2024.06.01
内装完成後から開業前にすること【店舗の開業なら塊】
内装完成後にチェックしておきたいポイント
こんにちは。
株式会社塊です。
弊社は総合建築事業として店舗の新規開業支援をしております。
施工が完了しお引渡しをするのは大体オープンの1か月前ほど。
そのオープン準備期間中に、チェックしたい内装のポイントをご紹介します。
もし不備や使いづらい等問題があれば、遠慮なく施工会社に申し出ましょう。
このタイミングであれば、まだオープン前の修正が間に合うかもしれません!
ただし、施工不良により生じた問題ではなく、
例えば破損させてしまった、コンセントを増やしたいなど
自己都合による修正・追加工事である場合、料金が発生しますのでそこは注意してくださいね。
内装完成後、お引き渡し時には工事責任者同伴のもと最終チェックを行います。
まずはこの時に、希望した施工が行われているのかどうか入念にチェックしてください。
●依頼した通りの家具配置になっているか?
●指示通りのインテリアになっているか?
●コンセント位置や照明位置は正しいか。
●水道関係に問題はないか。
●グリストラップ(厨房排水に含まれる生ごみや油脂を分離する装置)を設置している場合、
きちんと設置されているか。動作するか。
●塗装忘れ、塗装ムラ、穴あき、キズなどがないか。
●ドアや窓の開閉は可能か。障害物はないか。
●水洗トイレや冷蔵庫、空調などの設備は稼働するか。
開業後に、もっとこういう風にしたいという要望が出てくる場合もあります。
例えば今までにはこのようなご要望がありました。
◆もっとコンセントを増やしたい
◆スピーカーを設置したい
◆収納スペースをもっと取りたい
◆電気配線を見えないようにしたい
◆コートハンガーのスペースをもう少し取りたい
◆照明の数を増やしたい・減らしたい
◆照明を昼白色から電球色に変えたい
◆客席に使用しているタイルを厨房にも貼りたい
などなど…
このような開業後の「もっとこうすれば・ああすれば…」という意見を知っておくことで、
最初の段階で、上記のようなことを考慮しながらの内装工事依頼が可能です。
「収納スペースに余裕を持っておけばよかった」というのは、
ほとんどの飲食店が感じていることのようなので、
収納スペースは広くとることをおすすめします。
まとめ
内装工事は、一度始まってしまうと途中での修正が難しい場合があります。
また、施工内容によっては追加工事が出来ないこともあります。
そして一般的に追加工事は高額になりがちです。
なぜなら、施工段階では簡単にできるような作業であっても、
完成後に行うと手間と時間がかかることが多いからです。
例えば、まだ床材を貼る前なら、簡単に電気配線を床下に埋め込んで隠すことが可能ですが
床材を貼った後ですと、床材をはがす作業に加えて床材を貼り直す作業などが必要になります。
その分の時間と手間、材料費がかかってしまうことが理解いただけるでしょうか。
このような事態を避けるために、
施工前にしっかりと要望を伝え、こまめに現場に足を運んで進捗状況をチェックしましょう。
変更点がでたら早めに施工会社へ連絡を。早ければ早いほど良いです!
また、トラブルを避けるために、追加や修正工事の金額確認は事前にしっかりと行ってくださいね。
その工事に伴う期間やスケジュールも確認しておきましょう。
快適で理想的な店舗で営業を行うためにも、下準備をしっかり丁寧に行ってみてくださいね。