2025.03.28

それ、ハラスメントかも。気を付けたいコンプライアンスのこと【店舗の開業なら塊】

「ハラスメント」とは

こんにちは。

株式会社塊です。

 

昨今どんなことでも「ハラスメント」になってしまう時代。

先日聞いて驚いたのが「マルハラスメント」というもの。

どういったものかご存じでしょうか?

マルハラスメント、通称マルハラとは句点の「。」に対して圧を感じるというハラスメントだそうです。

文章の終わりに句点の「。」を付けるのは当たり前な気がしますが、今の若い世代の中には句点がついていると、威圧感を感じて嫌な気持ちになったり怖く思ったりする人がいるんだとか。

 

いまやハラスメントはその種類が50を超えるらしく、言動には細心の注意を払わなければなりません。

しかし、難しいのは相手の判断に委ねられているところですね。

 

さて、そんなハラスメントですがもともとどういう意味で、いつ誕生したのでしょうか。

ハラスメント(Harassment)は英語で、意味は迷惑や嫌がらせ、悩ませることとあります。

英語がそのまま定着していることから分かる通り、ハラスメントはアメリカで最初問題視されました。その際はセクシュアル・ハラスメント、いわゆる職場における性的行動のことが取り上げられました。

 

その後1980年代後半に日本でも社会問題になり、1989年にははじめてセクシュアル・ハラスメントを問う裁判が行われました。

1990年代以降には、不況による職場内でのパワハラが問題視され始めました。

傷害などの肉体的な苦痛だけでなく、暴言やいじめなどの精神的苦痛もこの頃から問題となっています。

そして1998年にはモラハラという言葉が生まれます。

日本では最近になって特に問題視されるようになってきているように感じます。

少し前からは、カスハラ(カスタマーハラスメント)がよく取り上げられるようになりました。

今年(2025)の4月からは「東京都カスハラ防止条例」が施行することも決まっています。

 

そして今や、上記の代表的なハラスメントだけでなく、

「マタハラ(マタニティ・ハラスメント)」や「スメハラ(スメル・ハラスメント)」、「アルハラ(アルコール・ハラスメント)」などの聞いたことのあるハラスメントから

「マルハラ(句点ハラスメント)」、「オワハラ(就活終われハラスメント)」、「ハラハラ(ハラスメントハラスメント)」などにいたるまで様々なハラスメントが叫ばれているのです。

 

こう聞くと「何もできなくなってしまう」「面倒だ」と感じる方が多いでしょう。

しかし実際は法令対象になるハラスメントは少なく、そこまでおびえることはありません。

ですが、令和の時代に則って気を付けた方がいいことはあります。

 

店舗経営で気を付けたいハラスメント

店舗経営において気を付けたいのは以下のハラスメントになります。

 

●カスタマーハラスメント

一番起こり得るのはこちらのハラスメントです。

これはお客さん→店へ向けたハラスメントになります。

お客さんが従業員に対して手を出したり、暴言を吐いたり、侮辱や差別的な発言をしたりなどがいま問題になっています。

実際に首を絞められた、殴られたという身体的な攻撃を受けた人もいます。

中には毎日無言電話を受けたり、人格否定の言葉を投げられたりして精神的に病んでしまった人もいます。

これらをうけて、北海道、群馬、東京都ではカスハラ防止条例を4月から施行します。

愛知、三重は制定する方針で、他5県でも制定を検討しているようです。

 

従業員や自分自身を守るためにも、カスハラを受けたときの対処法を考えておきましょう。

店内で対応マニュアルの共有をするだけでなく、弁護士や警察への相談も視野に入れなければなりません。

 

●セクシュアルハラスメント

これは経営者であるあなた→従業員の可能性が一番高いので気を付けましょう。

セクハラはなにも身体的な特徴をからかう、触るなどだけではありません。

「女にはこの仕事は任せられない」「男ならこれくらい食べれるでしょ」などの性別によって差別することもセクハラに該当します。

ほかには「おじさん」「おばさん」や「ちゃん」「くん」付けなど呼称にも気を付けて下さい。

これらも年齢を理由とした差別的な表現にあたる、セクハラの一種になります。

 

●パワーハラスメント

こちらも経営者→従業員、もしくは従業員の先輩→後輩が多いです。

自分が気を付けるだけでなく、従業員間のパワーバランスにも気を配りましょう。

身体的暴力をふるう、または悪口など精神的暴力をふるうだけではありません。

同僚の前で一人を叱ったり、以前したミスについて繰り返し言及したり、ミーティングに特定の人だけ参加させないなどもパワハラにあたります。

また、飲み会への参加の強制やプライベートへの過剰な干渉もパワハラにあたります。

仲良くなろうと思ってプライベートのこと(出身地や出身校、家族の話や恋愛の話)などを詳しく尋ねるというのはやりがちなことなので、線引きをしっかりしましょう。

 

まとめ

「ハラスメント」という言葉がそこまで認知されていない時代を過ごしていた人たちからすれば、今のこの状況は雁字搦めで窮屈に感じるでしょう。

しかし、仕事という共通目標に向かっている仲間の尊厳が損なわれるようなことは本来起きてはならないことです。

過剰に恐れる必要はありませんが、お互い尊重しあって気持ちよく働けるような環境をつくってくださいね。

 

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