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飲食店が入るべき保険・保障【店舗の開業なら塊】
お客さんに食中毒が!どう対応する? こんにちは。 株式会社塊です。 店舗の開業には様々なリスクがつきものです。 そのために店舗向けの保険に加入するのをおススメしております。 例えば飲食店。 お客さんに食中毒症状がでてしまいました。 食中毒の主な原因は細菌とウイルスなので、目に見えないものが原因となります。 ですので、どれだけ気を付けて衛生管理を徹底していても「まさか」は起こる可能性があります。 その際にお客さんはお店に対して損害賠償請求をするかもしれません。 この損害賠償に含まれるのは、 医療費や通院費、慰謝料、休業補償(食中毒が原因で仕事を休んだ際の補償)、 そして逸失利益(食中毒にならなければ本来得られていた収入)などです。 結構な高額になることが予想できますよね。 ちなみに過去最高の支払い金額は421,697円だとか。。 もしこのような状況になったら、あなたならどうしますか? 飲食店が入るべき保険4選 ①生産物賠償責任保険(PL保険) これは、製造・販売した商品や仕事の結果が他者を死傷させたり、 他人の物を壊したりした時の損害賠償を補償する保険です。 食中毒の損害賠償はこちらにあたります。 他には、異物混入、アレルギー食材の混入などによる事例にも対応しています。 ②火災保険 火災保険は店舗での火災や風災、水災、落雷、盗難をカバーする保険です。 損壊してしまった設備や什器などを補償します。プランによって内容が変わるので、保障内容はしっかり確認してから契約してくださいね。 飲食店は厨房で火を扱うので、ほかの業種よりも火災リスクが高くなります。 ですから、火災保険への加入は必ず行ってください。 ③施設賠償責任保険 こちらの保険は、店内の設備や内装、従業員に欠陥や不備があって事故が発生し、 お客さんに対して損害賠償責任が発生した際に使う保険です。 例えば、熱い飲み物を誤ってこぼして火傷を負わせてしまった。 料理をこぼしてお客さんの衣類を汚してしまった。 お店の看板が落ちてきて通行人にケガを負わせてしまった。 などの際に使います。 こちらも食中毒と同様、医療費等高額になる可能性があるので 加入をおすすめします。 ④労働保険 労働保険は、労災保険と雇用保険を総称した保険を指します。従業員をひとりでも雇用したら労働保険に加入する義務が生じます。こちらは”義務”になりますので、知らなかったでは済まされません。 例外は雇用保険になります。 パート・アルバイトの場合、雇用保険の加入義務はありません。 ただし、1週間の所定労働時間が20時間以上であること、 31日以上継続して雇用されていることなど、条件を満たしている場合は加入義務が生じます。自分が雇うことになったスタッフがどのような勤務形態なのか、 きちんと確認しながら適切な保険加入を行いましょう。 これら保険加入は開業前にしっかりと契約をしておいてくださいね! リスクというのはいつ訪れるか分からないからリスクなのです。 初日に何か問題が起こらないとも限りません。 ぜひ対策はお早目に行ってくださいね。
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税理士は雇った方が良い?【店舗の開業なら塊】
個人事業主に税理士は必要? こんにちは。 株式会社塊です。 今日は避けては通れない、経理の話です。 弊社は代表が個人事業主の時代からお付き合いしている、 税理士の先生が顧問としてついてくれています。 また、行政書士の先生にも顧問契約をお願いしています。 会社、法人はこのように税理士、弁護士、行政書士、司法書士、社労士、会計士など 行政や経理のプロと顧問契約を結ぶのが普通です。 最低でも税理士の先生は外せません。 顧問契約でなく都度契約をお願いしている会社もありますが、 特に税理士の先生とは顧問契約を結んでいるところが多いのではないでしょうか。 大きい会社になればなるほど内容が複雑になるので、様々な先生と顧問契約を結ぶ傾向にあります。 では、個人事業主はどうなのでしょうか? 個人事業主は年に一度確定申告を行わなければなりません。 確定申告は自分で行うことも可能ですが、 所得計算などにおいて、かなり複雑な計算をしなければなりません。 お店を経営しながら、確定申告の準備も進めるというのは負担が大きいです。 しかし税理士を雇うには少なくない金額がかかりますよね。 個人事業主は税理士を雇うべきなのでしょうか?それとも不要なのでしょうか? 雇った際のメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょう。 税理士を雇う 税理士を雇うと、
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4と9と【店舗の開業なら塊】
今日は4月4日です こんにちは。 株式会社塊です。 本日は4月4日です。 そろそろ来週くらいから新しい生活が始まるという方も多いのではないでしょか。 さて、4月4日です。 なんだかあまりいい印象を受けないですよね。 日本には4(死)と9(苦)を避ける傾向にあります。 駐車場や部屋番号には、今でも4番と9番は使わないという会社、お店も多いです。 結婚式や車のナンバーなど、これらの数字を避けるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 自分が開業すると、周りにも同じような開業者、経営者が増えます。 その人たちと関わってみて驚くことの一つに、 このような縁起や風水、神社への参拝などを大事にしている人が多いというものがあります。 毎月1日は決まった神社へ参拝する人、 会社名を占いの先生に占ってもらい決めた人、 熊手や神棚、その他縁起物などをきちんと奉っている人、 大事な商談の日は赤い下着を身に着ける人、 それぞれの方法がありますが、このような「目に見えないものの力」 を大事にしている人が多いです。 そして、その何か目に見えないものの力に助けられた実感があるという人も結構いるのです。 機会があったら聞いてみると面白いかもしれません。 何も、お店を開業するからといって急に信心深くなりましょう!ということではありません。 しかし経営を行う際にはどんな験でも担ぎたくなるもの。 自分の中の決まった縁起を担ぐ行動は、開業後も変わらず大事にすると良いかもしれません。 特に、この大事な日の前のルーティーン、縁起担ぎはスポーツ選手なども取り入れているような行動です。 「いつもの決まりきった行動を行う」というのは安心感を与えてくれます。 新しいことを始める、でも身体はいつも通りの行動をおこない冷静さを保つというのは 最大限のパフォーマンスを発揮するうえで大事なことですよね。 世界各国の不吉な数字!? 前述の通り日本での不吉な数字=忌数は4と9でした。 世界ではどのような数字が嫌われているのでしょうか? ちょっと調べてみました。 ●中国の忌数 中国の不吉な数字は4と5だそうです。 4は、中華圏でも日本と同様に発音が「死(sì)」に通じるため。 5は「無」の「无(wú)」と発音が通じるからだといわれています。 ●韓国の忌数 韓国の不吉な数字は、日本と同じく4と9だそうです。 4は、その読み方「サ」が「死(サ)」と発音が同じことに由来しています。 9は、10というのキリのよい数字の直前の数字であることから、 縁起が悪い数字とされているそうなのです。 ですから99や999なども同様に忌数とされているようです。 特に19歳、29歳、39歳の9のつく年齢のことを韓国では「アホプス」というそうですが、 この年齢時には結婚を避ける人もいるようです。 ●米国の忌数 米国だけでなくキリスト教圏に言えることですが、13が忌数となっています。 これはイエス・キリストを裏切ったユダが13人目の弟子だったからです。 「13日の金曜日」など映画にもよく登場するのでご存じの方も多そうです。 また、666というのも悪魔の数字と言われています。 アメリカ特有の忌数もあります。 それは191です。 理由としては、191という数字にまつわる飛行機事故が多発しているからのようです。 米デルタ航空では191番を永久欠番にしているそうですよ。 このような忌数や縁起はあくまでもジンクスの域を出ませんが、 なにかしっくりくる行いがあるならば、習慣として取り入れるのは良いと思います。 何より神社などに行くと背筋が伸びるという人もいるはず。 気持ちのリセットという意味でも行うのは良いかもしれませんね。
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BGMの効果③【店舗の開業なら塊】
消費者の気分によって売り上げが変わる? こんにちは。 株式会社塊です。 今日も引き続きBGMの効果について話したいと思います。 皆さんは、失恋した、仕事が上手くいかなかった、家族と喧嘩した… このような悲しい気分の時に買い物したくなるか、 仕事が順調で上手くいっている、友達と一緒にいて楽しい、好きな歌手の曲がたまたま流れた… など楽しい、嬉しい気分の時に買い物したくなるかどちらでしょうか? ついつい通販で買い物をしてしまった…というとき、 それはその前後に何があったのでしょう? 私は数年前、毎日のように通販で買い物をしているときがありました。 何かが家に届くと嬉しくて、新しい商品が家にあるということに満足感を抱いていました。 極論、それらを開封しなくても満足だったのです。 買い物中毒に間違いなくなっていたと思います。 これは振り返ってみると、仕事や人間関係のストレス、 一人の家に帰ることの寂しさなどからくるものでした。 ストレスを買い物で発散するという話をよく聞きます。 ストレス=怒りや悲しみを感じる ということですが、 こういった気分の時に買い物量が増えるという経験をした方も少なくないのではないでしょうか。 ある研究によると、悲しい気分になると、人は浪費しやすい傾向にあると言われています。 ということは、どちらかと言えばお客さんに悲しい気分になってもらった方が売り上げが上がるということです。 だからと言って悲しい気分になってもらう訳にはいかないのですが、 方法として、テンポが遅い音楽かつマイナーコード(大衆に周知されていない音楽)の音楽をBGMとして流すことにより、 お客さんを消費しやすいような気分に近づけることが可能なのです。 どれくらい差が出たかというと、小売店の調査では、 マイナーコードかつテンポの遅いBGMは、メジャーコードかつテンポの速い音楽のBGMに比べて売上に約12%の増加がみられたそうです。 BGMの音量にも気を付けよう BGMの性質によって、消費者行動に影響を与えるということが分かりました。 音の周波数やテンポ、マイナー・メジャー、音楽ジャンルなど、 これらの選択は売り上げに直結してくるので、 自分のお店のコンセプトや雰囲気、理想に合ったものを選択してぜひ活用してみて下さい。 ここで、もう一つ気を付けて欲しいものがあります。 それはBGMの「音量」です。 マスキング(騒音などに音を重ねて打ち消す)効果などを狙おうと思うと、 ある程度音量を大きくしなければいけないのでは? と考える方も多いと思います。 しかし、音量を大きくすると折角の友人や家族、知人との会話が聞こえにくくなってしまいます。 マスキング効果というのは同じ周波数で音を打ち消す、というものなので 同じ音量にする必要は必ずしもありません。 また、BGMの音量が大きいと知覚時間が長くなるという研究結果も示されています。 これは特に女性によくみられる反応のようです。 その理由として、女性の方が聴覚が鋭いことに加え、 被験者が25歳以下の若い男女でしたので、 若い男性の方が若い女性よりも音量が大きい音楽に慣れていることなどが挙げられます。 つまり、特に女性は大きな音量の音楽が流れている場を居心地悪く感じるということですね。 隣の会話は聞こえにくくなるけど、同行者の会話はちゃんと聞きやすく、 かつ居心地よく感じることの出来る音量というのを探ってみて下さい。 プレオープン時に知り合い・友人にフィードバックをもらうというのも良いでしょう。 たかがBGM、されどBGM…… BGMのもつ力は思っているよりも強力です。 売り上げにも関わってくるならば、活用しない手はありません。 ぜひ上手く取り入れてみて下さいね!
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BGMの効果②【店舗の開業なら塊】
BGMにより店舗滞在時間が延びる? 店舗滞在時間=その名の通り店舗に消費者が留まる時間のことを言います。 お店にいる時間が長ければ長いほど、予定していなかった商品まで購入する可能性が高まります。 例えばドン・キホーテ、イケアなどのお店によく見られるレイアウトなのですが、 これらのお店は迷路のように入り組んだ作りをしています。 人間の行動心理などを利用したこれらのレイアウトにより、 そのつもりがなくてもお店全体を見て回ることになり、自ずと滞在時間が増えることになるのです。 このようなお店のレイアウトは滞在時間を延ばす手法の一つですが、 店舗内でBGMを流すことも、同様に滞在時間を延ばす効果が期待できるのです。 だからと言って、ただ音楽が流れていれば良いという訳ではもちろんありません。 では、どのようなBGMが客層心理に訴えかけ、滞在時間を延ばすことが出来るのでしょうか? 音楽のテンポの違いにより変化が あるスーパーマーケットにて、テンポの異なるBGMを流す実験を行ったそうです。 その結果によると、テンポの遅いBGMを流す方が、テンポの速いBGMを流した時よりも お客さんの店舗内での移動速度が17%遅くなり、売上が38%も上昇するという結果となりました。 同様に、レストランでも実験を行いました。 テンポの遅いBGMを流すとお客さんの食事をとる速度が遅くなったそうです。 その速度の低下により、食事量はさほど変わらないものの アルコールなどドリンクを頼む量が増えたため、売上が上昇するという結果になりました。 なぜこのようにテンポの速い遅いにより、行動が遅くなったり滞在時間が延びたりするのでしょうか? この一つの理由として挙げられるのが、 音楽のテンポが時間の知覚に影響を与えるというものです。 諸説ありますが、人間は外的環境において情報が多ければ多いほど、 複雑な刺激があればあるほど、変化が大きければ大きいほど知覚時間が長くなる傾向にあるのだそうです。 知覚時間が長い=時計で1時間を体感で2時間のように感じたりすることです。 つまり知覚時間が長いと短い時間で満足感が得られるため、滞在時間が短くなります。 テンポが遅い音楽というのは情報量が少なく、刺激が少ない音楽です。 そのため知覚時間を短く感じ、滞在時間が長くなるというのがここで考えられている説です。 テンポの遅いBGMを流し、知覚時間を短くさせ、滞在時間を長くしてもらう。 そうしてそれが売り上げアップにつながっていくのです。 ぜひ取り入れてみてくださいね。
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BGMの効果①【店舗の開業なら塊】
音の効果 こんにちは。 株式会社塊です。 今日は昨日に引き続きBGMの話です。 お店のコンセプトに合ったBGMを流すことが大事だとお伝えしましたが、 なぜBGMが必要なのでしょうか? それには「音の効果」に裏打ちされた理由があるのです。 まず、「マスキング効果」というものをご紹介しましょう。 マスキング効果とは、 同じ周波数の音が重なると、一方の音が聞こえにくくなる現象のことです。 例えば、時計の針の音がエアコンの動作音によって聞こえなくなったことはありませんか? 大きな音楽がかかるナイトクラブなどで、友達の声が聞こえにくくなったことはありませんか? このある一方の音を覆う(マスキングする)ことをマスキング効果と言います。 例えば、お店の厨房設備や空調設備の音がうるさい、 人通りや車通りの多い場所にお店があり騒音がよく聞こえる、 といったことがあれば、BGMによってその騒音を覆ってしまいましょう。 また、隣の席の会話を聞こえにくくするということにも役立ちます。 コロナ禍以降、窓やドアを開けて換気を常に行いながら営業する店舗が増えました。窓やドアが開いていると、外部からの音がより入ってきやすくなります。 ぜひこのマスキング効果を上手く活用してみて下さい。 働くスタッフにも効果的? BGMは騒音や人の声を緩和させる、雰囲気を作るということだけでなく、 働くスタッフ、自分にも影響をもたらします。 仕事や勉強の際に音楽をかけることはあまりよくない、と聞いたことはありませんか? これは半分正解で、半分間違いです。 例えば経理やプログラミング、新しいことを覚える、新たなアイディアを生み出すといった作業は 脳に負荷を大きくかけます。 そんな状態で音楽をかけると、それは脳への更なる負荷となってしまいます。 しかし、仕分けや荷物を運ぶ、同じ作業を繰り返すといった 脳の疲労が少ない単純作業中に音楽をかけると、 そのテンポやリズムが作業率向上に一役買ってくれるのです。 お店での接客は、どちらかと言えば後者になります。 ですので、BGMはお客さんだけでなく、 自分含め働くスタッフにとっても良い効果をもたらすかもしれないのです。 ぜひ音の効果を知って、BGMをうまく活用してみて下さいね!