2024.06.16
アルバイトの面接HOW TO【店舗の開業なら塊】
従業員を雇おうと考えたら
こんにちは。
株式会社塊です。
弊社は電気工事業を母体として、総合建築業を営んでおります。
その中でも最も多い依頼が店舗開業のご依頼。
そしてさらにその中でみると飲食店開業のご依頼がほとんどです。
お母様とお子様や夫婦での家族経営や1人でお店をまわすワンオペ経営から
オーナーや店長とアルバイトで構成される大型飲食店経営にいたるまで
様々な店舗の開業を支援してきました。
開業後も勿論どんな様子か伺ったり、直接お店に食べに行ったりします。
その際によく聞くのが「人を雇おうと思うんです」という言葉。
理由はそれぞれですが、従業員を雇いたいという方は多いです。
まず、従業員を雇いたいと思ったときに考えて欲しいのが以下のことになります。
●何人雇うのか
●どのような形態で雇うのか
●お給料の設定
●雇った場合の資金繰り
何人をいくらで雇い、人件費は月にいくらかかるのか…
その金額は自分のお店の利益を大きく圧迫するようなものでないか…
人を雇い入れた後は、簡単に解雇することが出来ません。
しっかりと売上高や利益と人件費との兼ね合いを考えながら、
雇うのかどうか、何人雇うのか、時給はどうするのかを決めていってくださいね。
よい人材を確保するために
いざ、人を雇おうと思ったら、まずは求人媒体などを用いて求人を掲載します。
その後は、応募→面接の順で進めていきますが、
当たり前ですがあなたが欲しいのは優秀な人材ですよね。
アルバイト・パートにはそこまでの能力を求めないにしても、
接客業である以上お客さんとの接客は最低限出来る人が欲しいはずです。
上記にも示したように、一度採用を決めた人を不当な理由で解雇することは出来ませんので、
しっかりと相手の人柄を1回の面接で見極める必要があります。
では、どのように良い人材かどうかを見極めればいいのでしょうか。
①仕事に対する意欲を確かめる
まず、お店で働くことに対して意欲があるかどうか見極めましょう。
中には数ヶ月だけ働いてみたい、つなぎとして働きたい、などそこまで意欲がない人もいます。
面接における質問内容としては、
●応募した理由・動機
●なぜ自分のお店を選んだのか
●入店後にやってみたい業務など
を尋ねると良いでしょう。
自分のお店のどんなところに魅力を感じて、応募しようと決めたのか
将来どんな風になっていきたいのか、その過程でなぜこのお店なのかなど
深い話まで出来るととてもいいです。
まずは、そのように自分のプライベートな話が出来るように
リラックスできる面接環境をつくることもお忘れなく。
②人柄が職場の雰囲気と合っているのかどうかを確かめる
少々騒がしく元気があるような居酒屋と、落ち着いた雰囲気ダイニングバーでは
求められる人材も、集まってくる人たちも異なります。
従業員間や従業員とお客さんの距離が近く、元気すぎるくらいの店舗では
大人しくまじめにやるべきことを淡々とやりたいタイプの人は合わないかもしれません。
アルバイトの応募者の人は、自分に合うお店で働きたいというのが希望です。
もちろんお店側からしても雰囲気に合う人に働いてほしいですよね。
応募者の人たちのほとんどが、求人媒体や求人誌を元に応募を行います。
そのような文字情報だけでは雰囲気などが分からないのはお互い様なので、
自分のお店の環境や雰囲気をしっかりと伝え、相手の希望とする環境も聞きましょう。
相手の人となりや性格、雰囲気を知るためにも、
●休日は何をしているのか
●自分の得意なこと、不得意なことは何か
●学校などでやってきた部活動
●問題が起こった時にどのように対処するか
などを聞くと、相手の大体の性格が見えてきます。
③勤務条件の確認をする
これが一番大事な要素になります。
人を雇うということは、手の足りてない時間帯や業務があるはずです。
例えば飲食店においてキッチン業務の人手が足りないのに、
ホール希望の人を採用しても仕方ありません。
土日の時間帯の人手が欲しいのに、平日しか出勤できませんでは困ります。
また、忙しい時間帯に人手が欲しいのに、
そこから外れた時間帯のみの勤務しかできないならば意味がないですよね。
結局アルバイトとお店との労使関係とは、需要と供給の条件が合致していないと成り立ちません。
●週何日働きたいのか、時間帯はいつか
●絶対に休みたい曜日などはあるか
●長期休暇時(GWやお盆、年末年始)などは出勤状況はどのようになるか
●どのような働き方がしたいのか
などをしっかりと質問し、自分の要求と合致するかどうか確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
慣れてきて何十人もアルバイト希望者を見ると、人を見る目が養われるので
相手の人となりなど見極めることが出来るようになりますが、
経験のないうちはなかなか見極めが難しいと思います。
再三にはなりますが、雇うことは簡単ですが、解雇することは難しいです。
しっかりと相手を見極めて、お互いが気持ちよく働けるような人を採用できるよう
面接にもしっかりと力を入れて下さいね。