2024.06.15
飲食店の内外装にこだわるべき理由【店舗の開業なら塊】
意外?グルメサイトと店構えの重要さは同じ
こんにちは。
株式会社塊です。
弊社は電気工事を母体として、総合建築業、特に店舗の開業・改修のお手伝いをしております。
一番嬉しいのはお店が完成したときのお客様のキラキラした笑顔を見ること。
次に嬉しいのは営業開始後にお店の運営がしやすいと褒められること。
弊社は過去の経験からも、飲食店における内外装の重要さをよくよく理解しております。
なぜなら、改修や改装を行って売り上げが何倍にもなった、
アルバイト募集に困らなくなったというお店を知っているから。
そんな時、ホットペッパーグルメ外食総研にてこんなデータを見つけました。
みなさんは、お店に対する期待感を上げるものは何だと思いますか?
期待感=行きたいと思う気持ちを生ませること
いま日本においてはどのように飲食店を皆は選択しているのでしょうか。
要素として一番大きいのはやはり「グルメサイト、口コミサイト」(26.4%)
のようです。
つまり食べログやホットペッパー、グーグルマップ上におけるお店の情報ですね。
普段から使用されている方も多いのではないでしょうか。
そして意外なのは、「店構えや店先のメニューなど」(22.2%)が二番につけているということ。
しかもあまり差がありません。
情報化社会のいまなので、やはり圧倒的にSNSやインターネット検索が多いのかと思いきや
意外にそうでもないのですね。
三番目にはアナログな「友人・知人・家族等からの口コミ」(14.7%)が続きます。
グルメサイトにお店を掲載してもらう、SNSアカウントを開設するということはもちろん大事なことですが、
それと同じくらい店構え、つまりお店の内外装をどのようにするかということは大事なのです。
これは看板一つとってもいえることで、
A、アルミの合板にプリントされた看板のお寿司屋さん
B、木の板に手書きで書かれた看板のお寿司屋さん
どちらに行ってみたいと思いますか?美味しそうに感じるのはどちらでしょうか。
このように考えると、最初にしっかりと初期投資して理想のお店をつくることが大事だと分かりますね。
内外装デザインの決め方
ではそんな魅力的なお店をつくるにはどうしたらいいのでしょうか。
まずおすすめしたいのは、出来るだけたくさんのお店を見に行くこと。
同じ業種のお店でなくても大丈夫なので、出来るだけ多くのお店を見て勉強しましょう。
様々なタイプのお店に触れることで、自分の理想のお店が見えてきます。
このデザインがオシャレ、この配置がいい、こういった雰囲気がいい。
このような感性を繋ぎ合わせて理想のお店を描いてみましょう。
しかしこの段階ではあくまで理想。
この理想を現実に落とし込んでいくのですが、
物件の規模や設備によっては理想と全く同じには建築出来ないこともあります。
「建築」には様々な人が携わっていることをご存じですか。
設計士、建築士、施工管理士、施工士(大工、電気工事士、空調設備士、左官、塗装士、クロス職人、解体工事士など)、インテリアデザイナーなどなど…
さまざまな業者、色々な人が力を合わせて一つのお店をつくっているのです。
まず一番最初に行うことは自分の理想のお店の形を伝えること。
それを現実にする作業が内装図・施工図を図面に起こすことです。
この際に細かな厨房や家具・設備の位置を決めていきます。
設備によっては設置できない場所もあるので、相談しながら決めていきましょう。
利便性がありかつオシャレな内装に仕上げられるよう、アドバイスを求めるのもいいですよ。
家具や備品も、理想のコンセプトや雰囲気に沿って決めていきます。
もしここのブランドの家具が使いたい、などがあれば遠慮なく伝えてみましょう。
大きな家具を使う場合、この段階で使用家具の目星をつけておかなければ図面を起こすことができません。
エントランスを作った後にソファが入りません、テーブルとの距離がとれません、では困りますからね。
施工段階に入ったら終わりではありません。
ちょくちょく現場に顔を出すことをおすすめします。
途中の段階ならば修正が効くこともあります。
塗装の色が思ってたものと違うなどにも気づけます。
しっかり進捗状況を自分の目で確認して、要望があれば施工業者の人に相談してみて下さい。
間違っても職人さんに直接言うのは避けて下さいね!
職人さんは指示通りに動いている方が殆どで、その場で言われたからと言って変更をすることは難しいです。
さらに最悪なのは、あなたと職人さん、施工業者間で言った言わないの口論になること。
しっかり施工をお願いした会社の担当者に話をしましょう。
お店で提供する料理が大事なのはもちろんですが、意外に大事な「店構え」。
素敵なお店をつくって、ぜひ集客に役立てて下さいね!