2025.04.02
カフェの倒産が止まらない…差別化を図るには【店舗の開業なら塊】

カフェ倒産件数が過去最多となりそうな勢い
こんにちは。
株式会社塊です。
みなさんは「コーヒー」はお好きですか?
私は数年までコーヒーを飲むことが出来ず、そこまで興味もありませんでしたが、
最近は仕事の日は毎朝のようにコンビニでコーヒーを買っています。
家でドリップバッグで飲むこともあります。
朝はコーヒーからスタートだという人、朝ごはん代わりにコーヒーを飲むという人も少なくないのではないでしょうか。
ただ、そのコーヒーをどこで買うかというと、車通勤の人のほとんどがコンビニと答えるでしょう。
朝の忙しい時間帯、店舗でコーヒーを買うのはなかなか難しいですよね。
電車通勤の方は会社近くのコーヒーショップで買う方もいらっしゃるでしょうが、最近はその便利さからコンビニのコーヒーを選ぶ人たちが増えているようです。
さて、コーヒーも紅茶も好きという人、カフェが好きであるという人は少なくないはずですが、最近カフェの倒産が相次いでおり、このままだと過去最高を更新してしまいそうなのです。
いまなぜ、カフェの倒産が増えているのでしょうか。
株式会社帝国データバンクがおこなった「喫茶店(カフェ)」の倒産発生状況の調査・分析によると、2024年4月から2025年2月までの倒産件数は66件で、このままいくと2024年度の倒産件数が過去最多となりそうな勢いだそう。
2022年度の倒産件数は42件でしたが、2023年度は68件と1.5倍になったためそれも驚きでしたが、今年度はさらにそれを上回るペースで倒産件数が増えています。
コロナ禍も落ち着き需要は回復している一方で、原材料の高騰や人件費、テナント料の値上げにより利益の確保が難しくなっているのが大きな原因のようです。
また、やはりコンビニや大型チェーン店との競争が激化しているのも背景には影響しています。
中でも、コーヒー豆の値上げは深刻で、コメの次はコーヒー豆だと言われるくらいに高騰しています。
2023年10月には1キロ当たり2.62ドルだったロブスタ種は2025年2月には5.81ドルに
1キロ当たり4.05ドルだったアラビカ種は9.05ドルになりました。
この1年半ほどでなんと2.3倍になっています。
このままではコーヒーは高級品になると予想している経済アナリストの方もいて、「コーヒー一杯1000円の時代がきてもおかしくない」と言っているほどです。
コンビニ各社もこの状況をうけて、昨年から値上げを行っているようです。
苦境に立たされる喫茶店。今後の活路は
物価の高騰による消費者の節約志向などの社会的背景に加えて、
コーヒー豆をはじめとする原材料の高騰や人件費・賃料の値上げ、
コンビニや大型チェーンなどの台頭やそもそもカフェの母数が多く競争が激しいことなど
いまカフェ事業は苦境に立たされていると言えるでしょう。
喫茶店の開業は大きなテナントや設備が必要ないことから、開業資金を安く抑えられるので、バーと並んで開業希望者が多い傾向にあります。
その分競合他店も多く、生き残るのが難しい業種です。
実際データを見ても、3年以内に閉業する店舗が他の業種と比べても高くなっています。
それに加えて現在の物価高騰なので、カフェの経営はいま最も難しい職種だと言ってもいいでしょう。
では、何も策がないのかというとそうではありません。
喫茶店業界が苦境であるなか、一方で高級コーヒーやスペシャルティコーヒーは人気で、
ブランド力のある店舗やオンライン販売では一定の売り上げをあげているそう。
値段を安くするというのはどうしても大手チェーンやコンビニに負けてしまうので、個人経営ならではのこだわりのコーヒーを提供することが勝負のカギになりそうです。
フードなどを提供しているお店はこの機会にドリンクに注力してもいいのかもしれません。
コーヒーや紅茶などを提供するカフェのいいところは、廃棄がほとんどなくて済むこと。
食品と違って腐ることがないので、無駄な出費を防ぐことが出来ます。
ラテアートや3Dアートなどは今でも写真映えすると人気なので、そういった工夫を凝らしてもいいかもしれません。
また、最近ではコーヒーではなく紅茶、緑茶、中国茶など「お茶」に特化したカフェに需要が認められます。
そのような方向性で展開するのもいいかもしれません。
家賃などの固定費は動かしようがないですが、人件費や光熱費に関しては、
例えば社員ではなくアルバイトのスタッフにする、人を雇わずにワンオペで回す、シフトや時給を見直す、
白熱灯ではなくLEDにする、日中はつける照明の数を減らす、エアコンからガスファンヒーターにする、夏場は扇風機と併用してエアコン温度をあげるなどなど……
工夫次第で今より抑えることが可能です。
喫茶店の開業・経営は現状難しいことには間違いありません。
しかし、やり方次第ではしっかりと利益を上げることができるはずです。
諦めてしまうのは勿体ないので、ぜひ自分に合った工夫を凝らしてみて下さいね。