2025.04.17
経営者に向いているMBTI診断タイプとは?【店舗の開業なら塊】

MBTI診断とは
こんにちは。
株式会社塊です。
「MBTI診断(16タイプ診断)、何のタイプ?」
この質問が結構最近では当たり前になってきました。
大学在学中に診断を受けるよう指示があった人や、会社に入社してから指示があったという人も多いのではないでしょうか。
最近はマッチングアプリのプロフィールにも記入欄が設けられているくらいで、ほとんどの方がご存じなのではないでしょうか。
MBTI診断とはマイヤーズ・ブリッグズ・タイプ指標の頭文字を取ったもので、16の性格タイプに区分されるため、「16タイプ診断」とも呼ばれます。
アメリカの心理学者であるカール・ユングの理論に基づいた性格診断テストで、自分の性格を客観視することが出来ます。
自分の性格を客観視することで、自分に向いている職業や仕事内容が分かるため、最近は会社での配属の指標としても用いられています。
人間関係においても相手との相性が計れるため、友人や同僚との付き合いに役立てることが出来ます。
もしまだテストを受けていないという人がいれば、ぜひ受けてみて下さい。
診断を受けてから結構時間が経っているという人も、ぜひ今一度受けてみて下さい。
経営者に向いているのはどんな性格の人?
さて、診断を受けてみましたでしょうか。
90問ほどの質問に回答しなければならないので、少し時間がかかったかと思います。
診断結果には、自分の診断タイプの特徴や基本的な性格、自分と同じタイプの有名人が紹介されています。
このように自分のことを客観視できるだけでも為になりますよね。
さらには、各タイプに向いている職業があります。
弊社ブログを読んでくれている方は、店舗開業を志す方が多いと思うので、経営者に向いているMBTI診断タイプというのを今回は見てみましょう。
株式会社リンクアンドモチベーションが経営者408名を対象に行った調査によると、
1位が「起業家(ESTP)」で13.7%、2位が「指揮官(ENTJ)」で12.3%、
3位が「管理者(ISTJ)」で11.5%という結果になりました。
引用元:株式会社リンクアンドモチベーション「経営者のMBTI傾向に関する調査」
その名の通り、「起業家」が一番多いのですね。起業家タイプの人は行動力や実行力に優れており、新しいことに挑戦するのが好きなタイプだと言われています。
また、社会性も高いと言われているため、まさに起業家としての資質に恵まれている人であると言えるでしょう。
ただ、熱しやすく冷めやすいのも起業家の特徴。ルールに縛られるのも苦手で、快楽主義的なところがあります。
2番目の「指揮官」タイプは、計画性と実行性に優れたリーダータイプだと言われております。起業家と異なるのは責任感の強さ。こちらのタイプの方が冷静に判断して着実に物事を達成するタイプです。
ただ独裁的になりやすいという面もあるので、注意が必要です。
3番目に多かった「管理者」タイプは、真面目で誠実、責任感があり論理的思考が得意なタイプです。
指揮官タイプと似ていますが、こちらの方がより内向的で細かく繊細な性質があります。
ちなみに4番目は「幹部」タイプで、こちらも実行力と決断力に優れて論理的に思考が出来、責任感が強い特徴があります。
2番目~4番目の「指揮官」、「管理者」そして「幹部」の3つのタイプは比較的似ている特徴を持っています。
多くの人は、経営者はぶっ飛んだアイディアを持った、人とは異なる思考や価値観を持った特別な人であると考えています。
しかし、実際は細かく綿密に計画を立て、その計画を着実にこなしていくようなタイプが経営者には多く、そしてそういった人こそ向いているのです。
まとめ
面白いのが、1番目に多い「起業家」タイプから1番少ない「擁護者」タイプまで16タイプ全てに該当者がいたことです。
確かに、起業家タイプは13.7%で擁護者タイプは2.9%とその差は5倍ほどありますが、今回の調査で一人も経営者がいないタイプはありませんでした。
確かに、経営者に向いている性格タイプというのはあるのでしょう。
しかし、これはあくまで目安で、どのような性格診断タイプであっても経営者になることはもちろん可能です。
結局重要なのは、開業に対する自分の想いです。これはあくまでも参考程度にしてみてくださいね。