2024.05.28
電気やガスの補助金が終了します【店舗の開業なら塊】
6月から電気・ガスの補助金が終了
こんにちは。
株式会社塊です。
ロシアによるウクライナ侵攻に端を発する原油高上昇により、
政府は電気代やガス代などのインフラ料金に対して補助を出していました。
しかし、この補助金が5月末で終了し、6月からは大幅な値上げが予想されます。
ある民間シンクタンクによると、この補助金終了によって、
一家庭につき年間負担増は2万2000円程度、
そして再エネ賦課金の増額は1万円程度といわれています。
つまり年間で約3万2000円の負担が増えることになってしまうのです。
近年の日用品・食料品の物価上昇に加え、賃金の上昇は軽微にとどまっています。
今回のインフラ料金の補助金終了はかなりの痛手になると言っても良いでしょう。
今日は雨で、じめじめですね。そろそろ梅雨が始まります。
梅雨が明けたらすぐ本格的な夏が始まるわけですが、
夏の猛暑に伴ってクーラーなどの空調設備を頻繁に使用することになるので、
電気料金は跳ね上がります。
このタイミングでの補助金終了はそういった事情もあり、厳しいものがあります。
しかしもちろん、この補助金終了を嘆いているのは私たちだけではありません。
飲食店をはじめとする店舗にとっても、大打撃です。
一般家庭よりも多くの電気やガスを使用する飲食店においては、見過ごせない事態です。
電気やガス代の節約方法
6月からのインフラ料金値上げの打撃を少しでも軽くするために、
電気やガス代の節約努力が必至になってきます。
実際に行っているお店を例に、具体的に紹介したいと思います。
●冷蔵商品を陳列する棚に、ビニールシートを設置
●冷蔵棚の温度を商品の品質が保てる程度に上げる
●お客さんがいない時間帯には空調設備を弱める
●電球からLEDに変更する
●トイレの電気をセンサー式にする
●ずっと付けっぱなしの火を、お客さんが居ないときは弱めにする
(ラーメン店等ずっとスープなどに火をかけた状態を保っている店舗において)
●エアコンのフィルターをこまめに清掃する
●照明の数を減らす
●電光看板をやめて旗の設置に変える
●エアコンの設定温度を夏は高め、冬は低めに設定する
●オープンドアだったが、開閉ドアに変更する
●電子レンジで調理できるものがあれば、火ではなくそちらを積極的に使用する
●アイパッド式のオーダーから、お客さん自身の携帯電話で行ってもらうモバイルオーダーに変更する
いかがですか?
実際に取り入れている店舗の例をご紹介することで、
より具体的に節約行動のイメージがついたのではないでしょうか。
ひとつひとつの節約効果はそこまで高くありませんが、複数を組み合わせて継続することで、
大きな違いになってきます。
まもなく暑い夏がやってきます。補助金の終了は3日後に迫っています。
今からぜひ、出来る範囲で対策してみてはいかがでしょうか。