2024.04.19

外国人労働者の可能性【店舗の開業なら塊】

店舗における人手不足

こんにちは。

株式会社塊です。

先日欲しかったジュースがあったので、連続して4軒コンビニを回りました。

どのコンビニの店員さんも、ベトナムなどのアジア系もしくはアラブ中東系の方でした。

日本における外国人労働者が増えたなあと改めて実感したのですが、

皆さんも感じることはありますか?

ちなみに職場はどうでしょう。

外国人と共に働いているという方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

弊社が主に従事しておりますのは電気工事業なので、

外国人は雇い入れておりません。

日本人で意思疎通がとれる人であっても、危険性を伴う仕事だからです。

しかし、周りにはよく見かけます。

足場やさんや土木、解体工事に多い印象です。

ベトナムの方が一番多いのではないでしょうか。

日本の人手不足が叫ばれて長くないですが、

今後の少子高齢化に伴う労働生産人口減少には歯止めがかからなさそうです。

そんななか、2023 年 10 月時点で外国人労働者の数は 200 万人を超え、

雇用事業所数は 30 万カ所を上回ったそうです。(帝国データバンクによる

このいずれも過去最高を更新し続けており、その数は年々上昇傾向にあります。

では、外国人労働者の雇用率トップの業種は何だと思いますか?

コンビニなどの小売店?私も先日の経験からそう思いました。

しかし何と第一位は「飲食店」で44%にものぼるそうです。

第二位は「旅館・ホテル」で35.8%でした。

そしてコンビニなどの「飲食料品小売店」は第七位でした。

皆さんが開業を目指す飲食店や小売店はトップ10に入り、

いずれも高い数字を示しています。

つまり言い換えれば、人手不足にあえいでいるといってもいいでしょう。

あなたがオープンしたとき、アルバイト募集に応募が来なかったらどうしますか?

従業員がいないと回らないようなお店の開業を考えている場合、

今からその対策について考えなければなりません。

 

外国人労働者という活路

このような人手不足の状況に陥った時にまずやることは、縁故採用です。

家族や友人・知人から派生して働ける人を探します。

この方法が一番手っ取り早く、信頼も出来ます。

しかし、注意しなければならないのがその後の人間関係。

雇用/被雇用の関係になり賃金の支払いが発生すると、人間関係は複雑なものになります。

その点には注意をして、線引きをしっかりしてください。

次に行うのが求人広告にお金をかけることです。

無料媒体の求人広告で人が集まらないのならば、

次に考えるのはお金をかけること。

お金をかけることによって、求人会社によってその有償サービスは異なりますが、

求職者の目によくつくようになります。

そして考えて欲しいのが外国人労働者の雇い入れです。

飲食店業務は特定技能の分野に指定されているため、

なかなか雇うのにはハードルがあるかもしれません。

さらに不安なのが、教育・コミュニケーションの問題ではないでしょうか。

実際、外国人労働者を雇用する際の課題について企業に尋ねたところ、

「スキルや語学などの教育」(55.1%)と「コミュニケーション」(55.0%)が

突出して高い結果となったそうです。

雇い入れたはいいものの、意思の疎通が取れず、

お客様に満足のいくサービスを提供出来ないようでは本末転倒です。

このような企業が抱える問題を解消するために、

NPO法人やボランティア団体は日本語学習の機会を、

無償もしくは低価格で提供しています。

また政府は「外国人材受入及び共生社会実現に向けた取組」を方策として打ち出し、

昨年には、育成期間を経て特定技能1号への移行を目指す制度「育成就労制度」を策定するなど、

今後も外国人労働者支援策を充実していく予定です。

また、今後は新たな政策だけでなく、制度の抜本的改革にも期待できるでしょう。

新たな選択肢として、考えてみるのはいかがでしょうか?

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