2024.06.21

小売店レイアウトを工夫しよう【店舗の開業なら塊】

知らないうちに誘導されて購入している?

こんにちは。

株式会社塊です。

皆さんはレジ横のガムやチョコなどを買ってしまったという経験はないですか?

100円ショップに行ったら目当てでないものまで沢山購入してしまったこともあるでしょう。

これらの現象、もしかしたら無意識に操られていたのかもしれません…。

「マーケティング心理学」という言葉があります。

その名の通り、ビジネスマーケティングに心理学を用いたものなのですが、

今後すこしづつ紹介していけたらと思います。

「なぜ私はあの商品を買ってしまったのか」を紐解いていくと、

実は心理学を用いたマーケティング理論によって誘導されていた、ということが少なくないのです。

 

心理学を用いたレイアウト

実は店舗のレイアウトにも、このマーケティング心理学が用いられていることを知っていましたか。

実際に用いている例を紹介しましょう。

あなたの職場や家の近くに一つはあるであろう「コンビニ」

ついつい用がなくとも寄ってしまいますよね。

実はこの「コンビニ」、マーケティング心理学がふんだんに用いられています。

まず自動ドアをくぐると、右回り左回りがありますが、まずは雑誌コーナーに辿り着きます。

そして飲み物のコーナー、最後にお弁当やおにぎにのコーナーに辿り着くはずです。

どうですか。普段あなたが良くいくコンビニでイメージしてみて下さい。

大体同じような配置になっているはずです。

少なくとも、雑誌が一番外からも見えやすい位置に配置され

お弁当やおにぎりは店内の一番奥に配置されているはずです。

これは全国どこも同じようなレイアウトになっているのです。ちょっと面白いですよね。

なぜこのような形になっているかというと理由があって、

まず雑誌コーナーが一番入り口から近く、店頭外からも見えやすいように設置されているのは

集客に役立つからです。

並ぶのは嫌だけど、人が居ないお店には入りたくないですよね。

雑誌を立ち読みする人たちを外からも見えるようにすることによって、人が入店しやすくなります。

反対にお弁当やおにぎりが一番奥に配置されているのは、それらがコンビニの主力商品だから。

それ目当てに訪れる人が最も多いので、なるべく遠くに配置して、

沢山店内を歩いてもらって他の商品も目に入れてもらい、購入させようという意図からです。

あのように狭い店内ながら、様々な心理学を持ちいた工夫がされているのです。

他には、100円ショップなどもそうです。

100円ショップの商品配置は分かりづらく、規則性がない店舗も多いです。

目当ての商品を見つけるために様々な棚を見て回らなければなりません。

このように迷路のようにすることで、たくさん店内を歩かせて、

出来るだけ多くの商品を目にしてもらうようになっているのです。

だから必要のないものまでさまざま購入してしまうのですね…。

これはドン・キホーテなどの雑貨・食料品店も同じ手法を用いています。

まとめ

小売店開業の際には、ぜひこのようなレイアウトにも注意してみて下さい。

たとえ小規模であったとしても、コンビニのように工夫することは可能なのです。

ぜひさまざまな心理学を利用して、効率よく集客をし、売り上げを上げていってくださいね。

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