2024.07.17

愛知県に食中毒警報が!【店舗の開業なら塊】

食中毒警報とは?

こんにちは。

株式会社塊です。

7月3日に愛知県で「食中毒警報」が発令されました。

その名の通り食中毒が発生しやすい状況なので気を付けましょうという警報ですが、

この警報が発令されるには一定の条件があります。

以下、名古屋市のHPから引用しました。

▼食中毒警報は次の条件のときに発令されます。

なお、発令時から48時間継続し、その後は自動的に解除されます。

第1項 気温30℃以上が10時間以上継続したとき、又はそれが予想されるとき

第2項 湿度90%以上が24時間以上継続したとき、又はそれが予想されるとき

第3項 24時間以内に急激に気温が上昇して、その差が10℃以上のとき、又はそれが予想されるとき

第4項 次の3つの条件が同時に発生したとき、またはそれが予想されるとき

一昨年は2回発令され、昨年は4回ほど発令されました。

異常気象とも呼べるべきこの近年の夏の暑さと日本の湿度の高さは

食中毒を引き起こす恰好の条件となってしまっています。

このように夏に特に増える食中毒。

食中毒警報が発令されるのも例年6月~8月の夏季期間です。

今後も危険となる気候が予想されるので、生鮮食品を扱う飲食店中心に充分な注意が必要になります。

 

食中毒を防ぐためには

では、食中毒を防ぐためにはどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。

まずは、万が一お客さんに食中毒が出てしまったときの対策として、

生産物賠償責任保険(PL保険)に事前加入しておくことが大切です。

飲食業向けの総合保険に付帯されている可能性もありますので、

まずは加入している保険をチェックしてみて下さい。

これから保険加入を考えている方は、このPL保険への加入をおすすめします。

次に、飲食店店内で気を付けるべき点をご紹介します。

●生ものの提供を出来るだけ避け、充分に加熱する

●調理の前やお手洗い後などには石鹸でよく手を洗い、消毒する

●冷蔵庫の温度は10℃以下にして、食品を詰めすぎない

●食器やまな板、調理器具は十分に洗浄、消毒する

●新鮮な食材を使用する

食中毒は最悪の場合人を死に至らしめる病気です。

いくら大事には至らなかったり、保険に加入して金銭的な負担がなかったりしても、

お店の評判や営業にも影響は少なからずあるでしょう。

夏場、特に食中毒警報が発令されているときなどは

十分に衛生管理に気を配り、それを従業員にも徹底させてください。

本格的な夏の到来はまだまだこれからです。

しっかり対策を行って、防げるリスクはしっかりと防ぎましょう。

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