2024.02.26
店舗経営は最高の仕事?【店舗の開業なら塊】
B to B企業 と B to C企業
こんにちは、株式会社塊です。
世の中にはたくさんの仕事が存在しますが、今日は仕事を大きくざっくり2種類に分けて考えてみたいと思います。
その2種類とは、
①B to B
②B to C
というものです。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
まず、簡単な説明からしたいと思います。
①B to B
B to BとはBusiness to Businessの略で、企業間取引のことを指します。
代表的な業種だと製造業です。製造業会社は製品を製造し、それらを小売業者や卸売業者に販売します。
そしてそれら小売業者や卸売業者の手によって消費者に販売されていくというのが一般的なモデルになります。
②B to C
こちらはBusiness to Customerの略で、企業(法人)から消費者に向けての取引のことを指します。
代表的な業種は飲食業や小売業、サービス業です。
こちらは言わずもがな、私たちが日々接客を受けているお店や宿泊施設などのことです。
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一つの業種をとっても、その中にはどちらの形態の企業も存在します。また、一つの会社を見たときに、どちらも行っている会社もあります。
弊社のような建設業を例にとりましょう。
工務店や総合建築会社と呼ばれる建設会社は①と②のどちらの形態も行っています。
例えばお客さんからリフォームの相談があったとしましょう。
お客さんとの金銭やサービスの流れは企業対消費者間のやり取りなのでB to Cになります。
その工事内容の内、いくつかの工事は協力会社1と2に外注しました。そして施工完了後に協力会社1と2に働いてもらった分の支払いをします。
この金銭と工事の流れは企業者間のやり取りなのでB to Bになりますね。
このようにこの業種だからB to Bだ、B to Cだと言えるわけではなく、仕事一つとってもこのように形態は複雑に入り組んでいるものです。
全くB to Cが行われない企業がある中で、B to Cの代表格と呼べるものが「店舗経営」になります。
小売店や美容・エステサロン、飲食店…店舗の経営にはお客さん(一般消費者)との交流が欠かせません。
そんなB to C形態をとる店舗経営の良いところは何と言ってもお客さんが喜んでいる姿をダイレクトに見れることだと言ってよいでしょう。
B to C企業の強み
B to B、B to C企業それぞれにメリットデメリットは勿論存在します。
しかし、ここをご覧の皆さんは店舗経営を考えている方が多いかと思いますので、B to C企業(法人)についてもう少し掘り下げてみます。
まずB to C企業のデメリットとして挙げられるのは取引額が少額になりがちであるということ。
対企業の取引と比べ、一般消費者一人一人を相手にするB to C形態ではその額が少額になりがちです。
また、取引数が多いため煩雑であったりヒューマンリソースが多く必要であったり、ヒューマンエラーの頻度が高いということも挙げられるでしょう。
反対にメリットとして挙げられるのは顧客ニーズをつかみやすい、市場拡大がしやすい、一つの取引にかかる時間が短い、ということが挙げられます。
最終消費者を常に相手にして商売を行うので、B to B企業などに比べると生の声を聴く会が多く、ニーズがつかみやすく対応も迅速に行うことが出来ます。このようにニーズを容易に掴め、かつ分母が多いことから市場拡大も行いやすいでしょう。
飲食店滞在の平均時間は2時間ほどでしょうか。雑貨店で小物を購入するに至るまでは30分~1時間ほどでしょう。このように一つの取引にかかる時間が圧倒的に短いため、数を多くこなすことが可能です。
なによりB to C企業が良いのは、前章でも書いたように「お客さんの笑顔が見られること」。
本を印刷し続けても、その印刷技術が凄いものであっても、手に取ったお客さんの反応を見ることが出来るのは本屋さんの店員のみです。
商品開発に邁進しこれ以上はないという出来の美味しいお菓子を作っても、それを手に取った時の反応を知るのはスーパーやコンビニの店員さんだけです。
長年頭を悩ませながら新薬を開発しても、投薬して治った患者さんに感謝されるのはお医者さんですよね。
このように、”自分の成果が報われている感”がB to C企業だとどうしても薄くなりがちです。
しかしその点B to B企業であれば、喜んでいる姿、楽しんでいる姿を直接見ることが出来て、さらに感謝されりこともあるのです。
これほどお客さんと関われてやりがいがある仕事はないと思うのです。ですから私たちは店舗開業を志す方を応援したいのです!