2024.05.05

お店に適した床材を選ぼう①【店舗の開業なら塊】

床材とは?

こんにちは。

株式会社塊です。

お店一つ作るのにも、さまざまな選択や決定が必要になります。

その一つがお店の「床材」の選択です。

そもそも床材とはどういったものを指すのでしょうか。

床材とは、建物内部の床の仕上げに使われる材料のことです。

各スペース(トイレ、厨房、ホールなど接客スペース)によって床材を使い分けるのが一般的です。

では、一般的な床材にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

●フローリング

木材を用いた床材です。

コンクリートの2倍ほどの断熱性があり、住宅にもよく使用されます。

しかし、耐水性が低く傷がつきやすいという欠点もあります。

これを防ぐにはコーティング加工を行わなければならないので、手間とお金がかかります。

●クッションフロア

塩化ビニール素材で作られた、クッション性のある床材です。

撥水性があるため水や油分に強く、拭き掃除だけで綺麗にすることが出来ます。

そのため、住宅のキッチンやトイレに使用されることが多いです。

しかし、火や熱に弱いという欠点もあります。

●長尺シート

塩化ビニール素材で出来た床材を指します。

クッションフロアよりもさらに厚みがあり、耐久性に優れています。

そのため、病院や役所など公共施設にも使用されています。土足にも耐えます。

その分価格も高く、施工に専門的な技術が必要なため、施工費用が高額になりがちです。

●フロアタイル

PVC(ポリ塩化ビニル)素材でできた、薄いタイル状の床材のことです。

丈夫で傷もつきにくく耐久性があります。

水や油に強く、拭き掃除等で簡単にお手入れがしやすいという利点もあります。

クッションフロアと似ていますが、さらに厚みがあり耐久性に優れているのがこちらになります。

デメリットとしては、タイルなので継ぎ目が出来てしまうこと。

また施工が悪いとその継ぎ目から水が入ってしまうこともあります。

●カーペット

ウール、アクリル、ナイロンなどの繊維素材で出来た床材のことです。

保温性と吸音性に優れています。

埃の舞い上がりなどを抑えてくれる効果もあります。

また、転倒時の衝撃を和らげるという効果もあるので、安全性が高いという一面もあります。

デザイン性が高く、安価なので様々な場所に用いられています。

デメリットとしては、掃除がしにくいことや劣化が早いことが挙げられます。

●コンクリート、モルタル

コンクリートはセメント、砂、砂利を混ぜて出来た床材です。

モルタルはセメント、砂で出来た床材で、砂利が含まれていません。

安価でオシャレな雰囲気に出来て蓄熱性が高い一方、

冬場は寒く冷える、クラック(ひび割れ)が入りやすい、音が響くなどの欠点もあります。

 

まとめ

いかがでしたか?

こちらは一般的な床材で、他にも大理石や磁器タイルなどその種類は様々です。

また耐水性や防火性だけでなく、

薬剤が付きにくい特殊加工や防滑性加工など、施すことが出来る加工も様々です。

明日は業種別に見た、店舗に向いている床材の話をしたいと思います。

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