2024.11.25
キャッシュレス決済の次に大事?フリーWi-Fiの導入【店舗の開業なら塊】
Wi-Fiの有無がお店の選択へ影響
こんにちは。
株式会社塊です。
みなさんの携帯電話のキャリアはどこですか?
また通信はどのようなプランを契約していますか?
私はソフトバンクの50Gのプランに加入しているため、
Wi-Fiを繋がなくても通信制限がかかったことはなく快適に使えています。
しかし、今は格安SIMの会社が多く台頭しているため、
そちらで契約しているという人も少なくないでしょう。
そうするとやはり困るのが通信容量を全て使い切ってしまうこと。
繋げる場所ではWi-Fiにつないでおきたいという人も多いのではないでしょうか。
今の若い人の中には、学校では学校の、家では家の
外出時にはその店舗や商業施設のWi-Fiを使用するため
一番低料金のモバイル通信プランを契約しているという人も少なくないようです。
そんな人たちは、繋がらない個人経営のカフェよりも繋がるスタバを選ぶでしょう。
また、インバウンド旅行客のWi-Fi需要が大きいのも忘れてはなりません。
外国に行った際に、国際ローミング通信(モバイル通信)を使用するのは自殺行為です。
なんと数日間で100万円をこえる請求をされたという人もいるのです。
皆さんも海外旅行に行く際には気をつけて下さいね。
海外旅行の地では必ずフリーWi-Fiを使用するか、現地のプリペイド携帯を契約するか
各キャリアの海外旅行プランを使用するかしてください。
そんな背景もあり、海外旅行客にとってこのフリーWi-Fiの有無というのはかなり大事です。
しかし、日本はまだまだインターネット環境の整備が遅れているのが現状です。
海外に行くと実感するのですが、諸外国では街中にもフリーWi-Fiがよく飛んでいるのに対して
日本は商業施設以外あまりそのようなことはないですよね。
このフリーWi-Fiがあるというのは、実はお店の選択にも大きく寄与ているのです。
どうしてこのお店を選んだのか?
お店がお客さんを引き付ける要因というのは様々あります。
●バリアフリー
●子供連れに優しい
●喫煙可/喫煙不可
●SNS等のマーケティングの魅力
●珍しい商品、綺麗や可愛い商品
●キャッシュレス決済が可能
●フリーWi-Fiが使える
●お店のキャパシティ
●お店の家具や内装
などなど……
女友達と行くならば可愛かったりオシャレな雰囲気のところに行こうと思いますし、
接待ならば居心地のいい空間や商品の充実を重視します。
最近はキャッシュレスでお給料を支給する会社があるようですが、
そこの社員であるならばキャッシュレス決済可能のお店に行きたいですよね。
このようにお店の選択にはその時々の選択理由があります。
では、お店は集客のためにどのような努力をしているのでしょうか。
聞いてみると、ほとんどのお店が内装と商品などに力を入れていることが分かります。
次点でSNSやHP、チラシ広告などのマーケティングが上がってきます。
しかし、ことインバウンド旅行客の場合、重要視するのはそこではないようです。
生活衛生関係営業の景気動向等調査特別調査結果2024年4~6月期を発表しました。
このうちの調査のひとつ「外国人観光客の受け入れに効果のあった取り組み」を見てみましょう。
この調査によると、外国人観光客の受け入れに効果のあった取り組みの第1位は
「キャッシュレス決済(クレジットカード、デビットカード、二次元コード決済等)の導入」で45.4%でした。
次いで「Wi-Fiなどインターネット接続環境の整備」が23.9%、
そして「メニューや施設内の案内等の工夫」が21.0%と続きました。
キャッシュレス決済とインターネット環境で7割ほどを占めていますので、
お店の内装や提供商品はそこまで選択要因に寄与していないことが分かります。
キャッシュレス決済が重要視されるのは、外貨交換などの手間や防犯の観点からも想像がつきやすいですよね。
しかし「フリーWi-Fiの有無」が内装や商品などのお店そのものよりも
重要視されるというのは意外に思う方も多いのでは。
フリーWi-Fiは数千円/月から契約できるので、ぜひ他のお店と差をつけて下さいね。