2025.04.24
店舗の開業にChat GPTを役立てよう!

Chat GPTとは
こんにちは。
株式会社塊です。
私たちの暮らしは沢山のIT技術によって成り立っており、最早それなしでは暮らしていけません。
いまお使いのスマートフォンやPCはもちろん、通勤に使う電車や車などにもIT技術が用いられています。
ここ数年で目覚ましい発展を遂げたIT業界ですが、その中でも生成AIやロボット産業の発展には目を見張るものがあります。
Chat GPTなどはそのいい例です。お使いの方もいらっしゃるでしょうか。
周りに尋ねてみたところ、まだまだ仕事などで活用している人は全体で見ると少ないようですが、
ITを扱う会社を中心に、普段の業務でも用いる人も増えているようです。
意外にもプライベートで用いているという人が多いそうで、私の周りでもちらほら聞きます。
悩みや愚痴を聞いてもらっているようです。寄り添った傾聴と的確なアドバイスをくれるそうで、GWにはChat GPTのアドバイス通り、リフレッシュのために山のサウナに行くと言っていました。
ですがまだまだ利用者数は少ないようです。
野村総合研究所が2024年9月に行った調査「日本のChatGPT利用動向」によると、認知率は72.2%で利用率は20.4%に留まっています。
しかし、前年と比べると認知率で3.4%、利用率では5%伸びているため、急速に拡大していると言えるでしょう。
少し前から様々な機関により、AI発展により無くなる職業ランキングなどが発表されていましたが、これが現実のことになるのも間近かもしれません。
では、そもそもChat GPTとは何なのでしょうか。
Chat GPTとはアメリカのOpenAI社が開発したAI(人工知)チャットボットで、人間と会話しているような自然な会話を出来るサービスのことを言います。
会話だけでなく、文章の要約や翻訳、アイディア出しから画像の生成などに至るまで行うことが出来ます。
Chat GPTには生成AI機能が搭載されています。これは従来のAI機能とは異なり、与えられたデータを独自に学習して創造的なアウトプットを生み出すことが出来るのです。
従来のAIは、事前に質のいい情報やデータを大量に学ばせる必要があり、少なくない時間を必要としました。また、質問に関する回答は与えられたデータの中から予測されたものでした。
それに比べて生成AIは自ら学習するため、少ない情報や不完全・不正確な情報であっても問題がなく、学習させるためにあえて情報を学ばせる必要はほとんどありません。「プロンプト」と言われる指示や質問を与えるだけでいいのです。
それらの指示から質問に関する回答を新たに創造して答えます。そのため、注意しなければならないのは100%正確な答えだとは限らないということ。
高い精度を誇っていますが、あくまでも学習し創造した答えなので、ミスリードを招くような回答や誤った回答も見られます。
ただ、何の学習をさせない状態でも、アメリカの医師免許試験の合格ラインを出し、模擬司法試験の上位10%に入るレベルの高い知能を有しています。
日本の医師国家試験においても合格ラインを超えていたそうですよ。
Chat GPTを開業に役立てよう
さてそんなChat GPTですが、店舗の開業に役立たせることもできます。
例えば、Chat GPTに「店舗開業をするために何をしたらいいのか」聞いてみました。

これが数秒で回答されるのです!
人間のコンサルティングは最早必要ないのではないでしょうか。
さらに「名古屋でカフェ、15坪程度」という情報を追加してみます。

このように返ってきました。
どこも誤った情報はありません。
さらに不明瞭な点や詳しく知りたい点があれば、聞くと答えてくれますよ。
例えば、「SNSでのマーケティング方法」を尋ねます。

どのようなハッシュタグを使ったらいいかまで教えてくれています。
さらに聞いてみました。

ただ、これらは言わば教科書通りのアドバイスではあります。
実際には、インスタグラムではリーチさせるためには10個前後のハッシュタグをつけた方がいいと言われていたり、
最近だと画像よりもリール動画の方がおすすめ欄に表示されやすいことなども分かっています。
インスタグラムの次にはFacebookが紹介されていますが、日本国内ではFacebook利用率は減少傾向にあり、XやTikTokのアカウントを開設する方が良いでしょう。
このような、実情に伴ったアドバイスはまだまだなところがあります。
なので、やはり実際の開業者や開業サポート業者の生の声を聴くというのは大事ですね。
Chat GPTを上手く使いながら、実際に人から学ぶのも並行して開業の準備を進めていきましょう。