2025.07.17
レジンテーブルの製作販売を始めます!【店舗の開業なら塊】

レジンテーブルとは?
こんにちは。
株式会社塊です。
「レジンテーブル」という家具を聞いたことはありますか?
何人かに聞いてみたところ、認知度は1割程度といったところでしょうか。
また、実際に現物を見たという方は1人もいませんでした。
近年注目されているレジンテーブルですが、日本における認知度はまだまだのようです。
レジンとは日本語で「樹脂」を意味します。テーブルは机ですよね。
つまりレジンテーブルとは、レジンと木材が組み合わさって出来た机のことを言います。
樹脂は今日、様々な分野で活躍しています。
例えば、歯の詰め物や入れ歯、エアコンの配管と壁の隙間を埋めるためのコーキング、ジェルネイル、アクセサリーなどなど…意外に身近なところに存在します。
大きく分けてレジンの種類は2種類あり、UVレジンとエポキシレジンと呼ばれています。
UVレジンは主にアクセサリーや歯医者で用いられるレジンで、UVライト(紫外線)を当てることによって硬化します。
数秒~数分UVライトに当てるだけで硬化するので、扱いやすいレジンになります。
一方、エポキシレジンは主剤と硬化剤を混ぜ合わせることで硬化します。これは化学反応によるものです。
数時間から数日程度かけて硬化するので、管理は大変ですが、その分強度に優れ、気泡が入りにくいなどの特長もあります。
レジンテーブルに使用するレジンはエポキシレジンです。透明度が高く、その透明度を保ったまま厚みを出すこともできます。
そんな樹脂が木材と合わさると、ガラスと木が組み合わさったような何とも不思議な魅力のあるテーブルになるのです。
レジンテーブルのご紹介
では、どのようなテーブルなのか実際にお見せしたいと思います。
弊社のレジンテーブル事業部門「槐(エンジュ)」が実際に製作したテーブルになります。

こちらは、海をイメージして作成したレジンテーブルです。
濃い色の部分と薄い色の部分がグラデーションのようになっており、海溝の表現も出しました。
濃い部分も透明感があるのがお分かりだと思います。
こちらのテーブルの厚さは5-6㎝ほどありますが、その厚さ分ずっと透明感を保ちます。
こちらは透明なレジンに青色を付けているので見えませんが、もし透明なまま作ったら、地面が見えるくらいの透明感がこの厚みでもだせるのです。
左右の緑は乾燥した藻で、レジンの中に埋め込んでいます。このように、固形物を中に入れることも出来ます。

こちらは製作途中のレジンテーブルです、【クラロウォルナット×オレンジ色レジン】で製作しました。
厳密にはオレンジ色だけでなく赤色や緑色も混ぜており、色の調合が可能なのでどのような色でも作ることが出来ますよ。
このように色を組み合わせ、立体感を持たせることによって、火山の溶岩のような雰囲気を作り上げました。

こちらはレジンの分量が多めのテーブルですね。
オレンジ~黄色のような複雑な色合いですが、濃い色を重ねて流し込むことによって、このように透明感を出さずにマットな質感にすることも可能です。
木とレジン色が似通っているため平面的に見えますが、綺麗な木目がアクセントとなり、奥行きが生まれています。
木材の周りに緑色を入れたことによって、木の存在感も出ていますよね。
まとめ
いかがでしたか?
もうすぐレジンテーブルの展示場が完成予定ですので、ぜひ実物を見にいらしてください。
テーブルというよりもアートな一点物のこの家具は、きっと生活を彩ってくれるはずです。