2024.06.25
増えるインバウンドへの対策は【店舗の開業なら塊】
もうすぐ夏休み!増えるインバウンド需要
こんにちは。
株式会社塊です。
先週の金曜日、6月21日は夏至の日でした。
夏至と言えば最も日中の時間が長くなる日。
21日以降から徐々に陽が短くなっていくのですが、
梅雨開けから本格的な夏を感じる私たち日本人にとっては、なんだか不思議な感じですよね。
というわけで、来月の今頃から本格的な夏、そして夏休みが始まります!
飲食店、小売店、美容院、エステサロン…店舗はどこもかきいれ時になります。
さらに、今年は進む円安の影響もあってインバウンドの需要が例年よりも見込めそうです。
インバウンド、つまり外国客への対策、行っていますか?
外国人集客のためにどこまで力を入れるかはもちろんお店の自由なので、
何も「英語を学びましょう」「ヴィーガンメニューを揃えましょう」「ハラールメニューを揃えましょう」とは言いませんが、
無理のない範囲で出来るようなことならば是非取り入れて、売り上げアップを狙いましょう!
実際にお店はどのような対策を行っているのでしょうか?
今現在実施している店舗を参考に学んでいきましょう。
インバウンド需要への今日からできる対策
「ぐるなびPRO for 飲食店」によると、実際の店舗は以下のような対策を行っているようです。
①Google mapなど地図検索サービスへの登録・情報入力
MEO対策として、自分の店舗をグーグルマップに認識してもらうということはほとんどのお店がやっていると思いますが、
意外と盲点なのが英語など多言語での情報を入れること。
今は翻訳機能も精度が高いので、元の日本語でのお店紹介文をそのまま翻訳するだけで大丈夫です。
ちなみに「deep-L」という翻訳サイトはとても滑らかな文章にしてくれるので、
ぜひ活用してみて下さい。
お店の紹介文や魅力、住所を英語にして載せておきましょう。
すぐ出来るような対策ですが、かなりの効果が期待できます。
②キャッシュレス決済の導入・拡充
以前もブログで言及しましたが、キャッシュレス対応を進めることは
インバウンド需要に応えるにはかなり重要な要素になります。
日本はまだまだキャッシュレス後進国で利用者が増えつつあるものの、
現金との二重使いの人が多い状況ですが、
韓国や中国ではキャッシュレス決済普及率が80%を超えるなど、
現金を持ち歩かない人も多いです。
さらに、外国の通貨を得るためには換金に高い手数料が取られるため、
出来ればキャッシュレスで決済したいと考える人が多いでしょう。
メインどころとなるクレジットカード決済だけでなく、
中国の「Alipay」や韓国の「Naver Pay」など拡充を行っている店舗も多いようです。
③外国語に対応した旅行・観光サイトへの掲載
例えば、「Trip Advisor」は全世界の情報が集まる旅行サイトです。
ホテルや観光地、飲食店、雑貨屋など様々な情報が閲覧できます。
さらにこのサイトは言語選択が可能なので、英語・中国語・アラブ語など言語関係なく、
自分の好きな言語に翻訳された形で情報を得ることが出来ます。
このようなサイトに店舗の情報や紹介、写真を掲載するだけで、
沢山の外国人の目に触れる機会を獲得できます。
食べログの英語サイトもあるのですが、外国人からの認知度が低いので
上記のような世界規模のサイトに掲載することをおすすめします。
他にも日本政府が運営するサイトや、「Travel Japan」など外国人旅行者向け英語サイトは様々あるので
いくつか掲載してみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今日から出来るような対策を紹介しました。
他にも、外国語メニューの作成やそれの店頭掲示、
外国語のビラ作成と設置、外国人対策マニュアルの作成など、対策は様々あります。
しかし、これらはお金と時間がかかってしまいます。
積極的にインバウンドに焦点を当てて取り組もうというなら話は別ですが、
今日から夏の需要に向けて取り組むのは、これらの対策で十分なのではないでしょうか。
実際に、実施している店舗に対してどのような対策が効果を得られたか聞いたところ
「地図検索サービスへの登録・情報入力」に最も効果を感じ、
次点で「キャッシュレス決済の導入・拡充」に効果を感じているという返答が得られました。
どちらもお金をかけずにできる対策なので、ぜひ検討してみて下さいね。