2024.05.08
お店に適した「壁材」を選ぼう②【店舗の開業なら塊】
業種別お店に適した壁紙とは
こんにちは。
株式会社塊です。
前回壁材の種類を紹介したので、今回は各業種に合ったおすすめの壁材をご紹介したいと思います。
◆飲食店に適した壁材
お店のホールでは、火や水、油などが付着する可能性は低いです。
しかし人の出入りが激しいため、その分汚れたり消耗・劣化しやすいです。
メンテナンスや修繕の必要が数年間隔で必要になってくるでしょう。
ですから掃除がしやすく、かつ安価な壁材を選ぶのがおすすめです。
クロス類ですとデザインも豊富で、安価かつ水拭きなど掃除も行いやすいので
お店にはよく使用されています。
しかし、壁の印象はかなり大きくお店の印象に影響を与えるので
扱いやすさだけでなく、コンセプトに沿って選ぶことも大事です。
値が張り、掃除も行いづらいですが
漆喰や珪藻土を用いた塗り壁を用いると高級感がでます。
木質材を用いるのも温かみが出ていいでしょう。
Brooklynスタイルのようにコンクリートの打ちっぱなしもクールに決まります。
キッチンは、水や油などの汚れが付着する可能性が高く、
火を用いるので防火性の高い壁材がおすすめです。
そもそも耐火基準をクリアしていないと営業許可が下りない可能性が高いです。
防火性の高い壁材で言うと、タイルや塗り壁・コンクリートなどがおすすめです。
タイルは防水性・防火性も高くいいのですが、難点としてはカビが生えやすいこと。
タイル同士の目地に防カビ処理を施すこともできますが、少し値段が張ります。
アクセントとして壁の一部などに使用するとオシャレになるので、
お客さん側から厨房が見えるデザインのお店は取り入れてみるといいでしょう。
◆美容院やエステサロンに適した床材
美容院やエステサロンの壁は、飲食店の壁に比べて汚れる頻度が少ないという特徴があります。
店内に食材を持ち込むことは基本的にありませんし、
耐久性や防水性、防火性を求める必要もあまりありません。
比較的どの壁を選んでも問題ありませんので、お店のコンセプトに沿った
清潔感ある壁材を選ぶと良いでしょう。
ただ、シャンプー台が設置してあるスペースの壁はやはり水やシャンプーはねが予想されます。
そのスペースだけ防水性のあるクロスやタイル、パネルなどを取り入れると更に良いです。
一部スペースの壁材を変えると、オシャレに見せることも出来るので一石二鳥です。
◆小売店に適した床材
小売店でもパン屋さんとアパレルショップでは内装も、用いるべき壁・床材も異なります。
調理をするような小売店ならば、飲食店のキッチンに準じたものを選ぶ必要があります。
調理は行わなくても、飲食物を提供してイートインスペースを設けるならば
ある程度飲食店と同じような機能が求められると思ってください。
アパレルショップや雑貨店など食材が関わらないようなお店ならば、
美容院やエステサロンと同様にある程度選択に自由がききます。
比較的安価でデザインも豊富にあるクロス類が用いられていることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
壁材には思っている以上に種類が沢山あり、デメリット・メリットもそれぞれあります。
自分のお店のコンセプトに合致した、機能性のある壁材を選んでくださいね。