2025.07.16

店舗経営にAIを活用しよう【店舗の開業なら塊】

低いAIの利用率

こんにちは。

株式会社塊です。

 

先日、ランチをしていると、隣の席にいた若い男性グループがAIの話題で盛り上がっていました。

また、先週訪れた定食屋さんの店長さん(女性、30代ほど)は、夏休みのプランをAIに相談して決めて貰い、グランピングに行くのだと楽しそうに話していました。

このHPブログも、「AIを使っていますか?」と聞かれることがよくあります。

このブログにおいてAIを利用したことはありませんが、プライベートではChatGPTなど生成AIを利用しますし、別に反対だという訳ではありません。

このように、会話の話題に上がるくらい、最近ではAIが身近なものになってきました。

テレビのインタビューによると、小中学生が恋愛相談や人生相談でChatGPTを利用するらしく、若年層には学業や仕事での利用よりも、プライベート利用の需要が大きいようです。

生成AIは、今やより身近な何でも話せる存在として確立するまでになりました。

 

ところが、2024年最新の調査で、生成AIを使っている(使ったことがある)割合はたった9.1%だそう。
出典:総務省「デジタルテクノロジーの浸透

米国が46.3%、中国が56.3%、ドイツ34.6%であるのに比べると、日本はまだまだデジタルテクノロジー、とりわけAIの浸透が遅いことが分かります。

ここまで周囲で話題に出るようになっても、実情はまだまだというところでしょうか。

 

AIがもたらす情報は、全てが正しいとは限りませんので吟味が必要ですが、上手に使えば作業効率をグッと高めてくれるテクノロジーです。

店舗経営に必須のメールでのクレーム対応やSNSの投稿文、ブログ記事、どのようにマーケティングをしていくのか、売上を上げていくのかなどの戦略方法まで、

自分では思いつかないような切り口から提案してくれることがあります。

ぜひ生成AIを取り入れて、店舗運営に役立てましょう。

 

店舗経営におけるAIの活用法

(1)クレーム対応の文章作成

クレームはSNSの口コミや電話で受けることが一番多いですが、メールで送られてくることもあります。

電話の際の対応はマニュアル化して掲示しておくといいでしょう。

SNSの口コミやメールの際は、生成AIでの文章作成が生きてきます。

ChatGPTなどの文章生成AIに、受け取ったクレームの文章を添付しその返信を考えるよう指示します。

もしその回答が気に入らなければ、「もっと誠意が伝わるように」「もっと柔らかい口調で」など指示を追加します。

クレームへの返信文章は考えるだけで精神的に疲れる作業なので、このような業務はAIに振ってしまいましょう。

自分で考えるよりもより良い文章を作ってくれますしね。

 

(2)SNSやブログの投稿文作成

SNSの投稿文章や店舗ブログの記事内容を考えて貰うことも出来ます。

SNSはできるだけ毎日投稿したいところですが、なかなか文章を考えるのが手間ですよね。

そんな時に役立つのが生成AIです。

載せる予定の写真を添付して、文章を作成してもらいましょう。

集客をしたいのか、新商品の案内をしたいのか、日常を紹介したいのか、どのような目的をもって文章を構成してもらうのか指示を出して、生成を依頼します。

大体2-3案出してくれるので、気に入った文章を選びましょう。

インスタグラムで、など具体的なSNS名も記載すれば、#ハッシュタグの内容も考えてくれます。

 

(3)商品・サービス名などのネーミング

新しく開発した商品やサービスのネーミングも生成AIに任せてみましょう。

自分では思いつかないようなネーミングの提案をしてくれるはずです。

詩的に、もっとかわいらしく、覚えやすいようなもので、略して呼べるようなもので、などの指示を追加してしっくりくるまで生成してもらいましょう。

金額決定も利益率や原価を設定したうえで考えてもらうといいですよ。

 

(4)レシピ作成

レシピは基本的には自分やスタッフで試行錯誤して作り上げるのが鉄則ですが、煮詰まった時にAIを使うのはアリです。

何か足りない、と感じたときに+αする調味料や食材のアイディア出しをしてもらいましょう。

そこからさらにアレンジを加えることも出来ますし、海外の調味料などの意外な提案は閃きにも繋がります。

 

(5)売上アップ戦略やマーケティング戦略立案

どのように集客するのか、認知を得ていくのか、売上を上げて安定させるためにはどうしたらいいのかなどの「マーケティング戦略」や「売上戦略」を立ててもらうことも出来ます。

SNSの効果的な活用法やポスティング、動画配信やテレビCM、プレスリリースなどあらゆる広告宣伝手段を考えてくれます。

自分の業種業態、顧客層の情報をいれ、条件に合致するようなマーケティング案を提案してもらってください。

売上金額や経費金額を載せれば売上業績のグラフ作成をしてくれるので、それをもとに売上を上げる戦略を立てるよう指示してみましょう。

自分でも思い付くような案であったり、納得がいかなければ、「もっと掘り下げてください」「もっと詳細な戦略をお願いします」「誰も思いつかないような戦略をお願いします」など条件を追加すれば、よりクリエイティブな案を提案してくれるでしょう。

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