失いなのか【店舗の開業なら塊】
100均とメーカー品の製品の差は? こんにちは。 株式会社塊です。 皆さん100円ショップにはどの程度行きますか? あるとついつい寄ってしまい、値段が安価なので要らないものまで買ってしまう… 他ではないような便利グッズが手に入ったりもしますよね。 私が大学生時に1人暮らしをしていた時は、包丁などの調理器具やお皿、 クッションカバーからなにから全てダイソーでそろえた記憶があります。 よく「安物買いの銭失い」と聞きます。 これには2つの意味があると考えられます。 1つは安いからと言って本当はそこまで必要ではないものまで買ってしまい、 お金を浪費すること。 もう1つには、安い製品のものよりしっかりしたメーカー品などの高い製品を買った方が 長い目で見るとお得になるので、結局は損をしているということ。 どちらにしても安物買いの銭失いにはなりたくないものですが、 果たして安価なものは本当に「銭失い」なのでしょうか。 先述した、「安物買いの銭失い」の前者の意味で言うと、 必要のないものまで購入するというのは確実に銭を失っています。 ですから、こちらは控えた方がいいのは間違いないでしょう。 しかし、後者の意味を考えた時、著名なメーカーの品を購入することは 果たして本当にお金を節約していることになるのでしょうか? そこで、こんな記事見つけました。 アルカリ乾電池をメーカー品(Panasonic)と100円ショップの品(DAISO)で比較し、 その容量や保存期間の差を比べたというのです。 ダイソーのアルカリ電池1本22円に対して、パナソニックのアルカリ電池は1本75円です。 その差約3.4倍ですが、やはりメーカー品の方がそれに見合う価値があるのでしょうか? 結果から先にお伝えすると、どちらの乾電池にも容量の差はほぼなかったのです! しかし保存可能期間がパナソニックは10年、ダイソーは7年とそこには差が見受けられました。 一概に安かろう悪かろうではなく、安物買いの銭失いにもならないということが分かりました。 アルカリ乾電池で言うとこのような結果になりましたが、 例えばプラスチック製のお皿で比べた時、こちらは私自身の体感になりますが、 ダイソーのプラスチック皿は1~2回油の多い料理を置いたら色が移ってしまい、 白色だったお皿がすぐに黄色に変色してしまった一方で、 無印良品で買ったプラスチック皿は今でも現役だったりします。 また「照明」でいうと電球は安価ですが、LEDライトの方が長い目で見るとお得です。 上記のような例もあるので、一概に安いものを選んでおけばいいとは言えないですが、 本当に安物買いは銭失いなのかということには疑問が残ります。 店舗が「銭失い」にならないために 昨日のブログにも取り上げましたが、6月からの電気・ガスの補助金終了や 物価高がとまらないという現状の中、お店は節約を意識せざるを得ません。 店舗を構成する備品は様々ありますよね。 トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、ナプキン、 テーブルクロス、テーブル、椅子、調理器具、棚、食器、コンセントケーブル、 リモコンに使用される乾電池、リチウム電池、電球(LED)、ユニフォーム 冷蔵庫、冷凍庫、コンロ、トイレ、空調設備… このような備品・設備ひとつひとつに安価なもの、メーカー品の高価なものが存在します。 これらすべてを比較実験するというのは難しいです。 また、メーカー品には保証期間が長くついているものもありますので、 もしその性能に差がなかったとしても一概に徳であるとは言えないこともあります。 しかし、技術の進歩発展が目覚ましい今、安価なものを使用したからと言って 明らかに損失になることは少ないように思います。 どちらのメリット、デメリットも考えながら 出来るだけ固定費は抑えて、安いものも上手く活用しましょう。
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美容院代、節約する人が8割【店舗の開業なら塊】
物価高による弊害が美容院にも こんにちは。 株式会社塊です。 みなさんは、月どれくらいの頻度で美容院に通いますか? 女性だと月1回、男性ですと月2回ほどでしょうか。 なんとなくこれくらいの頻度が平均値な気がします。 やはりショートヘアーの方がそのスタイルを保つのは難しく、頻回に通わなければなりません。 弊社の名古屋本社は平針にあるのですが、 お隣さんが美容院です。 そのため、私はよく昼休憩の間に前髪を切りに行ったりしています。 代表も、途中で仕事を抜けて髪を切りに行くこともしばしば。 このように私たちはその立地もあって、多いと月に2~3回切りに行っているのですが、 いま世の中の流れは「美容院代節約」に傾いているようです。 美容室の口コミサイトを運営している株式会社ノーマリズムの調査によると、 Q、現在あなたは美容院代を節約していますか? という質問に対して、 A、節約している 82% 節約していない 18% という回答結果になったそうです。 ※全国の20~50代の男女100名に対して行われた調査 なんと8割を超える人がいま美容院代を節約しているというのです! なぜいまこのように美容院控えが起こっているのでしょうか。 まず、節約している人たちの意見を見てみましょう。 ロングヘアーなのでカット・カラーに倍以上の価格がかかってしまうから。 毎月の固定費や雑費と現在の給与が見合っていないため。 昨今の様々な値上げにより、美容院にまで割くお金がなくなってしまったから。 行きつけの美容院が値上げしてしまったから。 貯蓄のため わざわざ美容院でカラーしなくても、市販のカラー剤のクオリティが高いため。 収入が減り、余裕がなくなったため。 様々な意見がありますが、やはり金銭的な問題が大きいようです。 近頃、何もかもが値上げしていますよね。 食品、日用品、嗜好品、賃金、ガソリン、インフラ… 補助金で値上げ率が抑えられているようなものもありますが、 基本的に私たちの生活を構成するほぼすべてが値上がりしたと言ってもいいのではないでしょうか。 このような物品が値上がりすると、それに従ってお店の商品やサービスの値段も上げざるを得ません。 美容院も勿論同じです。 ガス代や電気代が値上げしたため、洗髪に使うお湯や店舗の照明にかかる値段が上がります。 最低賃金の上昇により、人件費が上がります。 シャンプーやリンス、パーマ剤等も値上がりしました。 このような様々な値上げに対策を講じるには、やはりカット料金を上げるしかないのです。 しかし、このような値上げに対応できるほど賃金が上昇していない人が殆どです。 そのため、節約をと考える人が多い訳ですが、 衣食住に関することは中々節約が難しいです。 ではどうするかというと、美容院やエステサロン、その他ぜいたく品や嗜好品など 生きるのに必須ではないものから切られていきます。 そしてこのように美容院に行かないという選択をする人が増えているという訳ですね。 美容院離れ、どう乗り切るのか 「歯医者と美容院はコンビニよりも数が多い」 このようなことを聞いたことがありませんか? これは実際に本当で、日本フランチャイズチェーン協会によると、 全国に美容院数はなんとコンビニの4.5倍! 思っているより美容院の数は多いのです。 実際、弊社から平針駅までにコンビニは1件しかないのですが、 美容院は5件あります。 このように、市場が密状態なので、ライバルも多く差別化がただでさえ難しい美容院なのですが 美容院離れまで起こっているいま、状況には厳しいものがあります。 ではこのような状況をどのように乗り切ればいいのでしょうか。 カットなど施術料金の値上げは仕方がありません。 値上げしても、変わらず通い続けてくれるように、 まずはお客さんとの間に信頼関係を築くことが大事です。 しかしここで注意したいのは、信頼関係を築くのに会話を重視するのはやめてください。 「美容院や洋服屋などで、店員に話しかけられるのが苦痛」 と感じている人たちは一定層います。 信頼関係を築く、ホスピタリティを持ってもてなすというのは、 楽しく会話することではありません。 お客さんが何を求めているかを正確に把握して、その要望に応えることです。 また最近では、 ヘアセット専門店やカラーリング専門店、パーマ専門店など 美容院も専門店化してきています。 カラーリング一つとっても、ハイトーンが得意なお店、 白髪のリタッチなどを専門に行っているお店など、その「ウリ」は多種多様です。 このようにある一つの施術に特化することによって、 高い技術の安定化が狙え、さらに集客もしやすくなります。 個人店では、1000円カットチェーン店のような安価な価格を打ち出すのは難しいので、 他のところで付加価値を高めて、他店との差をつけましょう! 物価高の上昇が収まらない今、何かと不安なことも多いですが、 必ず道筋はあるはずです。 例えば、先日お会いした美容院のオーナーさんは、定休日である月曜日を 知り合いのネイリストに貸し出したそうです。 今後は定休日だけでなく、営業日もネイル施術が受けられるようにして、 髪のカットを行いながら、ネイルも同時にしてもらえるという 「タイパ」つまり時間を有効活用するようなことも考えているそうです。 いろいろと試行錯誤しながら、ご自分に合ったものを選んでいってくださいね。
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電気やガスの補助金が終了します【店舗の開業なら塊】
6月から電気・ガスの補助金が終了 こんにちは。 株式会社塊です。 ロシアによるウクライナ侵攻に端を発する原油高上昇により、 政府は電気代やガス代などのインフラ料金に対して補助を出していました。 しかし、この補助金が5月末で終了し、6月からは大幅な値上げが予想されます。 ある民間シンクタンクによると、この補助金終了によって、 一家庭につき年間負担増は2万2000円程度、 そして再エネ賦課金の増額は1万円程度といわれています。 つまり年間で約3万2000円の負担が増えることになってしまうのです。 近年の日用品・食料品の物価上昇に加え、賃金の上昇は軽微にとどまっています。 今回のインフラ料金の補助金終了はかなりの痛手になると言っても良いでしょう。 今日は雨で、じめじめですね。そろそろ梅雨が始まります。 梅雨が明けたらすぐ本格的な夏が始まるわけですが、 夏の猛暑に伴ってクーラーなどの空調設備を頻繁に使用することになるので、 電気料金は跳ね上がります。 このタイミングでの補助金終了はそういった事情もあり、厳しいものがあります。 しかしもちろん、この補助金終了を嘆いているのは私たちだけではありません。 飲食店をはじめとする店舗にとっても、大打撃です。 一般家庭よりも多くの電気やガスを使用する飲食店においては、見過ごせない事態です。 電気やガス代の節約方法 6月からのインフラ料金値上げの打撃を少しでも軽くするために、 電気やガス代の節約努力が必至になってきます。 実際に行っているお店を例に、具体的に紹介したいと思います。 ●冷蔵商品を陳列する棚に、ビニールシートを設置 ●冷蔵棚の温度を商品の品質が保てる程度に上げる ●お客さんがいない時間帯には空調設備を弱める ●電球からLEDに変更する ●トイレの電気をセンサー式にする ●ずっと付けっぱなしの火を、お客さんが居ないときは弱めにする(ラーメン店等ずっとスープなどに火をかけた状態を保っている店舗において) ●エアコンのフィルターをこまめに清掃する ●照明の数を減らす ●電光看板をやめて旗の設置に変える ●エアコンの設定温度を夏は高め、冬は低めに設定する ●オープンドアだったが、開閉ドアに変更する ●電子レンジで調理できるものがあれば、火ではなくそちらを積極的に使用する ●アイパッド式のオーダーから、お客さん自身の携帯電話で行ってもらうモバイルオーダーに変更する いかがですか? 実際に取り入れている店舗の例をご紹介することで、 より具体的に節約行動のイメージがついたのではないでしょうか。 ひとつひとつの節約効果はそこまで高くありませんが、複数を組み合わせて継続することで、 大きな違いになってきます。 まもなく暑い夏がやってきます。補助金の終了は3日後に迫っています。 今からぜひ、出来る範囲で対策してみてはいかがでしょうか。
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店舗施工時の工事の音を指摘された!どうしたらいい?【店舗の開業なら塊】
店舗の施工工事はお早めに! こんにちは。 株式会社塊です。 もちろん店舗の業種・業態、規模によりますが、 開業の遅くとも3ヶ月くらいには店舗施工を開始しなければなりません。 施工会社によってはこれでも間に合わないこともあります。 しっかり施工期間は確認して、開業に間に合うようにしましょう。 そこから逆算して、1年~6ヶ月程前には施工会社に連絡をとりましょう。 まずは、数社に連絡して施工の内容や期間、金額、相性などを見ます。 相性?と思うかもしれませんが、相性の良くない施工会社・担当者と良いお店はつくれませんからね。 ここも重要な要素になってきます。 数社の施工会社を比較検討し、決定したら、 コンセプトをもとに内装デザインを考えます。 家具や設備の配置を考えます。 そして、色味やインテリアなどを決めていきましょう。 打合せを重ねたうえで、店舗意匠図・設計図を作成します。(ごく小規模の場合や居抜き物件の場合、作成しない場合もあります) この他にもたくさんの準備を進めていかなければなりません。 また、現場を調査して必要な工事を考えたり、工事工程表を作成する期間も考えると、 オープンに完璧に間に合わせるには、早め早めに行動することが重要になってきます。 弊社は短期工期をモットーに施工を行っておりますので、施工期間が最短2ヶ月で可能ですが、(※規模などによって異なります) もちろんこれは施工会社によって大きく異なります。 また、工事というのは実際にやってみないと分からないことが様々あります。 天気の関係で施工できないこともあります。 このように予定していた工期が伸びる可能性も大いにありますので、 依頼した施工会社と工期をしっかり確認しながら、 オープンの1か月前には施工完了することを目標にしましょう。 店舗施工の工事音、周りから指摘されたらどうする? このように準備して、いざ工事開始! となっても、まだまだ問題が起こる可能性があります。 最もよく問題になるのが工事の「騒音」です。 いま現在、兵庫県で居酒屋施工を行っているのですが、 2週間ほど前にこの現場にて騒音の苦情がありました。 雑居ビルの1階の施工をおこなっているのですが、2階の和食居酒屋さんからのクレームで、 「お昼の営業時間帯には工事を中断してほしい」 というものでした。 工事の騒音と言っても、その施工内容によってレベルが違います。 例えば、電気工事や空調工事の騒音はほぼ出ないと言っていいでしょう。 しかし、特にコンクリートを砕く「はつり」工事や電気のこぎりでの作業になると かなりの音がでます。 このように、出店地域にもよるのですが、工事に騒音問題はついて回ります。 もしその騒音を周囲の住宅やお店から指摘されたら、どのような対応をすればいいのでしょうか? 騒音を出す特定建設作業は、騒音規制法による制限がなされています。 まずこの作業は、夜間には行うことが出来ません。 住宅地での作業の場合はさらに厳しく、午前7時から午後7時までの間とされ、 1日10時間を超える作業も認められていません。 また、その時間内であっても、工事の騒音を85デシベル以下に抑えなければなりません。 これも、地域によってこの上限が異なるので、具体的な制限に関しては市役所に確認しましょう。 この規定騒音の大きさの上限を超えての作業は、法律上または政令や条例上違反にあたりますので、 防音シートで覆うなど対応をしなければなりません。 そうでなくとも、今後付き合っていく近隣のお店や住民との関係性を悪くするわけにはいきませんので、 規定範囲内の時間帯や音の大きさだからと言って、強行することはないようにしましょう。 例えば、先ほど書いたように「お昼の時間帯はやめて欲しい」という要望であれば、 具体的に何時までなのかを双方話し合いのうえ決めて、 その時間帯は避けて施工を行いましょう。 こちらが我慢ばかりして工事が進まない、オープン日に間に合わないことになってしまうのは本末転倒ですが、 話し合いや対策を重ねた上で、周囲と良い関係性を保ちつつ店舗施工をすすめていってくださいね。