2024.03.19

エコフレンドリーな潮流【店舗の開業なら塊】

SDGsにエシカル、サスティナブル…

こんにちは。

株式会社塊です。

数年前からこのようなバッジを目にする機会が増えました。

見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

これは「SDGsバッジ」と呼ばれ、認定された販売店からであれば誰でも購入、身に着けることが出来ます。

大企業や官庁では率先して社員にバッジの着用を促しています。このような取り組みによって、SDGsへの姿勢を見せるとともに、周知を進めることが出来ます。

と、いいますが、そもそもSDGsとは何なのでしょうか?

SDGsとはSustainable Development GoalSの略で、持続可能な開発目標という意味になります。

「持続可能な開発目標」これもちょっと分かりにくいですよね。

簡単に言うと、「地球にも人間にも優しい住みよい世界を目指そう」と言ったところでしょうか。

その具体案として2030年までに17の目標達成をしましょうと掲げているのがSDGsになります。

バッジが17色で構成されているのもこのためです。

その目標を詳しく見ていくと、「海の豊かさを守ろう」「緑の豊かさも守ろう」「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」「働きがいも経済成長も」「住み続けられる街づくりを」などがあり、自然から経済、貧困、平等といった人類普遍のテーマが挙げられています。

では、「エシカル」という言葉は聞いたことがありますか?「サスティナブル」はどうでしょう?

このような言葉もいまトレンドになってきています。

「エシカル」はSDGsの12番目の目標「つくる責任、つかう責任」を達成するために生まれた言葉です。

エシカルとはEthical、直訳すると「倫理的な」という意味になりますが、今現在は「人や社会、地球環境に配慮した倫理的に正しい消費行動」という意味で使われています。

具体的には、地産地消の考え方・使う分食べる分のみに抑える・正当な対価を支払うなど、個々人の倫理規範に基づいた人や地球、環境に良い行い(主に消費)のことを言います。

たとえばどのような取り組みがなされているのでしょうか?

「エシカルファッション」と言えば労働問題や社会問題に配慮した服のこと。低賃金で無理な労働を強いるのではなく、正しい対価を払ったうえで正当に人を雇い、かつ植物素材やリサイクル素材で作られたような衣類のことを言います。

他にもエシカルジュエリー、エシカルインベストメント(投資)、エシカルコーポレーション(企業)などが登場し、意識されるようになっています。

「サスティナブル」はSDGsの「S」Sustainableの部分を抜き出したものです。「持続可能な」という意味があり、子や孫など将来世代に渡るまで安心して平和に暮らせる社会にしよう、という意味があります。

サスティナブルという考え方は大局はエシカルと同じです。サスティナブルの中にエシカルという考え方があります。

「サスティナブル」には
・地球環境が持続可能
・生物が持続可能
・経済生活が持続可能
・国際社会が持続可能
のように様々な意味が内包されています。

サスティナブル、持続可能な、という考え方はすこし曖昧に聞こえます。ですのでそれを達成するもう少し輪郭のある考え方・方法が「エシカル」という理解でいいと思います。

SDGsもエシカルもサスティナブルも…カタカナ表記の考え方が近年沢山登場したため中々理解が難しいかもしれませんが、どれもずっと昔から言われていた「地球温暖化をくいとめよう」「自然環境を守ろう」「人権を守ろう」「世界平和」「自由と平等」などと結局は同じ考え方です。

みな地球の自然破壊を憂い、国によっては人が搾取されていることを憂い、女性の地位向上を願い、等しく健康や福祉サービスが受けれる状況にあることを願っています。

このような取り組みが国単位ではなく企業・個人の単位で意識されるようになったため、現在は注目が集まり、意識されるようになったのですね。

エコフレンドリーを取り入れる

もちろんこれらを意識した生活を心がけることは倫理的に見ても大事です。

そして近年ではこういった企業から優先して物を買おう、という消費者の潮流が存在することを忘れてはなりません。

自分の倫理観が先立つのか、経営における利益獲得が先立つのか、という問題はおいておいて、そのような意識が多くの人に芽生えているのならば取り組むべきでしょう。

例えば小売店であれば、エシカルな商品を取り扱うことや買い物袋を有料化すること、フェアトレードの商品を扱うのが良いでしょう。

飲食・テイクアウト店では例えば大きいサイズのものだけでなく、一人でも食べきれるようなサイズの展開をすることによって最近のお一人様需要に応えるだけでなく、エコな活動にもなっているのです。

仕入れをコントロールして廃棄を減らす、形の悪い(しかし味は同じ)廃棄予定の食材を使うなど、他にも様々な取り組みを行うことが可能です。

こうしたエコフレンドリーな取り組みは、消費者に選ばれる際のアピールポイントになるだけでなく、廃棄を減らし原料を安く仕入れることが出来るなど利益に繋がることもあります。

経営のアイディアに上手く取り入れてみると、新しい道筋が見えてくるかもしれません。

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