2024.06.24

雨の日に影響を受ける業種とは【店舗の開業なら塊】

名古屋も梅雨入り!雨の日の飲食店への影響は

こんにちは。

株式会社塊です。

先週金曜21日にようやく名古屋含む東海地方が梅雨入りしました。

梅雨入りするとこんなに変わる?というくらい空気が水を含んでいて、

雨でなく曇りの本日ですが、じめっとしています。

個人的にはあまり梅雨期間は好きではないのですが、

皆さんはいかがでしょうか。

さてそんな梅雨、「雨」という天気ですが、

やはり私だけでなく多くの人にネガティブな印象をもたらすようで、

飲食店などは特にその影響を受けるんだとか。

株式会社シンクロフードの調査によると、天気予報を意識している飲食店は85.6%に及び、

実際に雨の日に来客が少ないと感じる飲食店は72.5%にも及ぶそうです。

自分の雨の日時の行動を振り返れば、この理由の答え合わせができますよね。

「予定がある」という理由を除いてわざわざ雨の日に出かける人は少ないでしょうし、

帰り道スーパーに寄ろう、ちょっと一杯飲んで帰ろう、と思っていたとしても

雨でその予定を取りやめたということはありませんか?

では、データをさらに見ていきましょう。

そうすると天気の影響を受けやすい業態と受けにくい業態があるのが分かります。

受けやすい業態はバー、焼き肉、カフェと続き

受けにくい業態は懐石料理、フランス料理が圧倒的で、イタリア料理と続いていました。

どれもいわゆる「高級価格帯料理」で、予約をして訪れるようなタイプの業種です。

このようなタイプのお店は、そもそもの来店数が少ないですが、

雨などの天候には来客数はあまり左右されません。

もともと何ヶ月、何週間も前から予約することが普通なので、

当日雨が降ろうが、風が強かろうが、予約客が訪れるという訳ですね。

反対に、カフェやバーなどには予約して訪れるという客がほとんどいません。

ですから、天候などの客足を遠のかせる要因にはもろに影響を受けてしまうということですね。

では、これら影響を受けやすいお店の雨の日の対策はどのようにしたらいいのでしょうか。

 

雨の日にも憂鬱にならないために

このように天候に影響を受ける業種、立地のお店において、

雨の日に集客を頑張って売り上げを上げるというのは難しいです。

なので、利益率を上げるというところにシフトしましょう。

いかに無駄を削減するかというところにかかっています。

①仕入れの量を調整する

本日24日は月曜日なので、週初めに食材を発注するというお店も多いはず。

では、今週の天気を見てみましょう。

27日(木)くらいまではくもりで、週末になると雨と曇りがまじるようです。

今週は平日は雨の影響をそこまで受けなさそうですが、

集客チャンスの週末には雨予報なので、普段より少なめに仕入れるのが良いでしょう。

平日によく出るメニューや休日によく出るメニュー、

団体のお客さんの時によく出るメニュー、個人のお客さんの時によく出るメニューなどがあるならば

今週は平日によく出るメニューや個人客がよく頼むメニューはそのままに

休日・団体によく出すメニューは少なめにするといいのではないでしょうか。

②仕込みの量を調整する

仕込みは日々行う業務ですね。

例えば今日は夜まで雨は降らないようですよ。

しかし、月曜日であること、雨は降っていないが曇りでじめじめとして不快であること、

低気圧のせいで調子の悪いような人がいることなど

様々な要素を複合的に考えてみて下さい。

繁忙期の月曜日と同じようには考えない方がいいかもしれないですよね。

明日はどうか、明後日は…毎朝天気をチェックして

仕込みの量を微調整していってくださいね。

仕込んでしまったものはすぐに鮮度が落ちるため、さばききらなければなりません。

仕込みの量の見極めが廃棄量に直結してきます。

かといって少なすぎて、お客さんの注文時に売り切ればかりだと

折角の売り上げを上げるチャンス、リピーターを獲得するチャンスを棒に振ってしまいます。

なかなか開業したばかりでデータや経験がないと大変ですが、

少しずつこの量を調整していけるようになると、利益率をぐっと上げられます。

人材配置を調整・工夫する

1週間2週間先の天気予報を確認しましょう。

例えば来週は結構ずっと雨が続く予報です。

アルバイトのシフト決めを1週間ごとに行っているならば、

来週は少し抑えた人数でお店をまわすことが可能かもしれません。

また、客数が少ない場合にはアルバイトの早上がり希望者を募る、

ホールの配膳から片付け業務の方に回ってもらうなど人材配置を工夫しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか。

集客方法としては「雨の日サービスをする」それをSNS他で宣伝する、など

が代表的なものとして挙げられますが、

やはり雨の日に集客に力を入れて売上を上げるというのは、なかなか難しいです。

どちらかというと、いかに無駄を省いて利益率を上げるかという考えにシフトして

この梅雨を乗り切ってくださいね。

ちなみに今年は梅雨入りが遅く、梅雨明けは例年通り予想なので

梅雨期間は短くて済みそうですよ!

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