2024.05.11

飲食店の電気代 相場はいくら?【店舗の開業なら塊】

飲食店の電気代の相場

こんにちは。

株式会社塊です。

皆さんのご自宅の電気代は1か月おいくらくらいですか?

約1万円前後で夏場冬場だともう少し高くなるといった具合でしょうか。

では、飲食店の電気代がどれくらいかかっているかは想像つきますでしょうか。

2018年のデータですが、株式会社シンクロ・フードによるこんな調査があります。

275名の飲食店関係者を対象に、店舗の売上に占める水道光熱費の割合を調査しました。

その調査結果によると、

3%以下と回答したのが26.2%、次いで5%と回答したのが21.1%

そして4%と回答したのが16.4%という結果になりました。

3~5%が63.7%と大半を占める結果となりました。

また、水道光熱費の削減に興味がある店舗の中で、一番の興味は電気代の削減のようです。

これは裏を返せば電気代が一番コストがかかるということを示しています。

上記を踏まえて、水道光熱費が売り上げの5%以内であれば、大体平均値であると言えるでしょう。

これは、例えば月100万円の売り上げがあれば5万円程度ということなので、

さほど負担にはならないでしょう。

しかし、月売上20万円程度の小さな飲食店における1万円はかなりの大きな負担になります。

上記は売上に占める水道光熱費の割合のデータになりますが、

ここで考えたいのは、売り上げが下がった時に

光熱費も同じだけ抑えられているのかということです。

これは一概にYESとは言い難いです。

調理量が減るので、水道やガス料金はある程度抑えることが出来ますが、

お客さんがいないからと言って電気を消すわけにも、夏場冬場のエアコンを消すわけにもいきません。

もちろん冷蔵庫など設備の電源をオフにするわけにもいきませんよね。

ですから、電気代はそこまでの変化がないと言っていいでしょう。

売り上げに比例するとは言い難い水道光熱費ですので、

売り上げが高い低いに関わらず、

今から光熱費削減のための行動を始めるのはいかがでしょうか。

 

飲食店における節電方法

●無駄な電気を消す

トイレや喫煙所などの人の出入りがまばらなスペースにおいては、

人感センサー付きの照明にする、

バックヤードや従業員控室の不使用時の消灯など、

無駄な電気をこまめに消すということから始めてみましょう。

●エアコンなど空調設備の清掃やメンテナンスを行う

フィルターの目詰まりの清掃を定期的に行うことは、空調設備の効きを良くするだけでなく

故障や劣化も防いでくれます。

経年劣化している、またはスペックの古い空調設備はどうしても電気代が高くつきがちですので、

最新型に買い替えるというのも、長い目で見るとお得になることがあります。

●照明をLEDに変える

こちらは以前も取り上げましたので、詳しくはそちらを参照して下さい。

白熱電球からLEDに交換するだけで、電力は1/6、寿命は40倍になります。

導入コストは高いですが、その長持ちさを考えれば変えない手はありません。

一般的に5ヶ月程でコストの逆転が起こると言われています。

●電力会社や契約プランを変える

「最近ガスと電気をまとめましょう」といった内容のCMを目にする機会がありませんか?

都市ガスと電気を一本化することによって、管理が楽になるだけでなく、

セット割引などにより、今より安くなる可能性があります。

大手ガス・電力会社ともに行っておりますので、どちらがいいのか比較検討してみましょう。

特に近年施行された電力自由化を機に参入した新電力企業の中には、

かなり安いプランを提供しているような会社もあります。

ただし、契約期間の縛りや解約金の発生など条件が定められている場合もありますので、

契約書やプラン内容にはしっかり目を通すようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

今日から始められるようなものから、今後検討していって欲しいものまで網羅しました。

どれもそこまで労力をかけずにできる対策ですので、

ぜひ取り組んでみて下さいね。

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