2025.07.23

キッチンカーの始め方【店舗の開業なら塊】

キッチンカーVS実店舗

こんにちは。

株式会社塊です。

 

近年注目を浴びている飲食店の業態の一つに「キッチンカー」があります。

営業場所や時間を定めることなく、日本全国どこでも行くことができ、好きな時間に営業することが出来ます。

また、開業資金も安く抑えることが出来るので、今人気の開業形態になっています。

しかし、実店舗に比べて認知をしてもらうのが難しかったり、集客が難しいというデメリットもあります。

どちらが初心者の飲食店開業に向いた形態なのか、詳しく見てみましょう。

 

キッチンカー実店舗
開業費用安い比較的高い
営業時間自由固定
開業場所自由固定
経費安い比較的高い
提供物自由度が低い自由度が高い
開業までの期間短い長い

 

それぞれ長所・短所がありますね。

キッチンカーは開業費用が安く、開業までの期間も短く、

営業場所や営業時間が自由で、運営にかかる経費を抑えることもできます。

しかし一方で、仕込み場所や販売場所の狭さから提供物が限られる、衛生管理が難しいといったデメリットがあります。

また、夏場は車内の温度が極端に上がるため営業が大変です。雨や雪、極端な寒さや暑さのもとでは集客が難しいなどの天候に左右されることも多く、

また、県を跨いで営業する場合、各地で営業許可証を得なければならないので手間がかかります。

販売を許可されている場所にも限りがあり、その場所はしばしば争奪戦になることも。

簡単に始められる分、ライバルが多くなりがちなのも忘れてはいけません。

 

ただ、費用や期間のメリットは勿論、開業してからも試行錯誤が出来たり、経費を抑えることができたりなど、開業リスクが低いのは事実です。

どのようにキッチンカーを開業したらいいのか流れをみてみましょう。

 

How To スタート キッチンカー

キッチンカー開業までの流れを見てみましょう。

 

①事業計画書の作成

これはどの開業形態でも共通して行うことですね。

コンセプトや提供物・サービス、かかる費用、売上予測などを立てましょう。

この計画書を基に必要ならば融資を受ける準備をしてください。

 

②キッチンカーを探す

いまは、中古のキッチンカーも多く販売されておりこちらを使用するのも手です。

また、リースなどを行っている会社もあるのでそちらも検討してみるといいでしょう。

新品のキッチンカーを購入すると300万円-600万円が相場になります。

そこに厨房機器などの内装設備工事費、外装の装飾費などがかかることになります

ですが、実店舗の内装工事費用を考えたら大分安く抑えることができます。

 

②出店場所の確保

自由に移動して販売できるとは言え、拠点を決めるのも大事です。

拠点を一つ定め、時にはイベントやお祭りに出店するというスタイルが一番オーソドックスで無駄がなく、おすすめです。

特に拠点地にはビジネス街がおすすめです。

拠点を決めたら土地の所有者に交渉してみましょう。

キッチンカー車内は狭いので、必要に応じて仕込み場所の確保も行ってください。

 

③営業許可証の取得

提供内容や資金、キッチンカーがそろい、拠点も決まったら営業許可証を取得します。

拠点となる地域の管轄保健所に申請して取得します。

地方自治体ページに案内がありますのでそちらを確認してみましょう。

各自治体によって販売可能地域があり、仕込み場所の基準なども設定されているのでしっかりと確認してください。

 

④開業

営業許可証を取得したら、いざ開業です!

キッチンカーは実店舗よりも集客・マーケティングが大変な傾向にあるので、ここからが本番です。

広告やSNSアカウントの開設、HPの開設やグルメサイトの掲載などを行っていきましょう。

ファンがつくと、SNSで出店日と出店場所を勝手に探して来場してくれるので、こうなってしまえば楽です。

 

まとめ

いかがでしたか。

開業の流れを見ても、実店舗よりも大分工程が少ないことがお分かりだと思います。

デメリットも多々ありますが、何より魅力的な開業のしやすさ。

キッチンカーという選択肢を考えてみるのはいかがでしょうか。

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