2024.02.25
出店地選定の際に考えること【店舗の開業なら塊】
難儀な店舗探し
こんにちは、株式会社塊です。
弊社は去年の4月に名古屋市の植田から平針に事務所を移転しました。
かなり大きくなって、倉庫を設けることもでき、アクセスも悪くなく良い場所に移れたと思っています。
しかしこの事務所、一昨年の5月頃から探し始めて、半年以上たってようやく見つかった事務所なのです。
毎日とは言いませんが不動産情報をチェックして、懇意にしている不動産会社にも条件を伝えて探してもらっていましたが、なかなか見つからず、ようやく納得のいく物件が何ヶ月もかけて見つかったのです。
店舗開業をお考えの方に、早く物件探しに動いてくださいということは良くお伝えしています。
なかなか希望条件を満たす物件を短期間で見つけることが難しいからです。
例えば飲食店ならば駅チカが良いと考える方が多いでしょう。
しかし、駅チカは当たり前ですが人気のエリア。なかなか物件が空かないうえに、空いてもすぐに埋まってしまいます。
店舗の物件選定には難儀される方が多いのは否めないでしょう。
あなたのお店に向いている地域
業種・業態によって向いている出店地というものがあります。
例えば、駐車場を併設した方が集客が見込める大型チェーンレストタンなどは郊外に作る方が良いでしょう。
しかし、個人経営の小規模のレストランなら駅チカがいいのは言わずもがな。
バーですと二件目、三件目に使われることが多いため、駅チカでなくてもいいですが繁華街がいいでしょう。
逆にエステサロンなどは人目が気になる為郊外にひっそりあるほうが行きやすいです。
個性的なお店を考えているなら、周りにも個性的なお店がある程度存在し、勝手に集客してくれるエリアが良いでしょう。
例えば名古屋で言うと大須商店街などでしょうか。
このように、業種や業態、コンセプトによって向いている出店地域というものがあります。
出来れば考えている出店地域がどのような層が良く利用するのか、住んでいるのかを調べることが出来ると良いでしょう。
駅チカは駅チカでも、乗降者数もきちんと調べて下さいね。
いくら駅チカでも乗降者数、利用者数が少ない駅のそばでは意味がありませんよね。
出す業種や業態、コンセプトによっては何も名古屋駅や栄周辺が良いという訳ではないのです。
以前もお話ししたように、賃料とは固定費で変動がないものなので、しっかりと出店地域を見極めながら予算内で納得のいく物件を見つけて下さいね。