2024.10.07
移転・拡大時の懸念【店舗の開業なら塊】
移転・拡大、喜ばしいことですが…
こんにちは。
株式会社塊です。
「事務所を移転しようと思っていて…」
「2店舗目を出そうと思っています」
事務所やお店の移転・拡大は喜ばしいことですよね!
聞いているこちらも嬉しい気持ちになります。
かく言う弊社も実は2月に事務所を移転します。
12月から着工し、2月には完全移行を予定しています。
なんと次の事務所は今の4~5倍ほどの大きさがあります!
場所は瑞穂区になります。
お近くの方は是非お立ち寄りください。
また詳細等お知らせできたらと思います。
事務所移転は急務だったのですが、6月頃から探しはじめ、先月漸く移転先が決まりました。
物件との出会いは本当にタイミングや運としか言いようがないのですが、
それゆえ難航することが多いです。
どれだけネットを見漁り、何件の物件に問い合わせ、内見に行ったことでしょうか。。。
結局は協力会社の方の紹介で移転先の物件が決まりました。
どれだけ余力があり移転・拡大しようと思っても、
それに見合った物件がないと実現できません。
株式会社シンクロ・フードの調査によると、
店舗出店時の悩みの第1位はやはり「物件探し」で67.7%となっています。
次いで「厨房・内装工事(44.3%)」、「開業・運営資金の調達(39.4%)」と続きます。
物件探しは最低半年以上前から行いましょう。
予算、立地条件、大きさ、形態などを事前に決めて探します。
そして良さそうな物件があったら、契約条件や残置物などの確認をしっかり行いましょう。
事業用物件、どのように探す?
事業用物件を探すのにはどのような方法があるのでしょうか。
①オンライン不動産サイト
いわゆるアットホームやホームメイト、goo不動産などのオンラインサイトで探す方法です。
一番手軽に探すことが出来ます。
しかし、オンラインに掲載時には魅力ある物件は借り手が既に決まっていることが多いです。
さらに膨大な数から探すのは中々骨の折れる作業ではあります。
しかし、常にチェックすることで思いがけず良い物件と出会えることもあるでしょう。
②不動産仲介業者
店舗を構えている不動産仲介業者の元へ直接訪れ探してもらいます。
出来れば移転地域のその場所に根差した不動産業者だと尚良いです。
物件数も豊富で、交渉などで融通が利く場合があるからです。
何度か通ったり、お客さんを紹介したりなど関係性を濃くすることで
優先的に物件を紹介してくれるようになりますので意識してみて下さい。
③紹介など
例えば、先日お会いした飲食店のオーナーさんは
通っていたお店のオーナーが店仕舞いをすることを聞き、
そのまま居抜きで借りることを交渉したそうです。
弊社の新事務所も上記にあるように結局は紹介で決まりました。
決定前は①のオンラインサイトをメインに探していましたが、
様々な協力会社さんに「移転考えてないですか?」と聞いたり、
「周りで倒産した会社ないですか?」と聞いたり…。
このような横のつながりやネットワークで物件が見つかることも結構あります。
常にアンテナを張っておくと良いでしょう。
出来れば、①②③すべて並行して行えると良いです。
肌感では、そうしてようやく半年くらいで見つかるかどうかという感じです。
店舗や事務所の移転・拡大などの準備は今現在の仕事を続けながら行わなければなりません。
新規開業とはまた別の忙しさ・大変さがあるので、早め早めに準備に取り掛かりましょう。
その準備の中でも大変な「物件決め」
難航するがゆえに移転や拡大を諦めてしまう方も多くいます。
そうなってしまわないよう、様々な方法を駆使しながら時間をかけて物件選定を行いましょう。