2024.02.24

専門店のメリット【店舗の開業なら塊】

専門店化する飲食店

こんにちは、株式会社塊です。

近年東京を中心に飲食の専門店が増えています。

パンケーキ専門店、豚肉料理専門店、マグロ専門店、チーズ専門店…

珍しいところで言うと納豆専門店、みそ汁専門店、マッシュルームの専門店などもあるそうです。

このように今の流行りとして、飲食店はどんどん細分化され専門店化されていっているということが挙げられます。

少し前までファミリーレストランのような、和食洋食、イタリアンから中華、韓国料理に至るまで一つのお店で味わうことが出来るお店も少なくありませんでしたが、現在のトレンドは少し異なるようです。

専門店のメリットとは

専門店が流行るというのはそれなりのメリットがあるからです。

ではそのメリットとは何なのでしょうか?

①食材のロスが少なくなる

専門店化すると、食材ロスが少なくなります。

専門店の特徴としてメニュー数が少ないということが言えるのですが、さらにある特定の食材に絞って仕入れを行うことで食材の廃棄を少なくすることが出来ます。

例えば主力商品三種、ハンバーグ、ラーメン、カレーを扱うお店があったとします。

今週は寒かったためラーメンが良く出ました。

ハンバーグやカレーもメニューに存在する以上仕入れは勿論行わなければなりません。主力商品なのですべて同等程度の量を仕入れるはずです。

しかしこのように気候の変動などによって注文に差が出てくると、他の食材の廃棄量は自ずと増えるでしょう。

一方ラーメン屋はラーメンを求める客しか来店しないので、廃棄量が少なく済みます。

②注目を集めやすい、集客がしやすい

専門店に特化すると良いことの一つに、マーケティングがしやすいという点が挙げられます。

先ほど挙げたような目新しい専門店(納豆やみそ汁、マッシュルームなど)その珍しさだけで集客が容易になります。

また、専門店に対して民衆は好意的な印象を抱きやすいです。

一つの食材に特化しているのだから美味しいもの、食べたことがないものが食べられるのではないかという期待が生まれます。

その点でも注目を集めやすく、集客のしやすさに繋がります。

これは何も飲食店に限ったことではありません。

ワンピース専門店、ボードゲーム専門店、韓国コスメ専門店など小売店においても専門店化するというのは注目を集めやすく、マーケティングがやりやすかったりします。

③オペレーション効率が上がる

先ほど専門店においてはメニュー数が少なくなる傾向にあるとお話ししました。

メニュー数が限られる、扱う食材が絞られると、業務の効率化を図ることが出来ます。

仕入れや仕込みなどの準備時間が削減できるだけでなく、注文内容もシンプルになるので、オーダーミスも減ることでしょう。

スタッフのトレーニング期間を短縮することもできるかもしれません。

それだけでなく同じメニューを回数を重ねて作ることになるので、質の高い商品の提供にも繋がり、ひいては顧客の満足度にもつながることでしょう。

専門店化は他業種にもメリットが

先にも少し書いたように、専門店によって受けるメリットがあるのは何も飲食店だけではありません。

小売り店や美容・エステサロン等にもメリットは大いにあります。

最近美容院ではヘアセット専門店やカラーリング専門店などが登場し人気なようです。

エステサロンも、一つの悩みに特化したようなお店が増えました。

病院もそうです。「皮膚科」ではなくニキビ治療専門皮膚科なるものがあったり、薄毛治療の専門病院があったり、専門店化の波はこのような所にも及んでいます。

これらにも共通して先ほど挙げたようなメリットは当てはまります。

店舗開業をお考えの方は、ぜひ専門店などのコンセプトを考えてみるのもいいでしょう。

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