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9/1レジンテーブル展示場をOPENしました【名古屋で店舗の開業なら塊】
2025年9月1日 レジンテーブル製作販売展示場OPEN こんにちは。 株式会社塊です。 この度、弊社は9月1日にレジンテーブル製作販売展示場をオープンしました! 当日は沢山お花をいただき、お客様にもお越しいただけました。 ありがとうございます! オープン記念でお配りし、大好評だった「ヒノキのまな板」ですが、数量限定でまだございますので お気軽に足をお運びください。 レジンテーブル展示場 レジンテーブルは樹脂(レジン)と木材を組み合わせて作られたテーブルです。 樹脂と聞くとハンドメイドなどに使う柔らかい樹脂のイメージを持つ方が多いですが、 私たち「槐(えんじゅ)」が使う樹脂はUV照射で硬くなるレジンとは異なり、ゆっくりと自然乾燥させて硬化させる樹脂を使っています。 こちらは硬度がとても強く、傷やへこみなども付きづらいです。 ゆっくりと乾燥させるので、製作に時間がかかりますが、その分長く使える良いものを提供することができます。 レジン(樹脂)をしっかりと木材の隙間に流すことによって、木材とレジンも強固に密着します。 木材とレジンの接地面から割れてきたなどがないように、丁寧に作業を行っております。 また、レジンは好きに色を着色することが可能です。 もちろん色を何色か混ぜることも出来ますが、混ぜすぎると黒っぽくなるので、数色に留めるのが良いでしょう。 何回かに分けてレジンの流し込みを行うため、色を変えることによって奥行きを表現することも出来ます。 さらに、固形物を入れることも可能です。 例えば、ラメや羽、ドライフラワー、葉っぱや枝などが人気です。 外国のコインやナンバープレートを入れるお客様もいらっしゃいますよ! 基本的にどのようなものでも入れることが出来ますが、生花やテーブルの厚みを超えたもの、法律や条例に違反するもの(銃や刃物など)は入れることが出来ません。 上記のようなものはお断りさせていただいておりますが、無理かな?と思うものであっても一度ご相談いただければと思います。
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飲食店の席数はどれくらいが適正?【店舗の開業なら塊】
居心地のいい飲食店空間を作るためには こんにちは。 株式会社塊です。 先日、チェーン店の居酒屋に行ったら平日ながら満席でした。 コロナ禍を経てここまでお客さんが戻ったことを喜ばしく思う反面、 沢山の人に溢れたそのチェーン店内は騒がしく、提供時間の遅れや注文料理の提供忘れなどのミスも目立ったため あまり居心地のいい空間だとは言えませんでした。 その中でも一番不快に感じたのは、隣との席の間隔が狭いこと。 肩が触れ合ってしまいそうなほど近く、道を通るのも一苦労。 遂には隣のお客さんがテーブル間を通り抜けた際に、私たちのテーブルの上にあるドリンクを倒してしまいました。 確かに、経営している側からすれば、できるだけ席数を増やしてキャパシティを上げお客さんを入れたいですよね。 満席で断り他店に流れてしまうほど悔しいこともないでしょう。 しかし、その利益を追求するが故にお客さんの居心地の良さを奪ってしまうのは本末転倒です。 それを補って余りある突出した何か(値段の安さや立地の良さなど)があれば話は変わりますが、 そうでなければ、リピーターを期待するのは難しいです。 お客様にとって居心地のいい空間を提供するためには、しっかりとテーブル間の空間や動線を確保して、席数を適正なものにしなければなりません。 では、適正な席数とは一体どれほどなのでしょうか。 もちろん、実際は間取りや業態などによって多少の変化がありますが、是非参考にしてみてください。 適正な席数とは? 飲食店の適正な席数は1坪当たり1席~3席と言われています。 ・高級価格帯のレストランや落ち着いた空間を演出しているお店は1~1.5席 ・標準的な店舗は1.5~2席 ・ラーメン店やファストフード店などの回転重視のお店は2~3席 以上が適正な席数と言えるでしょう。 ラーメン店などは、席がカウンターのみという店舗も多く、ある程度席の狭さなどは織り込み済みで訪れる方が多いでしょう。 なので、間隔や道が狭くてもそれを不快に思う方は少ないです。 私が先日行った居酒屋のお店はチェーン店でしたが、いわゆる「標準店」にあたります。 しかし、席数は1坪当たり2~3席のラーメン店やファストフード店並みでした。 標準店だと思って訪れたお店の席の間隔が狭い、つまり自身の想定と異なるため、不快に感じるのですね。 おそらく、飲食店の開業を考えている皆さんは高級店~標準店の方が多いでしょう。 なので、1坪あたり1席~2席くらいまでを目安に、席数を決定してください。 坪数×上記の適正席数で、おおよその店舗全体の席数が算出できます。 反対に、従業員数からお客さんのキャパシティを最初に設定して、そこから逆算しお店の規模を決定することも出来ます。 適正よりも席数を少なくすると、より居心地のいい空間を演出できますので意識してみて下さい。 さらに実際には、狭い空間であっても、カウンターやテーブルを組み合わせることによって結構な席数を確保することが出来ます。 いろいろ試行錯誤しながら、お客様も従業員もさらには自分自身も居心地の良い空間を目指してくださいね。
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電灯?動力?店舗の電気契約【店舗の開業なら塊】
店舗における電気工事 こんにちは。 株式会社塊です。 弊社は電気工事を母体として、内外装工事一式を請け負っている総合建築会社です。 9月からはレジン家具を始めとした商業用・家庭用家具も扱いますので、細かな内装などもお任せください! さて、電気工事業を母体としている弊社には、電気工事士1種・2種の資格を持った社員が多く在籍しています。 他の多くの建設作業と異なり、電気工事を行うためには国家資格である「電気工事士免許」が必要です。 その資格がないと、たとえ簡単なコンセントの取付等であっても施工してはならないことになっています。 最悪命の危険がありますので、安易に扱わないようにしてください。 専門的な知識を要する電気工事ですので、意外にその実態を知らないという方も多いのではないでしょうか。 では、店舗を開業する際にはどのような電気工事が必要となるのでしょうか。 まずは店舗において電気が必要となる場所を思い浮かべてみてください。 厨房やホール、洗面、バックヤードなど店舗全体にまず照明が必要になってきます。 プロジェクターや液晶を設置予定であればそこにも必要です。 レジや注文用のタッチパネルなどを充電するためにはコンセントが必要ですね。 トイレも勿論電気を使用して水を流しています。 炊飯器などの調理器具を用いるためにもコンセントが必要です。IHならばそちらにも電気が要ります。 エアコンを始めとした空調機器にもやはり電気を使いますし、冷蔵庫などの設備にも当たり前に必要ですね。 このように、店舗の至るところに電気を用いるので、それぞれに電線を張り巡らせなければなりません。 それらの業務用設備は一般的に、住宅に比べて大きな電力が必要になります。 業務用エアコンに、厨房機器、大きな液晶や広い敷地面積内に用いる電気機器を考えると、よほど小さな店舗で最低限の設備での運営でない限り、容量は家庭よりも大きくなるでしょう。 このような場合には、一般家庭で用いている「電灯契約」ではなく「動力契約」が必要になります。 電灯?動力?店舗の電気契約はどちらがいいの? 店舗の電気工事の流れはまた別にご紹介するとして、今日は最も知りたい電気契約、つまり電気料金について見ていきます。ここが経営者としては最も気になるところではないでしょうか。 店舗における電気利用は、一般家庭よりも使用量が多くなるので、間違った契約プランで契約を行ってしまうと電気料金がかなり高くつくことも……。 もっと酷いと、動力のパワーが必要なのに電灯で契約してしまい、設備が全く使えないなんてこともあります。 しっかりとどちらの契約が必要なのか見極めて、ご自身の店舗に合った電気契約を行ってくださいね。 電気の契約プランには、大きく分けて「電灯契約」と「動力契約」の2種類があります。 電灯と動力は電気の供給方法のことを指します。この2つの違いは、電力の大きさです。 「電灯」とは、主に家庭で使用される照明や家電製品向けの電力で、比較的低出力な機器を動かすために用いる方法です。 小規模な店舗ならば、こちらで十分な可能性もあります。 基本料金が安価で、使用量によって料金が変動します。 「動力」とは、主に工場や商業施設などで使用される機械や業務用エアコン等向けの電力で、高出力な機器動かすために用いる方法です。 基本料金は電灯と比べると高価ですが、使用量当たりの単価が安く設定されているため、使用量によっては電灯よりも動力の方が安くなることもあります。 まず、店舗における電気工事では、どれくらいの電気容量が必要になるか計算します。 電灯契約でいいのか動力契約が必要なのかを見定めて、お客様に最適な提案をします。 例えば弊社では、事務所のエアコンは電灯契約で、レジンテーブル展示場内のエアコンは動力契約で使用しているのですが、このように組み合わせて契約することもあります。 この契約は、お客様と電力会社の契約になります。 名古屋ならば中部電力が最大手で安心ですが、最近は東邦ガスやシン・エナジーなどの新たな電力会社も出てきましたので、自分に最適なプランを選んでみて下さいね。
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レジンテーブル展示場をOPENします!【店舗の開業なら塊】
2025年9月1日 レジンテーブル展示場OPEN こんにちは。 株式会社塊です。 2025年9月1日にレジンテーブル展示場をOPENします! 場所は「瑞穂区柳ケ枝町2-56」本社と同じ場所です。 昨年より計画をスタートさせ、ようやく皆様にお見せできるようになりました。 これも偏に協力してくださった皆様のおかげです。 ありがとうございます! レジンテーブル、一枚板、家具事業を始めることにより、 内外装施工から家具までさらにワンストップでのご提案が可能となりました。 外国産木材から屋久杉に至るまで様々な木材を用意してお待ちしております。 近年、家具はプラスチックや木材でも集成材や合板が主流になりました。 しかし、無垢材はやはり良いものです。 天然の木材は温かみがあり、香りも良いです。同じ木材は一つとしてなく、全て一点もので希少です。 日本文化の再興を目標に掲げながら、木の良さをお伝えできるように頑張ります。 レジンテーブルとは 皆様の中には「レジンテーブル」って何?と思った方も少なくないのではないでしょうか。 かく言う私もそのうちの一人で、昨年までは全く聞いたこともありませんでした。 レジンとは英語でRESIN、樹脂を意味します。 近年、ハンドメイドアクセサリーでもレジンを使用されるようになりました。 ご存じの方も多いのではないでしょうか。 レジンテーブルとはそんな樹脂と木材を組み合わせたテーブルのことです。 ハンドメイドなどで用いる樹脂は柔らかいものも多いのですが、私たちが使用する樹脂は強度に優れ、耐久性も高いです。 熱や光での変形も少なく、表面に特殊なコーティングを施すことにより、飲料などをこぼしてもサッと拭きとれますし、キズも付きにくいです。 こちらはケヤキとブルーのレジンを合わせたテーブルです。 一見するとガラスと木材が合わさったような不思議なテーブルですが、もちろん一般的なテーブルと同じように使用することが出来ます。 表面もつるっとしていて段差などもありませんし、コーティング処理を行いますので触った時の質感も均一です。 写真のように波のようなテクスチャを表したり、レジン色に関しては複数色を混ぜ合わせることも出来ます。 また、レジンの中にはドライフラワーやメダル、プレートなどの固形物を入れることも出来ますよ! どのようなテーブルも自由自在にデザインすることが出来ます。 一点物の家具は、それがあるだけで空間に華を添えてくれますよ。 住宅は勿論、商業店舗にはぴったりのテーブルです。
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オープンニングイベントはやらない方がいい?意外な落とし穴とは【店舗の開業なら塊】
オープニングイベントとは こんにちは。 株式会社塊です。 弊社は8月または9月に新事業である「レジンテーブルの家具製作・販売」のローンチを控えております。 ローンチとは英語で発射の意味があり、新しいサービスや商品を開始することを言います。 このローンチの際に「オープニングイベント」を行う予定ですので、ぜひ皆さまいらしてください! アーティストを呼んで、軽食も用意する予定です。 さて、「オープニングイベント」ですが、一般的には施設や店舗の開業時に行われるイベントのことを指します。 新規オープンを効果的に演出し、より多くの人に開業を周知させることを目的としています。 また、潜在的顧客を獲得するのにもいい機会となります。 店舗開業の際はぜひオープニングイベントの開催を企画してみて下さい。 イベント告知の方法としては、チラシやポスター掲示、口コミがメインになってきます。 開業前なので、DMやSNSにおいては顧客リストやフォロワーの数も少なく、あまり効果が得られないでしょう。 落ち着いてから振り返ってみると、オープニングイベント期間は普段よりも来客数が3倍ほど多かったというお店も。 オープニングイベントを開業時の起爆剤にして、オープン時からエンジン全開で始めるのがおすすめです。 しかし、一方で、オープニングイベントにはデメリットもあります。 オープニングイベントの落とし穴 集客をブーストできるオープニングイベントですが、最近ではそれと対極の「サイレントオープン」つまり告知をせずにひっそりとオープンするお店も増えています。 なぜなら、オープニングイベントには落とし穴があるのです。 (1)質の高い客が集まらない オープニングイベントにはワンドリンクサービスなどの特典や割引をつけるのが定番です。 しかし、このような割引や特典につられて来店するお客さんの質はあまり期待できません。 遠くから来店する、普段の食事の価格帯ではないけど来店する、といった客も多く、 そのような客がリピーターになる確率は極めて低いです。 (2)お店の評判が悪くなる オープニングイベントは集客ブーストになると言いましたが、文字通り期間中は来店客数が増えます。 オープンしたてで慣れないオペレーションの中、キャパシティを超えたお客さんをさばかなければならないので、どうしてもサービスの質は落ちます。 提供時間の遅れ、来店時退店時の挨拶忘れ、呼んでも来ない、注文を忘れるなどのヒューマンエラーの多発などが起こり得ると考えられます。 品切れの商品も出てくるでしょう。提供料理が提供時には冷めていたり、写真と異なるクオリティになってしまったりも考えられます。 このようなことが起こると、どうしてもそのお店の印象は悪くなってしまいます。 最悪リピート潜在顧客だった人が、リピートを諦めてしまうかもしれません。 SNSの口コミ評価を悪く書く人も勿論出てくるでしょう。 (3)従業員の不満が出る キャパシティを超えた客数をさばくのは入ったばかりの新人スタッフです。 右も左も分からない中、時給も変わらないのに忙しく働かされるのは彼らです。 不満が出てくるのも仕方ないでしょう。 イベント時は時給を上げたり、特別手当を支給したり、 賄いなどをふるまう、物品支給を行うなど対策を今から考えておきましょう。 (4)利益が少なくなる 「お会計から10%オフサービス」「デザートサービス」「ワンドリンクサービス」「次回来店時に使える20%オフ券進呈」…… これを目的に来店するお客さんが多いので、オープニングイベント時にこのような割引や商品提供サービスは必須です。 しかし一方で、このようなサービスは利益の減少に直結してします。 お客さんが増えることによってカバーできればいいですが、割引率の方が大きいと悲惨なことになってしまいます。 まとめ オープニングイベントは集客や周知にはもってこいのイベントです。 しかし一方で、今回紹介したような落とし穴もあるのが事実です。 やるか否かをしっかりと見極めて、自分のお店に合うオープンの仕方を考えてみて下さいね。
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飲食店はオープン3ヶ月目が勝負!【店舗の開業なら塊】
飲食店の特性 こんにちは。 株式会社塊です。 みなさんは開業したいと初めて考えたとき、何をやりたいと思いましたか? そもそもなぜ開業したいと思ったのでしょうか。 お金が欲しい?自由な時間が欲しい?やりたいことがある?地位や名声が欲しい? 今まで伺った中で一番多いのはやはり「今より多いお金を稼げるから」というものです。 また、ビジネスの案が浮かんだから、知人にそのビジネスで成功している人が居るからという意見も多いです。 こちらも「稼ぐ」ということに帰結するので、結局はやはり「お金」を稼ぐための一つの手段として開業を考える方が多いです。 今の仕事よりも可能性がありそうな「開業」ですが、なるべくならお金も労力もかけたくないのは当たり前です。 そのような事情もあり、開業したい業種の一番目には飲食店が上がる人が多いです。 理由は、最も身近でやりやすそうだから。 また、特別な資格や技術も必要なく、狭いスペースでも問題ないため初期費用を抑えることもでき、参入がとてもしやすいからです。 しかしこのように参入障壁が低いと、必然的にライバルが多くなります。 そういった背景に加えて、コロナ禍や物価高騰など社会情勢の影響を受けやすくもあるため、 飲食店の1年目廃業率は30%、3年目にはなんと70%のお店が閉店すると言われています。 開業するのは他業種と比べて比較的簡単ですが、継続が難しい飲食店業界。 休日の少なさや長時間労働の常態化など、体力的にキツイ面もあります。 しかし、やっていて楽しい!と感じる業種の一つに飲食店があがるのも事実です。 自分の提供したいモノやサービスを好きなように提供することができ、マーケティングの効果もすぐに出やすく分かりやすいです。 例えば、建設業など他業種で広告を打ったとしても、認知され問い合わせがきて、仕事が決まるまでには膨大な時間がかかりますが、飲食店はすぐにお客さんの数という形で返ってきます。 また、お客さんの「ありがとう!」が直接聞こえる仕事でもあります。 このようにやりがいを感じることのできる職種であることも確かです。 開業3か月目が勝敗の分かれ道 弊社は店舗の開業の支援を行っております。 その中でもやはり飲食店の開業支援をさせていただくことが多いです。 そういった皆様の話を聞いていて分かったのが「開業3か月目が勝負」ということです。 なぜ3ヶ月目なのでしょうか? 先ほど、飲食店は1年で閉店してしまう店舗が3割だという話をしました。 つまり、1年継続するだけでも大変ということです。 開業当初、つまり1-2か月間はよっぽど問題ないでしょう。 オープニングイベントやキャンペーンを打つことによって、お店の本来の力以上の集客が可能だからです。 お店本来の集客力が分かるのがおおよそ3ヶ月目くらいになります。今後の1年を占うのが3ヶ月目ということです。 開業3ヶ月目にもなると、来客も落ち着き、本来のお店の集客力が見えてきます。 顧客層なども見えてくるでしょう。 この時点で、赤字になるようなお店も出てくると思います。 開業3ヶ月目でとるべき行動をきちんと行い、今後の経営方針を定めることが大事です。 ①来客数、ピーク時間帯、顧客層の把握 1日に何人のお客さんが来店して、ピークの時間帯は昼帯・夜帯どちらなのか、その中でも何時頃なのかをきちんと把握しましょう。 男性が多いのか女性が多いのか、年齢層や服装などもしっかりと観察します(じろじろ見たりはしないようにしましょう) 想定顧客層と実際の顧客層のズレはよくあることです。 まずは実状を把握することが大事です。 ②よく出るメニューの把握 目玉商品、メイン商品を設定してお店を開業するのが普通ですが、人気メニューと目玉商品は異なる場合もあります。 例えば、ある蕎麦屋さんでは蕎麦よりも蕎麦出汁を使ったカレーが人気で、そちらの方がよく出るんだとか。 目玉商品やメイン商品に人気がない場合、その理由も分析できるといいでしょう。 ③仕入れ量・仕込み量の調整 オープン時と同じ仕入れ量では食材が余ってしまい、廃棄の量が増えてしまいます。 ①の来客数のデータや②の人気メニューのデータなどを基に、仕入れ量や仕込み量を調整していきましょう。 廃棄は勿体ないというだけでなく、廃棄するのにもお金がかかりそのままマイナス利益なので、出来るだけ廃棄を出さないような工夫が必要です。 ④マニュアルの作成をする 3ヶ月目にもなると業務の流れが見えてくるはずです。 その行動に無駄がないか見直しましょう。常に効率化は意識するべきです。 例えば、在庫チェックの時間をわざわざ設けるくらいなら、使用したときに都度記入すれば在庫チェックの時間は必要なくなるかもしれません。 このように日々のルーティンを見直し、業務のマニュアル作成を行いましょう。 マニュアルがあると、新しく入ってきたスタッフに対しての教育もスムーズです。 ➄帳簿・経理の管理 忙しいと疎かになりがちなのがこの「経理」です。 しかし、どれだけお客さんがきても、お店の評判が良くても、利益がとれていなければ意味がありません。 経理をしっかりと管理することは直接利益に繋がります。 ここを疎かにしたり、どんぶり勘定にしてしまうお店が多いので飲食店は潰れやすいのです。 いまは経理管理ソフトなどもありますので、少しくらいお金をかけてでも、しっかりとお金の流れを把握して利益計算できるといいです。 まとめ いかがでしたか。 飲食店における開業3か月目は、今後を占う指標でもあります。 しっかりと今の体制を見極めて、そこから軌道修正を行ってくださいね。