2024.03.02

焼肉店開業のススメ【店舗の開業なら塊】

外食産業の中でも好調な焼肉屋

こんにちは。

株式会社塊です。

先日2019年比でも外食産業の売り上げが増加したという話をしました。

客数は戻っていないものの、これは喜ばしいニュースです。

そんな状況にある中でも、飲食店の閉店数が増えているという事実は見過ごせません。

中でも増えているのがバー・パブ・居酒屋とラーメン、カフェの閉店数です。

その理由としては、どの業態も参入障壁が低いため母数が多い、競合他店が多いということが挙げられるでしょう。

そんな中、圧倒的に少ない閉店数なのが「焼肉屋」。これはコロナ禍以前であろうがコロナ禍であろううがあまり変わりません。

なぜ焼肉店は長く続けることが出来、閉店の危機を防ぐことが出来るのでしょうか?

これは逆説的な意見になりますが、まず参入障壁が高いため母数が少なく、競合他店が少ないということが挙げられます。

焼肉店を開業するのには他業種と比べると約2~4倍ほどのお金がかかります。

焼肉屋に必須の換気吸気などダクト設備や、肉を焼く機器には思っているよりも多くのお金がかかります。

それを維持する(クリーニングや修繕費等)も少なくない金額が定期的にかかるでしょう。

さらに焼き機などを机に設置しなければならないことから、ある程度のお店のキャパシティも必要になってきます。

これらが主な理由でお店への設備投資が嵩み、なかなか店舗開業の選択肢に焼肉屋が入らないのです。

しかし競合他店が少ないということは、集客も容易になるということです。

思い返してみて下さい。

大手チェーン焼肉店はあまりテレビCMなどを打つことをしません。必要ないからです。

先日発表されたデータによると、クーポンで一番検索されているのは「焼肉きんぐ」なのだとか。

焼肉への人々の関心度が高いということも集客の容易さに拍車をかけています。

集客やマーケティング費用というのはあるマーケターによると一番お金をかけるべきところで、多く区の会社が大きなお金をかけているのですが、それを節約できるというのはとても意味のあることです。

焼肉屋開業のメリット

①集客が容易である

先に挙げたように、焼肉店の集客は他業種・業態と比べると集客が容易です。

SNS等無料メディア媒体のみで十分集客出来ている個人店が沢山あります。

②単価が高いため利益を多く得ることも可能

焼肉屋の単価は他業態の飲食店と比べて高くなる傾向にあります。

単価が高いからと言って利益率が高くなるかというと一概にそうは言えないのですが、同じ原価率でも単価が高いと店の利益は増えますよね。

例えば原価率が2割であると定めます。

単価3000円の居酒屋だと粗利は2400円ですが、単価8000円の焼肉屋だと粗利は6400円です。

焼肉屋の方が滞在時間が長い傾向にある為、回転数の差は出るかもしれませんが、それでも単価が高いというのは魅力的なメリットです。

③人件費を抑えることが出来る

焼肉店では高級店を除いて調理をお客さん自ら行います。

網に牛脂をひいてタン塩を焼き、レモンや塩コショウなど味付けも自分で行います。

調理担当者は他業種と比べて圧倒的に調理工程が少ないです。つまりあまり人員を割かなくていいということです。

これは人件費を抑えるだけでなく、厨房調理があまり必要ないため厨房機器にお金をかけなくていい、料理の提供スピードが上がる為顧客満足度が増すなどのメリットもあります。

焼肉店開業は居抜き物件などでない限り初期投資が嵩んで大変ではあるのですが、他業種・業態と比べておすすめの開業業態でもあります。

一度焼肉店開業も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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