2024.05.25

内装に役立つ「文様」のはなし【店舗の開業なら塊】

文様の種類あれこれ

こんにちは。

株式会社塊です。

今日は内装を考える際に役立つ文様の種類をご紹介します。

知識として知っておくと、内装のアイディアにひろがりが出ると思いますので

ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

和文様

日本の代表的な文様をご紹介します。

▼市松模様

正方形または長方形を交互に配置したデザインです。

鬼滅の刃の主人公 炭次郎の羽織にも使われており、

一躍有名になりました。

▼青海波模様

「せいがいは」と読みます。

半円を3つ重ねることにより、波のように見せています。

夏着物や手ぬぐいに使われることが多く、さわやかな印象です。

男性的な印象で、クールな感じでもあります。

▼麻の葉模様

正六角形または正三角形の幾何学模様です。

名の通り麻の葉がモチーフとなっています。

鬼滅の刃の炭次郎の妹、禰豆子が着用していた着物の柄です。

女性的な印象で、華やかさがあります。

▼網代模様

「あじろ」と読みます。

杉の皮や竹の皮など木の皮を編んだようなデザインです。

天井などのデザインにも用いられています。

スタイリッシュな印象です。

▼紗綾模様

「さや」と読みます。

梵字の「卍」を斜めに崩して組み合わせた模様です。

そのため、卍つなぎ や 卍くずし とも呼ばれます。

ふすまや暖簾の柄として良く用いられています。

かっこいい印象になります。

 

西洋・イスラム文様

お次は西洋諸国とイスラム圏の模様をご紹介します。

▼アカンサス模様

アカンサス(西洋アザミ)という棘のある多年草植物の葉を図様化した模様です。

西洋の神殿の柱のデザインなどに用いられています。

ウィリアム・モリスがよく用いていたモチーフでもあるので

ご存じの方もいるかもしれません。

▼アラベスク模様

イスラム様式の模様になります。

文字や植物・幾何学図形などをデザイン化したものです。

とても緻密で繊細なデザインで、華やかさもあります。

寺院など建物の外・内装飾によく用いられていました。

現在でも絨毯やタイルなどにデザインされています。

1つ取り入れるだけで華やかな印象になります。

▼ペイズリー模様

勾玉のような曲線を描く植物をモチーフにした模様です。

19世紀イギリスのペイズリーで流行したことにより、この名がつけられました。

現在でも衣類から絨毯、カーテンなどによく使われています。

 

まとめ

このほかにも、12世紀のヨーロッパで栄えた「ゴシック文様」などがあります。

今でも日本では、ゴシック&ロリータなどとして洋服や装飾品その他にその文様を見ることが出来ます。

緻密で繊細、ゴージャスな印象の模様になります。

イタリアンレストラン、フレンチレストラン、ヨーロッパの雑貨を扱うお店などで

豪華な印象にしたい時は取り入れてみるといいでしょう。

このような文様・模様の知識を知ることで、お店の内装アイディアが広がります。

特に和文様には魔除け・子孫繁栄・事業拡大など

縁起のいい意味が付与されている文様も多いです。

上手く取り入れて、オシャレかつ縁起のいいお店にしましょう!

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