2024.05.18

開業前にやっておきたい競合店舗の調査【店舗の開業なら塊】

競合店舗の事前調査をしよう

こんにちは。

株式会社塊です。

開業前には様々準備が必要ですが、そのなかでも競合他店を調べるのは大事です。

お客さんからの評価は得られているのになぜか売り上げが上がらない…。

そんな時その裏には競合他店のキャンペーンなどが隠れているかもしれません。

さらに競合店舗の調査は、事業計画書作成の際にも記入しなければならないような大事なものなので、

「なんとなくこんな感じ」「こういうふうなお店だろう」

などの感覚的な調査ではなく、しっかりとどのようなお店なのか見極めることが大事です。

そのように競合他店の調査を行うことによって、

自分のお店の強みをさらに強化して弱みを補ったり、さらなる差別化を図ることが出来たり

コンセプトの明確化にも役立ちます。

自分が出店している地域の競合店舗を調査して、より良いお店作りを目指しましょう!

 

競合店舗調査のHOW TO

では、どのように競合店舗の調査を行うと良いのでしょうか?

順を追って見てみましょう。

①出店地域の競合店舗をリストアップする

同じ区内で見てしまうと、区によっては範囲が広すぎるので、

徒歩や車で行ける大体~3㎞圏内くらいを確認しましょう。

都心部では競合になってくるお店は徒歩圏内のものになりますので、

この限りではありません。

大体~800mくらいの範囲内で考えればいいでしょう。

②リストアップした競合店の分類分けをする

例えば、あなたがイタリアンレストランの開業を考えている場合、

①の作業で全てのイタリアンに関するお店をリストアップします。

そこからバル、高級価格帯のイタリアン、ファミリーレストランなど

分類分けを行います。

あなたがもし客単価1万円ほどのレストランの経営を考えている場合、

バルやファミリーレストランは同種の飲食店ではありますが、

これらは競合店舗にはあたりません。

考えるべきは「高価格帯のイタリアンレストラン」のみです。

③分類したジャンルの内、競合になりそうなお店に実際に足を運ぶ

先ほどの例で言うと、客単価1万円想定のお店の開業を考える際には、

同価格帯のお店だけでなく、もう少し幅をもたせて

客単価5千円から2万円ほどの中価格帯~超高価格帯のお店に行ってみましょう。

そこで実際に
●客層
●メニューの種類と単価
●お店の内装や雰囲気  
などをメモします。

携帯電話のメモ機能等を上手く使用しましょう。

④競合店の分析をする

実際に見て感じた競合店舗の分析をします。

それぞれの店舗の強みと弱みを書き出しましょう。

例えば以下のように書き出します。

強み
●内装が明るくて雰囲気が良い、過ごしやすい
●家具からカトラリーにいたるまで一流
●特別な経験をすることが出来る
●店員が知識豊富で料理やお酒のよさが伝わりやすい
●ソムリエが在中している

弱み
●駅から遠い
●駐車場が併設されていない
●階段が急でバリアフリーでない
●隣の会話が聞こえやすい
●BGMが合っていない
●メニューの種類が少ない

なんでも結構ですので、とにかく細かい所まで書き出しましょう。

このように分析を行うことによって、圏内の競合他店との差別化を図ることが出来ます。

他店の弱いところをもカバーするような、オリジナルなお店作りを目指しましょう「!

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