2025.03.27
賞味期限が延びる?期限の見直しへ【店舗の開業なら塊】

そもそも賞味期限って?
こんにちは。
株式会社塊です。
私がカナダにいたときに驚いたことがいくつかあるのですが、そのうちの一つが卵の賞味期限の長さ!
大体1ヶ月程賞味期限が設けられていました。
日本の卵の賞味期限は1週間半~2週間程度でしょうか。意外に短いですよね。
12個入りのパックを買ってしまうと賞味期限を切らしてしまうことがよくあります。
この賞味期限の長さの違いには、欧米諸国が生や半熟で卵を食べるという習慣がないことが大きな理由のようです。
日本人は半熟の茹で卵や目玉焼き、卵かけごはんなど生の状態のまま食べる機会が多いので短めに設定されているということですね。
さて、この「賞味期限」ですが、そもそもどのように設定されているのでしょうか。
賞味期限は現在、衛生上安全であると検査で証明された日数に「安全係数」という0.8以上の数字をかけて設定されています。
例えば美味しく安全に食べられる日数(=消費期限)の設定が100日で、安全係数が0.8だとすると、賞味期限は80日ということになります。
賞味期限はもともと消費期限とは異なるもので、少しくらい過ぎても問題がない日数が設定されています。
あくまでも「おいしく、一番いい状態で」食べられる期間のことを指しています。
賞味期限が延びる!フードロス対策へ
さて、そんな賞味期限ですが、TV番組「ひるおび」のアンケートによると
「気にする」と回答した人が90%、「気にしない」と答えた人が10%でした。
日本人は衛生観念が高い傾向にあるので、特に気にする人が多そうです。なかには1日でも過ぎたら絶対に口にしないという人もいるようです。
ですが、中には過ぎていても全然気にしないという人もいるようでした。
3月18日の消費者庁の有識者検討会では、賞味期限を延ばすように企業へ求めて行くとして意見が一致。
今後は賞味期限設定が係数0.8の現在から、1へ近づけていくように変わっていくようです。
ここ最近は特にフードロスの問題が良く叫ばれています。
日本の食品ロスは523万トン(令和5年)で、世界ランキングでは14位に位置します。
1位は中国ですが、一人当たりに換算すると64キロで同率になるので、日本はかなり高い数値を出していると言えるでしょう。
そんなフードロス対策にもこの賞味期限延長は一役買いそうです。
飲食店やスーパーなどの小売店等お店や企業は、賞味期限が一日でも切れていたら提供することは出来ません。
その食品の係数が0.8で、まだ安全日数には20日猶予があるとしても提供することが出来ないのです。
食品の廃棄は、店舗経営の中で最も勿体ないお金であると言えるでしょう。
そのためになるべくロスや在庫を出さないよう、仕入れ量を調整する必要があるのですが、これがなかなか難しいです。
季節や天候、気温などの外的要因や周辺状況など、様々な要素から判断しなければならないからです。
今回賞味期限が延びることで、そういったリスクが少し緩和されるでしょう。
食品のロス量も減る為、利益に還元できるようになりそうです。
ノロウイルスなども流行っているので、食品の衛生管理には十分気を付けた上で、今回の延長を活かせるといいですよね。