2024.07.22

事業再構築補助金【店舗の開業なら塊】

補助金のはなし

こんにちは。

株式会社塊です。

補助金や助成金、給付金はここ最近身近な言葉になりましたよね。

それは偏にコロナ禍の影響ではないでしょうか。

いままで調べたこともなかったという人が補助金や助成金を申請するようになり、

補助金申請を専門に扱う事業者も出てきました。

さて、今年の事業再構築補助金の締め切りは今週の金曜、26日で、

弊社も無事申請が完了しました!

条件はつきますが、通れば新規事業開業経費分の3分の2の補助が受けられます。

補助金…これはいったいどのようなものなのでしょうか。

まず補助金と助成金、給付金の違いから見ていきましょう。

補助金:事業者が申請した事業計画に対して審査が行われ、採択された事業計画に基づいて消費された費用を実績報告の後に支払われるお金のこと。原則として返済は不要。

助成金:団体の特定の活動や事業を支援するために、審査などの手続きを経て提供されるお金のこと。原則として返済は不要。

給付金:病気になったり被災したりした場合など、ある要件に該当した際に申請することで得られるお金のこと。原則として返済は不要。

基本的にどれも返済は不要で、国や地方公共団体、民間団体から支出されます。

補助金>助成金>給付金の順に取得難易度が上がっていきます。

助成金と給付金においては、一定の要件を満たせば余程のことがない限り受理され、提供されます。

しかし、補助金はその内容にもよりますが審査ハードルが高く、

申請すれば全員が全員補助金を受け取れるわけではありません。

例えば、事業再構築補助金の2023年度採択率はなんと26.4%!

中々狭き門なのです。

 

事業再構築補助金とは

さて、そんな狭き門の事業再構築補助金ですが、そもそもどのような制度なのでしょうか。

事業再構築補助金は2021年に、新型コロナウイルスによる影響を受けた企業への救済措置として生まれました。

回数を重ねるごとに提出書類が変更したり増減したり、

内容が少しずつ変わったりしながら今日まで制度が続いています。

「新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。」

と事業再構築補助金サイトにはあります。

つまり、コロナ禍によって業績が悪化した企業の立て直しを、

既存事業から新規事業へ転換することや、

既存事業に加えて新規事業の開設をすることによってサポートしようという取組です。

例えば、運送会社が豊富なサプライチェーンを活かして飲食店を始めたり、

建築会社がオートキャンプ場を整備して観光事業に参入したり、

既存の事業によって得た知識や人脈、協力会社などを上手く活用して行っています。

補助金金額ですが、今時点では以下のように規定されています。

従業員数補助上限額
5人以下1,000万円
6~20人1,500万円
21人~50人2,000万円
51人以上3,000万円

補助率は中小企業の場合2/3になります。

コロナ禍によって生まれた補助金なので、

パンデミックが収まった今、終了するのではとのうわさもありますが、本年は続行されました。

しかし、来年は分からないようです。

終了もしくは本年のように内容が変更されて続行という形になりそうです。

例年だと11月頃に発表があるので、考えている方は是非チェックしてみて下さい!

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