2024.04.14
キャッシュレス決済手数料はいくら?【店舗の開業なら塊】
当たり前になったキャッシュレス決済
こんにちは。
株式会社塊です。
みなさんは普段どれくらいキャッシュレスでの決済を行っていますか?
私は最近は一日財布を開かないことも多いくらい、ほとんどがキャッシュレスでの決済です。
お金の流れが明瞭だったり、ポイントが付いたり、
お金を持ち歩かなくても済むので安全性も高かったりと
キャッシュレス決済にはいいところが多いです。
日本の2023年時点でのキャッシュレス比率は39.3%で、
キャッシュレス後進国であった日本も近年では目覚ましい伸び率を見せています。
しかし、対する中国でのキャッシュレス決済比率は83.8%なので、
日本はまだまだこれからといったところでしょうか。
中国でのキャッシュレス決済文化には私も驚いた経験が実際にあります。
それは6年前上海に旅行に行った際でした。
上海の空港の自販機で水を購入しようと思ったのです。
搭乗口に一番近い売店はなくそこにあるのは自販機のみで、時間も迫っていたため、
その自販機で購入することにしました。
しかしその自販機には小銭を入れる場所がありませんでした!
完全なるキャッシュレス決済オンリーの自販機で、
当時現金で全てを賄っていた私は何も購入することが出来ませんでした。
日本でも最近はキャッシュレス決済可能な自販機が登場していますが、
もちろん現金決済の選択も可能ですよね。
ここまで中国ではキャッシュレス決済が浸透しているんだなと、驚いた経験になりました。
キャッシュレス決済の手数料はいくら?
日本におけるキャッシュレス決済の比率は39.3%であると前述しました(2023)。
その内訳をみていくと、
1位がクレジットカードで83.5%(105.7兆円)
2位がコード決済で8.6%(10.9兆円)
3位が電子マネーで5.1%(6.4兆円)
そして4位のデビットカードが2.9%(3.7兆円)
という結果となりました。
クレジットカードが突出しているようです。
しかし、コード決済や電子マネーは今後さらに伸びていくと考えられます。
ではそれぞれの手数料はどうなっているのでしょうか。
クレジットカードの決済手数料は、事業規模や業種によって異なります。
たとえば、個人経営の飲食店などの決済手数料は5%前後です。
小売店は4%前後となっています。
一方コンビニなどの大手チェーン店では1%前後に設定される場合が多いです。
個人経営の店舗では1000円の1会計につき、
40円から50円ほどの決済手数料をお店側が負担することになります。
これは結構な負担額じゃないでしょうか。。。
コード決済、つまりPayPayや楽天ペイなどQRコードやバーコード決済のことを指します。
このコード決済の手数料は、各種決済サービスによって異なります。
中には手数料負担がないものもあります。
相場としては、0~3%程です。
1000円の1会計につき、決済手数料は多く見積もっても30円なので、
まだ取り入れやすいのではないでしょうか。
電子マネー決済、すなわち交通系ICやWAONなどでの決済のことを指します。
こちらも各種決済サービスによって手数料が異なります。
相場は3~4%程となっています。
1000円の1会計につき、決済手数料は30円~40円なので、
クレジットカードよりはまだいいと言ったところでしょうか。
1会計につき大体数十円の負担ですが、これが積み重なると結構な金額になります。
しかし、キャッシュレス決済が約40%を占める今、導入しない訳にはいきません。
さまざまなキャッシュレス決済の負担率を比較したり、客層を考えたりしながら、
自分のお店に合ったキャッシュレス決済方法を取り入れてみて下さいね。