2024.06.27
ネイル美容への注目度の高さ【店舗の開業なら塊】

ネイル美容の需要は?
こんにちは。
株式会社塊です。
弊社には今3名の女性スタッフが居ます。
そのうちネイルをしているのはなんと3/3!
全員がジェルネイルをしています。
そのうちの1人はネイルサロンで施術してもらうのではなく、なんと自分でジェルネイルをしているそうです。
爪は常に目に入るので、特に女性にとっては綺麗に整えておきたいパーツです。
では実際、女性はどのくらいネイルをしているのでしょうか。
株式会社しんげんが行った市場調査によると、過去1年以内のネイルサロンの利用率は26.5%で
セルフネイル実施者はなんと75%にも及びます。(複数回答可能)
そして1年間でネイルを全くしなかったという人はわずか9.5%しかいないのです。
女性のネイルへの注目度の高さがうかがえますね。
セルフネイル用品が充実し、安価で高品質な製品が手に入るようになったことも
ネイル人口が増えた要因の一つになっています。
また、マニキュアをしている人は57.5%で、ジェルネイルをしている人は47%のようです。
以前はセルフネイルと言えばマニキュアが主要でしたが、このデータからも分かるように、
ネイルサロンに行くことなく、弊社社員のようにセルフでジェルネイルを行うという層も増えているようです。
個人的には、ジェルネイルの需要がここまでマニュキュアと拮抗しているとは思いませんでした!
ネイルサロンだとそれなりにお金がかかりますし、
ジェルネイルをセルフでやるのは技術的に難しく、時間もかかるのですが
それでもジェルネイルの需要がかなり高くあるということですね。
20代以上の女性全体の約9割が行うというネイル。
直近のコロナ禍により外出自粛のムードが蔓延し、一時期は業界全体が不振だったようですが
やはり依然としてその需要は高そうです。
今後は外向き需要が大きくなっていくはずなので、さらなる成長が見込めますね。
ネイルサロン開業で成功するには
ネイルサロンの開業方法は少し前に紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
今日は、開業後にどのようにして成功するかということにフォーカスして話したいと思います。
Beauty総研によると、ネイルサロンでの1回あたり利用金額は5,872円が平均だそうです。
多くの人が行うメニューは「ジェルネイルオフ+新しいジェルネイル」なので、
大体これくらいの金額でしょう。私も大体これくらいです。
店舗開業における利益の上げ方は大きく分けて2つです。
(1)売り上げを上げる=集客数を増やす/単価を上げる
(2)利益率を上げる
どちらかしかありません。
まず(1)売り上げを上げる方法を考えましょう。
これは上記にもあるように、お客さんの数を増やすか、単価を上げるかしかありません。
お客さんの数を増やすためには、マーケティングが大事になっていきます。
SNSやチラシ広告、インターネット広告などを駆使してとにかく認知してもらいましょう。
予約も、電話予約だけでなく口コミサイトやLINEなど様々な導線を用意すると良いです。
キャンペーンなどを行って、集客を促したりするのも手です。
次に、単価を上げるには、営業または技術力の向上が必要になってきます。
例えばあなたがネイルに関する何かに特化した技術を取得したなら
(コンテストに優勝、芸能人への施術経験、キャラクターネイルに特化など)
それによりメニュー単価を上げても集客が可能でしょう。
ネイルは特別な日のみにするという人も多いので、そこの需要と提供サービスがマッチすれば
価格が高くてもお客さんはつくはずです。
技術取得以外で単価を上げようと思うと、営業が必要になります。
例えば、シンプルなネイルに比べて、パーツを付けたネイルやデザインネイルは価格が高くなります。
押しつけがましい営業にならない程度に、
パーツを付けたネイルやデザインネイルの提案をするのがいいでしょう。
実際のサンプルデザインをお客さんの近くに飾るのも効果が得られます。
では(2)利益率を上げる方法を考えます。
例えば売上100万円で現在の利益率が20%だとすると、利益は20万円ですね。
しかし、これを売り上げ(客数・単価)はそのままに利益率を35%に上げるとどうでしょうか。
客数も単価も上げずに利益を15万円も多く得ることが出来ます。
実際はこのように単純には利益率を上げるというのは難しいですが、
きちんと見直すことによって、意外なほど利益率を上げることができます。
同じ売り上げで利益率を上げるためには、とにかく支出を減らすことです。
いまどのような支出があるでしょうか。
「人件費」「水道・光熱費」「ネイル材料費」「備品費」
大体このあたりでしょうか。
いったんネイルサロンを開業したら、ネイルの種類をそこまで増やす必要はなくなります。
なので、ネイル材料費や備品費はそこまで考えなくていいでしょう。
考えるべきは人件費と水道・光熱費です。
水道光熱費の節約方法としては、
お客さんのいない時間は消灯する、トイレはセンサー式照明にする、
照明を蛍光灯からLEDに変える、冷暖房は弱めに設定する(毛布や扇風機を用意)
冷暖房機器の掃除をこまめに行う、などが考えらえます。
小さなことですが、一つ一つやっていくと結構大きな違いになりますよ。
人件費で言うと、まず人を雇うときに本当にスタッフが必要なのかを考えて下さい。
客数や売り上げとスタッフの人数が合っていないようであれば、
募集をかけるべきではありません。
また、客数の少ない平日昼間はスタッフ数を少なくするなど、
シフトの工夫もしましょう。
時給や勤務形態などもしっかり管理しながら、人件費について考えて下さいね。
まとめ
いかがでしたか。
ネイルサロンにおいては、飲食店のように在庫の廃棄が出るわけではなく、
水道・光熱費もさしてかからないので、
支出を抑えることによって利益率を上げようと考えるのはなかなか難しいです。
広告宣伝に力を入れて集客を頑張りながら、単価を上げるというのがいいでしょう。
開業が容易なだけあって競合店が多いため、なかなか成功が大変かもしれませんが
一つずつこなせば必ず結果はついてきます。
成功できるように、日々の見直しから頑張っていきましょう!