2025.05.20
飲食店でよく使う業界用語を学ぼう【店舗の開業なら塊】

飲食店で使う業界用語10選
こんにちは。
株式会社塊です。
「ザギンでチャンネーとシースー」
…少し古く感じますが、主に昭和時にTV業界で使用されていたとされる業界用語です。
TV業界では、単語の前後を入れ替えることが多かったらしく、その風習は薄れてはいるものの、今でも残っているようですよ。
芸能・マスコミという業界上、意味を分かりにくくして悟られにくいようにしていたのかもしれません。
このように、それぞれの業界にはそれぞれの業界用語というものがあります。
飲食店にも飲食店特有の業界用語があるので、今日はそちらを紹介したいと思います。
これらは知っておかないと業務に支障をきたす場合もあるので、ぜひ覚えて下さい。
(1)グリーストラップ
主に厨房の床下に設置される設備のこと。
厨房からの排水に含まれる油脂や生ゴミなどの異物を分離し、下水に流れる前に取り除くための装置のこと。

グリーストラップで出るごみは産業廃棄物にあたるので、そのまま捨てないように注意してください。
(2)坊主
お客さんが一人もいないこと。
「坊主=もう、毛がない=儲けがない」からきているという説が有力です。
(3)ノーゲス
ノーゲスト(No guest)の略称。お客さんが一人もいないこと。
坊主と同じ意味。
(4)ノーショウ
No show、つまり座席や料理などの予約をしていたお客さんが現われないこと。
(5)アイス
飲食店では「氷」の意味で使用します。
(6)アイドルタイム
⇔ピークタイム
お客さんが少なく暇な時間帯を指します。
(7)カスター
爪楊枝や調味料等を入れる容器のこと。各テーブルに設置したりします。
「カスターの補充よろしく」などの声掛けに使用します。
(8)ダスター
テーブルを拭く布巾のこと。
(9)バッシング
お客さんが使用した、テーブルやカウンター上のお皿やゴミなどを片付けること。
「中間バッシング」は食事中にお皿などを下げることを言います。
(10)カトラリー
スプーンやフォーク、ナイフなどの、食事をするためにテーブル上で使用する食器のこと。
まとめ
いかがでしたか?
意外に知らなかった単語もあるかと思います。
わざわざ業界用語を用いる必要はありませんが、
スタッフや業者とのコミュニケーションを円滑に行うために、ある程度の用語は知っておくと良いでしょう。