2024.05.09
店舗から派生した事業をやろう【店舗の開業なら塊】
店舗開業によって広がる可能性
こんにちは。
株式会社塊です。
店舗には、飲食店、美容院、エステサロン、アパレルショップ、
パン・ケーキ屋、雑貨屋、八百屋、医院など様々な業種があります。
それらどの業種であっても、店舗の運営以外にビジネスを拡大できることがあります。
例えば、私の家のそばのクリーニング店は古くから続くお店で、
内外装も年季が入っているような様子です。
お客さんが出入りしている様子もあまり見かけないのですが、
そこはなんと何社かとの取引があり、
それらの会社のユニフォームのクリーニングを一手に引き受けているそうなのです。
個人客のお客さんを積極的に集客せずとも十分な売り上げがあるので、
特に店舗のリフォームなどは行わないということなのでしょうね。
また、地方にずっと昔からある八百屋さんや床屋さんなど
なぜ潰れないんだろう…と思ったことはありませんか?
例えば八百屋さんは飲食店との取引があって、そこへの卸しで売り上げをたてているお店が多いです。
床屋さんで言うと、この間聞いたお店はなんと独自のトリートメントを作りブランド化、
それら商品を他美容院や量販店に卸しているそうです。
流石にここまでの店舗経営以外の販路を作っている方は少ないですが、
一度開業したらビジネスの可能性は無限大ということですね。
飲食店から派生できるビジネス
弊社は総合建築で店舗制作のお手伝いをしておりますが、
店舗開業の中でもやはり最も人気なのは「飲食店」の開業です。
では、飲食店開業を行った後に店舗運営以外のビジネスチャンス・販路を考えてみましょう。
例えば、
●マルシェやお祭りに出店する
弊社のお客様や知人の飲食店でも、出店しているお店が多いです。
1日や2日間などの限定開催なので、気軽にトライすることが出来ます。
前日の仕込みなど、大変なこともありますが
聞いているとほぼ毎回完売御礼の方が多いです。
もちろん見極めて量を準備しなければいけませんが、
単価も普段より高く設定できるため、売り上げは上がりやすいそうです。
●スーパーなどにお弁当、お惣菜として卸す
スーパーなどで見るお惣菜やお弁当には、そのスーパーが自社で作っているものの他
レストランから卸されているものも結構あります。
お店だと売れ残りはそのまま廃棄ですが、
毎回定量を卸し、売れ残ろうが売り切れようが同じだけの金額を受け取れるため
固定的で継続的な売り上げを確保することが出来ます。
もし機会があったらプレゼンしてみてもいいかもしれません。
●オープン時間外を他業種などに貸す
こちらは以前にも「間借り・間貸し営業のすすめ」のなかでその良さを紹介しましたが、
オープンしていない時間帯=アイドルタイムを他業者に貸し出して、
貸出料金を得るというのはとてもいいアイディアです。
お金が得られるだけでなく、新たな顧客層の開拓にも繋がります。
●お店を使ったイベントを企画する
例えばヴァイオリニストなど楽器演奏者を招いてイベントを企画する
作家や画家の販売個展にお店を使用して貰う
など、全然違うジャンルの人と協力してお互いにWin-Winの企画を組むこともできます。
全然違う顧客層にアプローチできるいい機会になるでしょう。
●料理教室を開催する
インターネットのビジネス(アフィリエイトや情報商材販売など)では
「1万円稼ぐことが出来たら、教える側にまわれ」と言われています。
これは自身のビジネス内容を充実させるよりも、コンサルティングする方がお金が稼げる
ということの言い換えなのです。
飲食店がこれに当てはまるとはもちろん思いませんが、
料理教室などを開催するのはとても良いアイディアです。
プロの料理人から料理を学べる機会というのは普通ないので、
受講したいというお客さんの需要は多いはずです。
時間に余裕が出来たら企画してみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
店舗を開業すれば、お店の経営だけでなく
このように様々なチャンスを広げることが出来ます。
お店が上手くいかなかったらどうしよう…と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、
なにも店舗運営を上手くいかせることだけが、売り上げを上げる手段ではありません。
開業開始時は特に、目の前のことしか見えなくなってしまいます。
しかし、色々な所にチャンスがあることを知って、視野を広く持つことも大事なのです。