2024.01.31
エステ業界の動向【店舗の開業なら塊】
美容・エステ業界での開業
こんにちは。
クラフトチーム塊です。
今日は特に女性の店舗開業において人気な「美容・エステサロン開業」についてです。
最近は男性のネイルや肌ケアなども普及してきているようですが、まだまだ女性がその顧客層の9割ほどを占める美容サロン業界です。
そのためオーナーさんも女性が多い業界になります。
女性の悩みを一番分かっているのは女性ですもんね…。
そんな美容・サロン業界の最近の経済動向というのはどのようになっているのでしょうか?
開業をお考えの方で、どの業種・業態で開業するかまだ決まっていない方は、このような経済動向などにも注意するとやりたいことや今取り組むべき分野が見えてくるかもしれません。
さて、話を戻して美容・サロン業界の経済動向ですが、やはり直近4年ほどは業界全体のボリュームも売り上げも落ちて停滞していました。
言わずもがな、コロナ禍による弊害ですね。
人と会う機会や外出機会が減り、その需要は冷え込んでいたようです。
しかし昨年ほどから徐々に回復の兆しがあり、今後はコロナ禍以前以上に需要が伸びるのではないかと予想されています。
それには理由があります。
①男性の利用者が増加するため
上にも書きましたが、近年男性の美容サロン利用が急増しています。これは何も若い人だけに言えることではなく、中高年層も脱毛サロンなどを中心に利用が増えているそうです。
②一回の利用金額が増額傾向にあるため
しかも愛知県は年間エステサロン利用金額が東京を抑えて全国一位なんだとか!
利用者数は東京が一位のようなので、愛知県は利用金額が大きいことがわかりますね。
③セルフエステ産業など新しいアプローチが功を奏す可能性が高いため
近年セルフエステ店舗が本当に増加しました。
最近ですと24時間営業無人ジムのチョコザップなどもセルフ脱毛機械やセルフネイル機械などを導入したりしていますよね。
このように新しい業態での開業が増えており、それに伴い新規顧客層を業界全体で獲得していっている流れなので、市場はこれからも大きくなっていくことが予想できます。
エステサロン開業は上手くいく?
今後の見通しとしては、コロナ禍以前に売り上げが戻りさらにそこから微増が予想されるとお話ししました。
市場動向的には悪くないのではないかと思います。
さらに愛知県では利用者数・利用金額ともに高い傾向にある為、開業の地域としても良いのではないかと思います。
しかし一方で、エステサロンとはある一部の施術を除いて資格が必要なく運営できるものになります。
つまり参入障壁が低いんですね。ということは競合他店も多いということです。
ニッチな産業・事業で成功するのは割と上手くいくことが多いのですが、横並びで頭一つ抜けるというのは結構大変なのです。
そのためには他店にはない自店独自の強みがなければなりません。
エステサロンなどは初回の割引やクーポンなどで新規の顧客は割と集めやすいのですが、定着が少ない、つまりリピーターが少ないという点があります。
どのようにして次の来店に繋げていくのかを考えましょう。
技術力の向上を怠らない、労働環境の改善をする(従業員の定着を目指す)なども大きな一助となるでしょう。
まとめてみます。
●美容・エステサロン業界の市場は今後増加傾向にある
●競合他店が多いので、①ニッチな施術を狙う ②他店との差別化を図る ③職場環境を整え技術力向上を目指す
●コンセプトにもよるが、内装費は安くつくことも多い
最後の内装費の件ですが、エステサロンの内装は凝った作りにしたり、専門的な機械を揃えたりしなければ飲食店などに比べて必要な備品や設備も少なく、安価に抑えることが出来ます。
どう思いましたか?
たくさんの要素を複合的に考えながら開業の夢を叶えて行ってくださいね!