2024.06.12
万引き犯を見かけた時の対処法【店舗の開業なら塊】
万引き犯を発見!どう対処する?
こんにちは。
株式会社塊です。
あなたは万引き犯を実際に見かけたことがありますか?
普段買い物しているときは自分に集中しているので、なかなか周りの挙動に注意を払いません。
見かけたことがあるという方は少数なのではないでしょうか。
しかし、雑貨屋、スーパー、コンビニなどの小売店で働いた経験がある方は見たという方もいるはず。
万引きは立派な犯罪行為です。許されることではありません。
お店側からしても損害を被る行為なので、しかるべき対処をするべきです。
しかし、もし、小売店経営者のあなたが見かけたらどのような行動をとりますか?
また、アルバイトが発見した場合はどのように対処させるべきなのでしょうか。
犯罪行為の目撃なので、強く糾弾することはその身を危険にさらしてしまうかもしれません。
「もしも」のときどのように対処すればいいのか、事前に確認しておくことが大事です。
一緒に考えてみましょう。
万引き犯を見かけたときの対処法マニュアル
自分自身とアルバイトなどのスタッフがどのように対処するべきなのか、
事前にマニュアルを作成し、共有しましょう。
●万引き犯を発見したら、一人で確保しようとせずにまずは相談する。
●強い口調で詰問したり、暴力をふるったりしない。
●その場では糾弾することなく、別室への同行を促す。
●12歳以下、または65歳以上の場合、家族に連絡する。
●13歳~64歳の場合は警察に通報する。
●12歳以下、65歳以上で家族や本人の謝罪、窃盗品の買取がある場合は警察には通報しない。なければ通報。
●犯行が複数の場合は全て通報する。学生ならば学校に会社員であれば会社に報告。
●犯人が従業員の場合は全て通報する。
●犯人が黙秘を続ける場合は通報する。
●同意なしに持ち物をチェックしない。
●身元確認として免許証や学生証のコピーを預かる。
●犯人が攻撃してきた場合を除いて、相手の体に触れない。
●事情聴取は必ず2人以上で行う。
●事情聴取として無駄に長く万引き犯を拘束しない。
こちらは関東防犯カメラセンター様のマニュアルを参考にさせていただきました。
万引き犯の人権を守りつつ、相手にも自分や従業員にも危害が加わらないように行動しなければなりません。
悪いのは万引き犯であるのは明確ですが、暴行したり不当な長時間拘束を行ったりした場合
こちら側の方が悪くなってしまう可能性もあります。
十分に気を付けて下さい。
基本的には発見したら、その情報を他の従業員ないし店長やオーナーに共有し、
別室で身分や万引き行為の確認をしながら警察を待つ、というのが基本的な流れです。
とにかく落ち着いて行動し、対処するようにしましょう。
あなたが動揺すれば、それは従業員にも伝播してしまいます。
危害を加えられてしまうのは本末転倒なので、あくまでも無理のない範囲で対応してくださいね。