2024.04.06

飲食店が入るべき保険・保障【店舗の開業なら塊】

お客さんに食中毒が!どう対応する?

こんにちは。

株式会社塊です。

店舗の開業には様々なリスクがつきものです。

そのために店舗向けの保険に加入するのをおススメしております。

例えば飲食店。

お客さんに食中毒症状がでてしまいました。

食中毒の主な原因は細菌とウイルスなので、目に見えないものが原因となります。

ですので、どれだけ気を付けて衛生管理を徹底していても「まさか」は起こる可能性があります。

その際にお客さんはお店に対して損害賠償請求をするかもしれません。

この損害賠償に含まれるのは、

医療費や通院費、慰謝料、休業補償(食中毒が原因で仕事を休んだ際の補償)、

そして逸失利益(食中毒にならなければ本来得られていた収入)などです。

結構な高額になることが予想できますよね。

ちなみに過去最高の支払い金額は421,697円だとか。。

もしこのような状況になったら、あなたならどうしますか?

飲食店が入るべき保険4選

①生産物賠償責任保険(PL保険)

これは、製造・販売した商品や仕事の結果が他者を死傷させたり、

他人の物を壊したりした時の損害賠償を補償する保険です。

食中毒の損害賠償はこちらにあたります。

他には、異物混入、アレルギー食材の混入などによる事例にも対応しています。

②火災保険

火災保険は店舗での火災や風災、水災、落雷、盗難をカバーする保険です。

損壊してしまった設備や什器などを補償します。

プランによって内容が変わるので、保障内容はしっかり確認してから契約してくださいね。

飲食店は厨房で火を扱うので、ほかの業種よりも火災リスクが高くなります。

ですから、火災保険への加入は必ず行ってください。

③施設賠償責任保険

こちらの保険は、店内の設備や内装、従業員に欠陥や不備があって事故が発生し、

お客さんに対して損害賠償責任が発生した際に使う保険です。

例えば、熱い飲み物を誤ってこぼして火傷を負わせてしまった。

料理をこぼしてお客さんの衣類を汚してしまった。

お店の看板が落ちてきて通行人にケガを負わせてしまった。

などの際に使います。

こちらも食中毒と同様、医療費等高額になる可能性があるので

加入をおすすめします。

④労働保険

労働保険は、労災保険と雇用保険を総称した保険を指します。

従業員をひとりでも雇用したら労働保険に加入する義務が生じます。

こちらは”義務”になりますので、知らなかったでは済まされません。

例外は雇用保険になります。

パート・アルバイトの場合、雇用保険の加入義務はありません。

ただし、1週間の所定労働時間が20時間以上であること、

31日以上継続して雇用されていることなど、条件を満たしている場合は加入義務が生じます。

自分が雇うことになったスタッフがどのような勤務形態なのか、

きちんと確認しながら適切な保険加入を行いましょう。

 

これら保険加入は開業前にしっかりと契約をしておいてくださいね!

リスクというのはいつ訪れるか分からないからリスクなのです。

初日に何か問題が起こらないとも限りません。

ぜひ対策はお早目に行ってくださいね。


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