2024.06.14
人はあなたの「WHY」に動かされる【店舗の開業なら塊】

ゴールデンサークル理論とは
こんにちは。
株式会社塊です。
皆さんは「ゴールデンサークル理論」を聞いたことがありますか。
ビジネス書をよく読む方、ビジネスに関する講演や動画がお好きな方はご存じかもしれません。
ゴールデンサークル理論とは、簡単にいうと
人間同士が関わった時に、相手のなにに共感を覚えるのかという理論のことです。
これは米国人サイモン・シネックが2009年のTEDトーク(様々な専門家による講演)で紹介した理論で、
比較的新しいビジネス理論になります。
では、人は人の何に共感するのでしょうか。
結論から言うと人は人の「WHY=なぜ」に共感し心動かされます。
そしてこの共感の度合いは「WHY」→「HOW」→「WHAT」の順に
共感が薄れていくことが分かっています。

図にすると上のようになります。
人は人のWHAT(なに)に共感することはあっても、それには強い力を伴いません。
それによって行動を変えたりすることは少ないということですね。
人が人に共感してもらい、相手の心を動かそう、さらには身体まで動かそうと思ったら、
自分の「WHY」を発信することが大事なのです。
これはお客さんにお店に来てもらうことや、従業員に意欲的に働いてもらうことにも作用します。
では、WHYとはそもそもなんなのでしょうか。
そしてどのような「WHY」を発信していけばいいのでしょう。
一緒に考えてみましょう。
あなたの中の「なぜ」やるのか
例えば、このゴールデンサークル理論を用いてお客さんに訴求している企業の中に
「スターバックス」があります。
スターバックスの「WHAT(なに)」にあたる部分はすなわち「商品」のこと。
コーヒーや紅茶、フラペチーノなどスターバックスの商品のことです。
そして「HOW(どう)」にあたる部分は「商品の美味しさや目新しさ、独自性」のことです。
季節限定商品や原材料・抽出方法にこだわったコーヒー、独自の配合で組み合わせたラテ…
自分の好きなようにカスタマイズすることなどもここにあたります。
では「WHY(なぜ)」とはいったい何なのでしょうか。
その答えはスターバックスの理念に現れています。
スターバックスの理念である「サードプレイス」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
このサードプレイスという言葉は、
「会社でも家庭でもない、一息ついてリラックスできる第三の空間」を意味しています。
スターバックス、あなたはテイクアウトとイートイン、どちらをよく利用しますか?
ほとんどの方がイートイン、つまり店内で過ごすほうではないでしょうか。
ほっとしてオシャレで、落ち着ける空間。どの店舗も異なる魅力がありますよね。
コーヒーが美味しいのは勿論ですが、それならば他チェーン店やコンビニも負けていません。
「なぜ」スターバックスを選択し店内で過ごすのかというのは、
スターバックスがなぜ創業されたのか、なぜあのような店構えになっているのかという
スターバックスの理念、すなわち「WHY」に共感し心動かされるからなのではないでしょうか。
では、あなたに置き換えてみましょう。
あなたは飲食店を経営するとしましょう。
どんな業態で、どのような商品を出し、どのような内装で、どのように資金繰りをして、
どのようにマーケティングをするのか…
もちろんこれらはあなたのお店を構成する大事な要素です。
しかし、これらのプレゼンを述べたところで借入先の首は縦に振られることは少ないです。
特に家族・友人・知人などはそうでしょう。
結局はあなたが「なぜ」飲食店をやりたいのか。「なぜ」これなのか。
という情熱の部分に人は共感し心を動かされます。
開業してからの集客もそうです。
美味しい料理、映える飲み物、素敵な内装、素晴らしい接客やサービス…
これらは重要であることは間違いありませんが、
美味しいお店や良いお店なんてごまんとあります。
なので再び足を運んでもらうのは至難の業です。
最近見たデータによると、味や雰囲気に満足してもリピートするのは約2割程だそうです。
しかし、あなたの「なぜ」つまり心意気に共感し応援してくれる人は
圧倒的にリピーターになってくれやすくなります。
店舗開業の際はぜひ、「なぜ」やりたいのかを一度見つめ直してみて下さいね。
そしてそれを発信してください。
きっとあなたを応援してくれる人が集まってくるはずです。