2024.06.22

未来の食材は流行るのか【店舗の開業なら塊】

未来の食材とは

こんにちは。

株式会社塊です。

皆さんはどんな料理が好きですか?

今日のお昼にはどんなご飯を食べますか?

現代の日本ではそのように簡単に好きなものを好きなだけ食べることが出来ます。

しかし、今この瞬間にも食糧難にあえぐ国は存在するし、

このような食糧難はやがて全世界共通の問題になるともいわれています。

そんな中、数年前から注目され出したのが「未来の食材」。

昆虫食や大豆ミート、培養肉、なんと3Dプリンターフードなるものまで存在しているそうです。

中でも昆虫食は一時期話題になりましたよね。

無印良品が「コオロギせんべい」を発売したのも記憶に新しいです。

コオロギにはたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれているだけでなく、

家畜と比較したときにCO2排出量も少なく、生産・加工が容易で、

そのほとんどが可食部であることから廃棄がでないなどメリットがさまざまあります。

私も一度コオロギが練りこまれたおせんべいを食べたことがあるのですが、

どことなく香ばしいくらいで、嫌な味やにおいもなく、

一般的なおせんべいと変わらず食べることが出来ました。

大豆ミートは最近スーパーなどでも見かけるようになりましたね。

コンビニのお菓子にも大豆ミートを使用した商品が陳列されるようになりました。

ヴィーガン主義の人からの支持や、その美味しさ、

ヘルシーさも相まって市民権を得てきているように感じます。

培養肉は皆さんご存じでしょうか。

鶏や豚、牛などの家畜の細胞を採取して培養し、つくられた肉のことです。

シンガポールやイスラエルでは既に売られていて、食べることが出来るんだとか。

少し怖い感じがじますね。

3Dプリンターフードにいたっては、あまり想像がつきません。

これはその名の通り、3Dプリンターでそっくりそのまま指示した食事を出力するそうですが、

廃棄食材や、海藻などを食品カートリッジにしたものを原料として、

香りや味もそのまま再現され、食べることが出来るというのです。

高級店のあの料理がそっくりそのままでプリンター出力できるらしいのです…。

近未来的すぎてあまり想像がつきませんよね。

しかしこのように、

さまざまな課題を解決するために、さまざまな未来の食材が生まれているのですね。

 

未来の食材は流行るのか

これら未来の食材は、果たして流行するのでしょうか。

例えば、名古屋にはありませんが東京には昆虫食専門レストランがあるそうです。

大豆ミートなどを用いたヴィーガン専門店は今や数多くありますよね。

インバウンドの需要も相まって、特に最近は人気のようです。

培養肉は、日本ではまだ承認されていません。

倫理観の問題もあるため、なかなか受け入れがたいのではないでしょうか。

3Dプリンターフードは日本人にも研究の第一人者がいるようで、

こちらは進んでいくかもしれません。

彼曰く、「3Dフードプリンターが実装されたら調理は全く必要なくなる。料理をしないような時代がくるのではないか」ということで、

フードロスの観点から見ても優秀な、

3Dフードプリンターが実用化される日も近いのかもしれません。

しかしどうでしょうか。

ここからは個人的な意見になりますが、大豆ミートはまだしも、

私は昆虫も培養肉も、3Dプリンターフードもあまり食べたいと思うことが出来ません。

昆虫食レストランもいくら珍しくておしゃれで、美味しかったとしても

足を運ぶことはないでしょう。

これは私の中に根付く日本人としての倫理観や常識からくる考えです。

文化が違えば全然違う受け取り方をするのも理解していますし、

昔はありえないと考えていたことが、有り得ない速度で現実化する昨今なので

来年は違う意見を言っているかもしれないとも思っています。

流行するか否かについて、今現時点では私と意見を同じくする人の方が

圧倒的な大多数であるのではないでしょうか。

しかし、先駆者とは昔から非難・批判され、弾かれてきた人たちでもあります。

倫理観や常識というものがどこまで変容するかは分かりませんが、

新規性のある市場がチャンスであるのは間違いありません。

自分の考える「これ」と思うものがあったら、ぜひトライしてみて下さいね。

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