2024.04.24
憂鬱な雨の日の集客方法【店舗の開業なら塊】
雨の日に売り上げが落ちる理由
こんにちは。
株式会社塊です。
昨日は朝から雨が降ったりやんだり…夜には少し雨脚も強くなり、今日も朝から雨です。
ここ数日はそんな梅雨のような天気が続いていますよね。
5月6月になると本格的な梅雨シーズンが到来するので、ずっとこのようなお天気です。
想像するだけで少し憂鬱になります。。
このように天気には人の気分や行動に影響をもたらす効果があります。
「出かける予定はなかったけど、折角のいいお天気だからどこかへ行こうかな」
「雨で寒いから今日のお出かけはやめておこう」
というように、自分の行動を天気によって変えた経験は誰しもがあるのではないでしょうか。
このように人の行動に影響を与えるということはつまり、
天気が集客や売り上げに影響すると言い換えることが出来るのではないでしょうか。
実際にデータをとってみると分かるのですが、
雨の日に売り上げが落ちている店舗が多いというのは間違いありません。
例外として、百貨店などの大型商業施設においてはその雨宿り需要から、
雨の日も晴れと同等程度もしくは微増するようなお店もあるそうです。
では、なぜ雨の日になると売り上げが落ちるのでしょうか?
大きく分けて雨の日に外出を避ける理由は2つあります。
1つは心理的要因から。
「濡れるのが嫌だ」「傘を開いたり閉じたり面倒が多い」「お気に入りの服を汚したくない」
「なんだか気分が落ち込む」など、雨によってもたらされる気持ちの揺れによるものです。
もう1つは身体的要因から。
「天気痛(気象病)」という病気を聞いたことはありますか?
これは、天気や気圧の変化で起こる体調不良のことを指します。
おもな症状としては、頭痛、関節痛、肩こり、腰痛などです。
これは特に雨の日に見られる症状になります。
今や天気痛外来なるものも登場しており、専門的に診てくれる医者がいるほどになっています。
このような心理的要因や身体的要因によって外出が遠のき、
集客ひいては売り上げが下がるというわけですね。
雨の日の集客方法
ではそんな来店数が落ちる雨の日でも、集客をするにはどのような行動をとればいいのでしょうか。
●雨の日特典・サービスをおこなう
来てくれたお客さんに対して次回来店時割引券やサービス券を配布したり、
デザートやノベルティなどの小物をサービスしたり、焼き菓子をお土産として提供したりします。
雨の日のお客さんは近隣客(職場や家が近所)が多いという特徴があるので、
このようなサービスを行うことでリピーターの獲得が期待できます。
●雨宿りのお客さんの集客に力を入れる
店頭に「雨宿り歓迎」や「雨が止むまでゆっくりと広いスペースでくつろげます」
などの貼り紙をしましょう。
暖かいスープや飲み物、軽食の提供が出来るよう、
ドリンクやスープ、軽食メニューを準備しておけると尚良いでしょう。
傘立ての設置やタオルの無料貸し出しサービスなど、
ホスピタリティにも力を入れることが出来たら、お客さんの満足度はさらに高まります。
●SNSで告知する
雨の日の特別サービスの提供や雨宿り歓迎の文言など、上2つの行動を広く知ってもらいましょう。
雨の日には近隣客が多いので貼り紙等が効果を発揮しますが、
折角ならSNS等で告知できると更にいいです。
そのSNSを見て来店する人、その日には来店しなかったが覚えいて次の雨の日に来店してくれる人
にアピールすることが出来ればとても良いです。
取りこぼしはないようにしましょう。
少しの労力で出来る内容ですが、
こういった取り組みをやるお店とやらないお店では差が大きく生まれてきます。
雨の日こそお店側はあたたかく楽しい気持ちで
お客さんを迎え入れることができるとお互い気分がいいですよね。
ぜひ雨の日の今日から行ってみて下さい。