2024.07.26

カレーライスで物価が分かる?【店舗の開業なら塊】

カレーライス物価指数とは

こんにちは。

株式会社塊です。

皆さん夏になると食べたくなるものは何ですか?

私はあえて「辛いもの・スパイシーなもの」が食べたくなるのですが、

皆さんはいかがでしょうか。

ここ数日暑い日が続くので、今週カレーライスを2回も食べました。

個人的にはインドやタイのカレーが好きです。

さて、そんなカレーライスですが、物価指数を計る目安になっているのをご存じですか。

「カレーライス物価指数」といいます。

以前、マクドナルドのハンバーガー、ビッグマックで世界各国の通貨の価値がはかることができるという「ビッグマック指数」という指数の話をしました。

今回のカレーライス指数とはいったいどのようなものなのでしょうか。

カレーライス1食あたりのトータルコストを示す価格を「カレーライス物価」と言い、

これは今現在の日本における光熱費やカレーライス調理に必要な

米・にんじん・肉・じゃがいも・カレールーなどの原材料費が含まれています。

つまり、このカレーライス物価指数をある時点で切り取って比較すれば、

物価がどれほど上昇しているのかが見えてくるのです。

カレーライスには主食である米や野菜、肉とまんべんなく食材が用いられ、

調理工程も炒める・煮るなどの要素が含まれています。

なので、比較するにはバランスの丁度よい食事なのです。

では、このカレーライス物価指数がここ数年どのような推移を辿っているのか見てみましょう。

 

過去10年で最高額のカレーライス物価に

帝国データバンクが、2024年5月のカレーライス物価を発表しました。

調査によると前年同月比8.3%アップの323円という結果となったそうです。

これは過去10年で最も高い額で、現在の物価の高さがうかがえます。

2023年の8月に300円を突破してから

ここまでずっと上昇傾向をたどり続けているこの「カレーライス物価」、

カレーライスは昔のように安価で手軽な食べ物だとはもう呼べないのかもしれません。

カレーライス物価を構成する費用の内訳をみると、

最も費用が高いのが「カレー具材(肉・野菜)」で、全体の約 6割を占めます。

これには天候不順による野菜の不作や、円安による輸入牛肉の高騰などが考えられますが、

天候不順の理由を辿ると地球温暖化などに行きつくので、

ただの日本の国力低下による物価高上昇の問題であるとは言えなさそうです。

先日、政府は酷暑を理由に8月~10月の電気代の補助政策の延長を打ち出しました。

これは低圧契約の一般家庭だけでなく、高圧契約の企業も対象となっています。

また自治体によっては、独自に光熱費の補助金を供出しているところもあるようです。

食材費の高騰をカバーするには、食材のロスを出さないことや分量を減らすこと、

安価な代用品を用いることなど様々な工夫が考えられますが、

光熱費など他の経費の削減も考えてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、この歴史的な物価高の上昇を工夫で乗り切ってくださいね!

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